【6月6日 米国株式市場】
ダウ 33,573 +0.03%
S&P500 4,283 +0.24%
ナスダック 13,276 +0.36%
米国株式市場が上昇。
ここ数日売られていた金融株などが買われました。
KBW地銀指数は+5.4%と大きく上昇しました。
ラッセル2000は+2.69%と大きく上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.84%と上昇しました。
米10年債利回りは3.677%。‐0.016と低下しました。
VIX指数は13.96。‐0.77と大きく低下。
【為替・コモディティー】
ドル円 139.66 +0.09%
NY原油 71.45 ‐0.97%
NY金 1,963 +0.26%
ドル円は139円台中盤。
サウジの原油減産を受け上昇していた原油ですが4日ぶりに下落しました。
ビットコインは+5.09%と大きく上昇しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
金融 +1.33%
一般消費財 +0.99%
エネルギー +0.69%
不動産 +0.66%
素材 +0.65%
資本財 +0.60%
通信 +0.48%
公益 ‐0.06%
情報技術 ‐0.12%
生活必需品 ‐0.47%
ヘルスケア ‐0.88%
7セクターが上昇。
金融株や景気敏感株が上昇しました。
【スタイルボックス】
大型コアを除く全てのカテゴリーが上昇。
特に中小型株が上昇しました。
【個別株】
【世界連銀は景気後退を予想】
世界銀行は最新の世界経済見通しで2024年の世界成長率見通しを2.4%と1月時点での2.7%から下方修正しました。急激な利上げで活動が打撃を受け、低所得国の脆弱性が表面化するとのこと。
一方、23年については最近のモメンタムの強まりを背景に2.1%と、従来予想1.7%から上方修正。
年初から予想を上回る底堅さを見せたとしつつ、金融引き締めと、パンデミックに伴う根強い悪影響、ロシアのウクライナ侵攻が相まって長期的な低迷に向かうと予想しています。
ブルームバーグ
ただ、的中率や株価との連動性を考えるとあまり気にしなくてよいと思います。
【ゴールドマンサックスの予想】
ゴールドマンサックスは債務上限での決着を受けて、米経済が向こう12カ月以内にリセッション(景気後退)に陥る確率の予想を25%に引き下げました。
シリコンバレー銀行破綻後の3月中旬に景気後退確率を35%に引き上げていました。
一方で、FRBのドットプロットどおり米利上げは終わっていないと見ており、7月にさらに0.25ポイントの利上げをし、FF金利のターミナルレート(最終到達地点)は、5.25~5.5%になると予想しています。
これは金融市場全体の予想と大体一致していますね。
【まとめ】
先週はAI関連の期待を背景に半導体やハイテク株に上昇が集中していましたが、今日は金融株や景気敏感株など幅広い銘柄が上昇しました。
S&P500は昨年の10月の底値から約20%ほど上昇し強気相場入りに近づいています。
一方で、人工知能(AI)を巡る過剰な期待で上昇を急ぎすぎたとの見方や、もう一段利上げがあるとの見方など慎重な声も複数聞かれます。
日本人視点で見れば為替の問題もありますね。
SNSなどでは、ちょっと下落した時に聞かれる「暴落」や「オワコン」発言同様に、ちょっとした上昇を受けて「バブルだ」発言も目に付くようになりました。
個人的には、昨年10月の下落も年初からの上昇も、公正価格の範囲内で動いており、所謂かつての歴史的なバブルや暴落とは程遠いもののように思います。
そういう声に惑わされたり、この程度の普通に起こりうるボラティリティーにイチイチ過剰に騒がないことが大切だと思います。
市場は、来週に予定されている5月消費者物価指数(CPI)発表や6月のFOMCの結果待ちという雰囲気が漂っています。
結果はどうなるかわかりませんが、長い投資人生の中の一通過点であり、来週無事通過しても、どうせ6週間後の7月のFOMCでまた利上げかどうか騒ぐことになると思われるので(笑)
あまり目先の経済指標やFOMCの結果、SNSなどに振り回されることなく投資を続けていくことが大切だと思います。
私は減価償却についてよく勉強したいと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。
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ダウ 33,573 +0.03%
S&P500 4,283 +0.24%
