【8月11日 米国株式市場】
ダウ 35,281 +0.30%
S&P500 4,464 ‐0.11%
ナスダック 13,644 ‐0.68%
ダウは上昇。S&P500とNasdaqが下落。
米卸売物価指数(PPI)の発表後、米国債利回りが上昇。
金利上昇に敏感な大型グロース株が下落しました。
ラッセル2000は+0.13%と上昇
VXUS(全世界株式除く米)や‐0.78%ち下げました。
米10年債利回りは4.166%。+0.081と上昇。
米2年債利回りは4.88%まで上昇しました。
VIX指数は14.84。‐1.01と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 144.96 +0.16%
NY原油 83.04 +0.27%
NY金 1,912 ‐0.11%
ドル円は144円台後半。
原油は小幅に上昇。金は小幅に下落。
ビットコインは29,377ドル。‐0.16%と下落しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
エネルギー +1.56%
ヘルスケア +0.87%
公益 +0.52%
金融 +0.21%
生活必需品 +0.19%
不動産 +0.19%
資本財 +0.11%
素材 ‐0.27%
一般消費財 ‐0.28%
通信 ‐0.48%
情報技術 ‐0.88%
グロース系のセクターが下落する一方、生活必需品や公益などディフェンシブなセクターは上昇。
エネルギーセクターは、OPECプラスによる供給削減によって、年内に石油在庫が減少し石油価格が一段と上昇する可能性があるとの見方を示したことを背景に1.6%上昇。
JPモルガン・チェースは11日、北海ブレント原油が9月までに1バレル=90ドルに達する可能性があるとのレポートを公開しました。
【スタイルボックス】
大中型グロース株が下落する一方で、バリュー株は上昇しました。
【個別株】
【米卸売物価指数(PPI)】
7月のPPI(最終需要向け財・サービス)は前月比で予想0.2%に対し0.3%上昇、前年比では0.7%上昇に対し0.7%と上昇となりました。
市場は、9月のFOMCでの利上げ停止を織り込んでいますが、その確率はPPI発表前の90%から88.5%にやや低下しました。
金融市場では、予想を上回る米卸売物価指数(PPI)を受けて米債利回りが上昇。金利に敏感な大型グロース株が下落しました。
とはいえ、慌てる程動いていませんし、9月のFOMCまでもう一度各経済指標の発表があるため、現段階で何かを決めつけたり、特段特別なことをする必要はあまり感じません。
PPIに反して、米ミシガン大学が発表した8月の消費者調査(速報値)では、1年先のインフレ期待は市場予想に反して前月の3.4%から3.3%に低下。5-10年先のインフレ期待3%から2.9%に低下しました。
【まとめ】
週間ではダウが+0.6%と上昇。
一方で、大型グロース株の下落を受けて、S&P500は‐0.3%、Nasdaqは‐1.9%と2週連続の下落となりました。
とはいえ、週間でも、一日でも、0.数%から2%程度株価が下げることはよくあることなので、特に騒いだり、慌てることはないでしょう。
フィラデルフィア半導体(SOX)指数は2.3%下落。4日続落となり週間では5%下落しました。
AIや半導体は重要なテーマですが、直近のリターンや話題に乗って投資をする前に、その高い期待を織り込み、高くなっているバリュエーションを正当化できるか、期待「以上」に成長できるかをよく考えることが大切です。
私は市場のどこにギャップがあるのか。どの企業が予想を上回るのかがわからないので、インデックスファンドを通じて、株式市場を丸抱えし、リスクとコストを抑えつつ、各企業の成長に投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。
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ダウ 35,281 +0.30%
S&P500 4,464 ‐0.11%
ナスダック 13,644 ‐0.68%
ダウは上昇。S&P500とNasdaqが下落。
米卸売物価指数(PPI)の発表後、米国債利回りが上昇。
金利上昇に敏感な大型グロース株が下落しました。
ラッセル2000は+0.13%と上昇
