【SBI・Vシリーズに新ファンド】
SBI・VOO(S&P500)や、SBI・VTI(全米株式)、SBI・VT(全米株式)で有名な、
バンガードのETFに投資をするだけの投信SBI・Vシリーズに
新しく5本のファンドが新規設定されることがわかりました。
あとSBI・i シェアーズ・シリーズも追加されましたね。
https://www.sbiglobalam.co.jp/release/pdf/prs230509_04.pdf
基本的には今までと同じ、バンガードのETFに投資をするだけの投信です。
〇SBI・V・米国増配株式 ⇒ VIG
〇SBI・V・先進国株式(除く米国)⇒ VEA
〇SBI・V・新興国株式 ⇒ VWO
〇SBI・V・米国小型株式 ⇒ VB
〇SBI・V・世界小型株式(除く米国) ⇒ VSS
コストは「信託報酬0.0638%(税抜0.058%)+元々のETFの経費率+(その他)」という低コストとなります。
ポイントとしては、それぞれのバンガードのETFに投資したいけど、
ドル転や外国勢控除などいろいろめんどくさい方に向いていETFです。
ポイントとしては、
まず、各中身のETFをよく見て、それに投資をしたいか、自分のPFに加えるべきかどうかをよく考えることが大切です。
例えば、米国増配株式に投資をしたい方ではれば、VIGは良い候補になります。個人的にはアクティブ(スマートベータ型)な指数に連動するETFの中ではVIGは大好きです。
が、米国連続増配株に投資をする手段としては、類似商品のトレーサーズS&P500配当貴族インデックスなどとよく比較するのがよいでしょう。
新興国に関しては楽天VWOと真っ向勝負になりますね。
日本人視点で見ると、意外と「VEA(米除く先進国)」は使いにくいのですが、
それ故「米除く先進国」という投信はいままでなかったので、すでにS&P500や米国株に集中投資をしている方で、米国以外の先進国に分散投資をしたい方にとっては良い選択肢となるでしょう。
米国小型株式(VB)と世界小型株式(除く米国)(VSS)は、小型型に投資をしたい方にとっては良い選択肢となりますが、
マニアックな話でいうと、S&P500やイーマクシススリム(オルカン)とは、指数プロバイダーの違いから、微妙に相性が悪かったりもします。
とはいえ、余程のことがない限りそこまでPFに影響を与える問題ではありませんが。
これはVXFの話ですが、この考え方の応用なのでマニアックな方は参考までに。「https://etfsp500.com/archives/30167029.html」
【まとめ】
まあ、以上のように中身のETFと類似商品をよく勉強し、投資判断をするのが良いと思います。
また、海外ETFに投資をするだけの投信は、第1期の隠れコストが高くなる傾向があります。
楽天バンガードシリーズなどもそうでした。(その後落ち着くイメージです)
なので、セオリー通り様子見をして、それから投資をしても遅くはないかと思います。
個人的には、好きなETFもあるものの、
最初のVシリーズ(VT、VTI、VOO、VYM)に比べると万人向けというよりは人を選ぶ5本だなあという印象を受けました。
もし、中身を勉強して、投資したい対象がある方はぜひ検討してみてください。
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