【5月12日 米国株式市場】
ダウ 33,286 ‐0.42%
S&P500 4,192 +0.02%
ナスダック 12,720 +0.50%
米主要株価指数はまちまち。
ダウは下落。S&P500はほぼ横ばい、ナスダックは上昇し52週高値を更新しました。
米国債のデフォルトを回避するための重要な会議を控える中、全体的に小幅な動きとなりました。
ラッセル2000は+1.22%と上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.30%と上昇しました。
米10年債利回りは3.721%。+0.031と上昇。
VIX指数は17.20。+0.39と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 138.51 +0.41%
NY原油 71.81 +0.36%
NY金 1,980 +0.09%
ドル円は138円台中盤。
原油や金も小幅な動きにとどまりました。
ビットコインは26,849ドル。+0.36%と上昇しました。
【S&P500マップ】

【セクター】
通信 +1.16%
不動産 +0.66%
金融 +0.23%
情報技術 +0.13%
ヘルスケア +0.04%
公益 +0.03%
資本財 +0.00%
一般消費財 ‐0.37%
エネルギー ‐0.39%
素材 ‐0.55%
生活必需品 ‐1.47%
11セクター中7セクターが上昇。
メタやGoogleに牽引された通信セクターが大きく上昇。
生活必需品が最も下げました。
【スタイルボックス】

大型バリューとコアがやや下落。
それ以外が上昇。特に小型株が上昇しました。
【個別株】
〇マイクロン・テクノロジー(MU)‐2.85%
中国は国内で販売されているマイクロンテクノロジー社の製品に比較的深刻なサイバーセキュリティー上のリスクが見つかったとして、主要な情報インフラ機関に対して同社製品を購入しないよう警告。
その他半導体株も圧力を受け売られました。
〇ファイザー(PFE)+5.38%
ファイザーの治験薬が糖尿病患者の体重減少に貢献したことが明らかとなりました。
〇パックウェスト・バンコープ +19.55%
地銀株に対する注目が続く中、パックウェスト・バンコープは、元本が約26億ドル残っている不動産建設ローンのポートフォリオをケネディ・ウィルソンに売却することに合意。株価は19.5%上昇しました。
【FRB関係者の発言】
〇セントルイス連銀のブラード総裁
「インフレ沈静化のために連邦公開市場委員会(FOMC)は、今年あと2回利上げを余儀なくされるだろう」と発言。このタカ派発言で、米国債売り・ドル買いが進みました。
同総裁はFRBメンバーの中でも最もタカ派として知られています。
〇ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁
「今の段階では、6月会合での追加利上げもしくは利上げ見送りのどちらも判断が際どく、五分五分だ。重要なのは、われわれの作業は終了したと示唆しないことだと考える」と発言
【まとめ】
米国株式市場は昨年8月以来の高値に近い水準にあるものの、いくつかの懸念材料が重しとなり、数週間にわたってほとんど狭いレンジ内にとどまっています。
目先の最大のリスクは、米国のデフォルトの可能性で、早ければ6月1日にも発生する可能性があります。
今日もバイデン大統領と共和党のマッカーシー下院議長による債務上限問題を巡る協議をにらみ、大きな取引は手控えられました。
バイデン大統領とマッカーシー下院議長は、日本時間23日午前6時半から債務上限を巡る協議に入る予定です。議会がさらなる借金を許可しない限り、米政府は支払いに必要な資金を使い果たし、デフォルトする可能性があります。
政治的なパフォーマンスとする見方が多いものの、期限が迫る中、万が一のリスクが懸念されています。
しかし、そのボラティリティが実際に、ある時点でのリターンの低下または増加に現れるかどうかは、実際には投資家の制御下になく、予測するのは非常に困難です
いつもありがとうございます。
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ダウ 33,286 ‐0.42%
S&P500 4,192 +0.02%
ナスダック 12,720 +0.50%
米主要株価指数はまちまち。
ダウは下落。S&P500はほぼ横ばい、ナスダックは上昇し52週高値を更新しました。
米国債のデフォルトを回避するための重要な会議を控える中、全体的に小幅な動きとなりました。
ラッセル2000は+1.22%と上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.30%と上昇しました。
米10年債利回りは3.721%。+0.031と上昇。
VIX指数は17.20。+0.39と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 138.51 +0.41%
NY原油 71.81 +0.36%
NY金 1,980 +0.09%
ドル円は138円台中盤。
原油や金も小幅な動きにとどまりました。
ビットコインは26,849ドル。+0.36%と上昇しました。
【S&P500マップ】