VXUS(全世界株式除く米)や‐0.78%ち下げました。
米10年債利回りは4.166%。+0.081と上昇。
米2年債利回りは4.88%まで上昇しました。
VIX指数は14.84。‐1.01と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 144.96 +0.16%
NY原油 83.04 +0.27%
NY金 1,912 ‐0.11%
ドル円は144円台後半。
原油は小幅に上昇。金は小幅に下落。
ビットコインは29,377ドル。‐0.16%と下落しました。
【S&P500マップ】
テスラ、メタ、マイクロソフトなど大型グロース株が下落。
半導体のエヌビディアは4日続落し、この4日の下げ幅を約10%に広げました。
初心者の方にとっては、株価は話題やストーリー、企業の成長だけではなく、金利やバリュエーションの影響を受けるということのよい復習になったのではないでしょうか。
半導体のエヌビディアは4日続落し、この4日の下げ幅を約10%に広げました。
初心者の方にとっては、株価は話題やストーリー、企業の成長だけではなく、金利やバリュエーションの影響を受けるということのよい復習になったのではないでしょうか。
【セクター】
エネルギー +1.56%
ヘルスケア +0.87%
公益 +0.52%
金融 +0.21%
生活必需品 +0.19%
不動産 +0.19%
資本財 +0.11%
素材 ‐0.27%
一般消費財 ‐0.28%
通信 ‐0.48%
情報技術 ‐0.88%
グロース系のセクターが下落する一方、生活必需品や公益などディフェンシブなセクターは上昇。
エネルギーセクターは、OPECプラスによる供給削減によって、年内に石油在庫が減少し石油価格が一段と上昇する可能性があるとの見方を示したことを背景に1.6%上昇。
JPモルガン・チェースは11日、北海ブレント原油が9月までに1バレル=90ドルに達する可能性があるとのレポートを公開しました。
【スタイルボックス】
大中型グロース株が下落する一方で、バリュー株は上昇しました。
【個別株】
バフェットも投資をする米石油・ガス大手オキシデンタル・ペトロリアムは+3.3%。子会社が米政府から二酸化炭素回収に関する助成金を獲得しました。
【米卸売物価指数(PPI)】
7月のPPI(最終需要向け財・サービス)は前月比で予想0.2%に対し0.3%上昇、前年比では0.7%上昇に対し0.7%と上昇となりました。
市場は、9月のFOMCでの利上げ停止を織り込んでいますが、その確率はPPI発表前の90%から88.5%にやや低下しました。
金融市場では、予想を上回る米卸売物価指数(PPI)を受けて米債利回りが上昇。金利に敏感な大型グロース株が下落しました。
とはいえ、慌てる程動いていませんし、9月のFOMCまでもう一度各経済指標の発表があるため、現段階で何かを決めつけたり、特段特別なことをする必要はあまり感じません。
PPIに反して、米ミシガン大学が発表した8月の消費者調査(速報値)では、1年先のインフレ期待は市場予想に反して前月の3.4%から3.3%に低下。5-10年先のインフレ期待3%から2.9%に低下しました。
【まとめ】
週間ではダウが+0.6%と上昇。
一方で、大型グロース株の下落を受けて、S&P500は‐0.3%、Nasdaqは‐1.9%と2週連続の下落となりました。
とはいえ、週間でも、一日でも、0.数%から2%程度株価が下げることはよくあることなので、特に騒いだり、慌てることはないでしょう。
フィラデルフィア半導体(SOX)指数は2.3%下落。4日続落となり週間では5%下落しました。
AIや半導体は重要なテーマですが、直近のリターンや話題に乗って投資をする前に、その高い期待を織り込み、高くなっているバリュエーションを正当化できるか、期待「以上」に成長できるかをよく考えることが大切です。
私は市場のどこにギャップがあるのか。どの企業が予想を上回るのかがわからないので、インデックスファンドを通じて、株式市場を丸抱えし、リスクとコストを抑えつつ、各企業の成長に投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
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