ナスダック 13,276 +0.36%
米国株式市場が上昇。
ここ数日売られていた金融株などが買われました。
KBW地銀指数は+5.4%と大きく上昇しました。
ラッセル2000は+2.69%と大きく上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.84%と上昇しました。
米10年債利回りは3.677%。‐0.016と低下しました。
VIX指数は13.96。‐0.77と大きく低下。
【為替・コモディティー】
ドル円 139.66 +0.09%
NY原油 71.45 ‐0.97%
NY金 1,963 +0.26%
ドル円は139円台中盤。
サウジの原油減産を受け上昇していた原油ですが4日ぶりに下落しました。
ビットコインは+5.09%と大きく上昇しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
金融 +1.33%
一般消費財 +0.99%
エネルギー +0.69%
不動産 +0.66%
素材 +0.65%
資本財 +0.60%
通信 +0.48%
公益 ‐0.06%
情報技術 ‐0.12%
生活必需品 ‐0.47%
ヘルスケア ‐0.88%
7セクターが上昇。
金融株や景気敏感株が上昇しました。
【スタイルボックス】
大型コアを除く全てのカテゴリーが上昇。
特に中小型株が上昇しました。
【個別株】
〇コインベース ‐12.09%。
米証券取引委員会が何年にもわたって証券規則に対する違反があったとし、不正に得た利益の放棄を義務づける命令を出すようにNY連邦裁判所に提訴しました。
【世界連銀は景気後退を予想】
世界銀行は最新の世界経済見通しで2024年の世界成長率見通しを2.4%と1月時点での2.7%から下方修正しました。急激な利上げで活動が打撃を受け、低所得国の脆弱性が表面化するとのこと。
一方、23年については最近のモメンタムの強まりを背景に2.1%と、従来予想1.7%から上方修正。
年初から予想を上回る底堅さを見せたとしつつ、金融引き締めと、パンデミックに伴う根強い悪影響、ロシアのウクライナ侵攻が相まって長期的な低迷に向かうと予想しています。
ブルームバーグ
ただ、的中率や株価との連動性を考えるとあまり気にしなくてよいと思います。
【ゴールドマンサックスの予想】
ゴールドマンサックスは債務上限での決着を受けて、米経済が向こう12カ月以内にリセッション(景気後退)に陥る確率の予想を25%に引き下げました。
シリコンバレー銀行破綻後の3月中旬に景気後退確率を35%に引き上げていました。
一方で、FRBのドットプロットどおり米利上げは終わっていないと見ており、7月にさらに0.25ポイントの利上げをし、FF金利のターミナルレート(最終到達地点)は、5.25~5.5%になると予想しています。
これは金融市場全体の予想と大体一致していますね。
FRBの副議長を務めたクラリダ氏も、米金融当局が今政策金利を再び引き上げると予想しています。
【まとめ】
先週はAI関連の期待を背景に半導体やハイテク株に上昇が集中していましたが、今日は金融株や景気敏感株など幅広い銘柄が上昇しました。
S&P500は昨年の10月の底値から約20%ほど上昇し強気相場入りに近づいています。
一方で、人工知能(AI)を巡る過剰な期待で上昇を急ぎすぎたとの見方や、もう一段利上げがあるとの見方など慎重な声も複数聞かれます。
日本人視点で見れば為替の問題もありますね。
SNSなどでは、ちょっと下落した時に聞かれる「暴落」や「オワコン」発言同様に、ちょっとした上昇を受けて「バブルだ」発言も目に付くようになりました。
個人的には、昨年10月の下落も年初からの上昇も、公正価格の範囲内で動いており、所謂かつての歴史的なバブルや暴落とは程遠いもののように思います。
そういう声に惑わされたり、この程度の普通に起こりうるボラティリティーにイチイチ過剰に騒がないことが大切だと思います。
市場は、来週に予定されている5月消費者物価指数(CPI)発表や6月のFOMCの結果待ちという雰囲気が漂っています。
結果はどうなるかわかりませんが、長い投資人生の中の一通過点であり、来週無事通過しても、どうせ6週間後の7月のFOMCでまた利上げかどうか騒ぐことになると思われるので(笑)
あまり目先の経済指標やFOMCの結果、SNSなどに振り回されることなく投資を続けていくことが大切だと思います。
私は減価償却についてよく勉強したいと思います。
いつもありがとうございます。
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