バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

2015年からバンガードS&P500ETF(VOO)に長期投資してます。毎日、米国株や海外ETFを中心に投資・資産形成に役立つ情報を発信中。NISAやiDeCOも継続中。

【4月26日 米国株式市場】

ダウ    33,301 ₋0.68%
S&P500     4,055 ₋0.38%
ナスダック 11,854 +0.47%

ダウとS&P500が下落。Nasdaqは上昇。

昨日速報でお伝えした通り、決算の良かったマイクロソフトが上昇。

Nasdaqや情報技術セクターを牽引。

ただ、全体としては経済や、銀行のリスクへの懸念によって売られました、

ラッセル2000は‐0.89%と下落。

VXUS(全世界株式除く米)は+0.13%と上昇しました。

米10年債利回りは3.445%。+0.047と上昇。

VIX指数は18.94.+0.08と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  133.66 ‐0.04%
NY原油  74.39 ‐3.48%
NY金   1,986 ‐0.37%

ドル円は133円台中盤。原油は3%以上下落。

EIAのデータによると、米原油在庫は予想150万バレル減を上回る、約510万バレル減の4億6090万バレルとなりましたが材料視されず。景気後退懸念が重しとなりました。

ビットコインは28,386ドル。+0.24%と上昇しました。


【S&P500マップ】
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【セクター】

情報技術  +1.73%
一般消費財 ‐0.38%
通信    ‐0.62%
生活必需品 ‐0.74%
不動産   ‐0.82%
金融    ‐0.96%
素材    ‐1.18%
エネルギー ‐1.28%
ヘルスヘア ‐1.41%
資本財   ‐1.87%
公益    ‐2.36%

情報技術以外の10セクターが下落しました。

【スタイルボックス】

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サイズとスタイル別にみると、大型グロース株が上昇。

その他のカテゴリーは下落しました。

【個別株】

〇メタ 時間外で10%以上上昇。

メタが引け後に決算を発表。EPS、売上ともに予想を上回りました。同社の売上の大部分を占める広告収入が好調。ガイダンスも予想を上回り、デジタル広告回復の兆しが示唆されました。

ザッカーバーグCEOは「効率化の年」と名言。コストを削減しながらより迅速に動くことに取り組んでいるとのこと。この点はアルファベットも同様ですね。

〇売上高 286.5億ドル 予想276.7億ドル
〇1株利益(調整後) 2.20ドル 予想2.01ドル

〇広告収入 281.0億ドル 予想267.6億ドル
・営業利益率 25%(予想 23.6%)
・月間アクティブユーザー 29.9億人(予想 30.0億人)
・広告インプレッション数 +26%(予想 +13.8%)
・平均広告単価:₋17% 予想 ‐14.7%

〇第2四半期見通し
 売上高 295~320億ドル(予想 295億ドル)
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【銀行を巡る懸念】

ファースト・リパブリック・バンクは30%安と続落。 米国の銀行規制当局が非公開評価引き下げを検討していることが報道されました(ブルームバーグ)。

FRBの緊急貸出制度や、新設された「バンク・ターム・ファンディング・プログラム」の利用が制限される可能性があるとのこと。

FRBやFDICはコメントを控えています。

米銀行の問題に関しては、FRBはシリコンバレー銀行(SVB)の監督に関する見直しを日本時間29日午前0時に公表すると発表。

FDICも5月1日までに、SVBに対する監督の詳細と預金保険制度の概要を記した報告書を発表する予定しており、追加の情報が待たれています。


【米国株の時間外取引したい方へ】

昨日速報をお伝えした通り、マイクロソフトが予想を上回る決算を発表し7.2%上昇。現在はメタが時間外で10%上昇しています。

ちなみに、米国株の時間外取引は大手ネット証券ではマネックス証券のみが対応しています。

本日終了ですが、モッピー経由でマネックス証券の「新規口座開設+1取引(100円投信でOK)」すると、13,000円相当のポイントが貰えるキャンペーン実施中。

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【まとめ】

さて、米国株式市場ですが、米国株式市場は3月後半に3週連続の上昇を見せ持ち直したものの、未だ2022年1月につけた最高値を10%下回る水準となっています。

今の米国市場を一言で言うと、①決算の結果を消化しつつ、②全体としては再燃した米銀行のリスクと③景気後退の懸念、そして④FRBの将来の金利の軌道に注目が集まっています。

この大きく4つの問題が入り今は全体としては②(個別株では①)が強めですが、経済指標やFOMC次第ではまた③と④が表に出てくると思われます。

いろいろな懸念や警戒から2日続落しましたが、それで割安かといわれるとそういうわけでもありません。

ファクトセットによると、向こう1年の収益予想に対するS&P500のPERは約18.3倍。22年1月の21.6倍からは下がったものの、2019年からの5年平均である16.9倍よりは高い水準にあります。

更に130円台の為替が、今後予想されている米国の利下げにより、将来的には120円台へと戻ってくる可能性もあります。

つまり、バブルではないものの、公正価格に近い水準で、割安ともいえず、為替も考えるとなかなか目先の下落に喜んで飛びつきづらい状況にあるわけです。

もちろん、将来はわかりませんし、投資タイミングもわかりませんが、油断して目先の下落に飛びついたり、自分にとって都合のいいストーリーばかり信じたりしないよう気をつけましょう。

やはり基本は自身の許容できる範囲内で投資をすること、そして自身のコントロールできることに注力することが大切です。

私は将来より多くの金額を投資できるように、今日一日頑張っていきたいと思います。

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