【セクター】
通信 +1.16%
不動産 +0.66%
金融 +0.23%
情報技術 +0.13%
ヘルスケア +0.04%
公益 +0.03%
資本財 +0.00%
一般消費財 ‐0.37%
エネルギー ‐0.39%
素材 ‐0.55%
生活必需品 ‐1.47%
11セクター中7セクターが上昇。
メタやGoogleに牽引された通信セクターが大きく上昇。
生活必需品が最も下げました。
【スタイルボックス】

大型バリューとコアがやや下落。
それ以外が上昇。特に小型株が上昇しました。
【個別株】
〇マイクロン・テクノロジー(MU)‐2.85%
中国は国内で販売されているマイクロンテクノロジー社の製品に比較的深刻なサイバーセキュリティー上のリスクが見つかったとして、主要な情報インフラ機関に対して同社製品を購入しないよう警告。
その他半導体株も圧力を受け売られました。
〇ファイザー(PFE)+5.38%
ファイザーの治験薬が糖尿病患者の体重減少に貢献したことが明らかとなりました。
〇パックウェスト・バンコープ +19.55%
地銀株に対する注目が続く中、パックウェスト・バンコープは、元本が約26億ドル残っている不動産建設ローンのポートフォリオをケネディ・ウィルソンに売却することに合意。株価は19.5%上昇しました。
【FRB関係者の発言】
〇セントルイス連銀のブラード総裁
「インフレ沈静化のために連邦公開市場委員会(FOMC)は、今年あと2回利上げを余儀なくされるだろう」と発言。このタカ派発言で、米国債売り・ドル買いが進みました。
同総裁はFRBメンバーの中でも最もタカ派として知られています。
〇ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁
「今の段階では、6月会合での追加利上げもしくは利上げ見送りのどちらも判断が際どく、五分五分だ。重要なのは、われわれの作業は終了したと示唆しないことだと考える」と発言
〇サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁
極めてデータに依存する必要がある。FRBが6月の会合でどのような決定を下すか発言するのは時期尚早という見解を示しました。
極めてデータに依存する必要がある。FRBが6月の会合でどのような決定を下すか発言するのは時期尚早という見解を示しました。
【まとめ】
米国株式市場は昨年8月以来の高値に近い水準にあるものの、いくつかの懸念材料が重しとなり、数週間にわたってほとんど狭いレンジ内にとどまっています。
目先の最大のリスクは、米国のデフォルトの可能性で、早ければ6月1日にも発生する可能性があります。
今日もバイデン大統領と共和党のマッカーシー下院議長による債務上限問題を巡る協議をにらみ、大きな取引は手控えられました。
バイデン大統領とマッカーシー下院議長は、日本時間23日午前6時半から債務上限を巡る協議に入る予定です。議会がさらなる借金を許可しない限り、米政府は支払いに必要な資金を使い果たし、デフォルトする可能性があります。
政治的なパフォーマンスとする見方が多いものの、期限が迫る中、万が一のリスクが懸念されています。
しかし、そのボラティリティが実際に、ある時点でのリターンの低下または増加に現れるかどうかは、実際には投資家の制御下になく、予測するのは非常に困難です
モルガンスタンレーのマイケル・ウィルソン等ストラテジストは、「AIは本物であり、インフレ対策に役立つ素晴らしい効率化をもたらすと思われるが、我々が今年予測するような深刻な業績後退を防ぐことはできないだろう」とレポートで指摘。
バンクオブアメリカの株式ストラテジスト、サビタ・スブラマニアンは、S&P500の今年の終値の目標を4,000から4,300に引き上げ「これは現在の水準からそう遠くないが、上位の巨大企業以外の銘柄が上昇の大半を占めるだろう」と指摘しています。
協議が素直にまとまるか、年末のS&P500の株価が4000~4300になるのか、FRBの金利曲線がどうなるか、わからないことだらけですが、私はS&P500に投資を続けていこうと思います。いつもありがとうございます。
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