【2022年度の資金流入額】
日経新聞に、タイトルそのまま
「2022年度の資金流入額、三菱UFJ国際がトップ」という記事がありました。
早速ですが、
2022年度(22年4月〜23年3月)の1年間の資金流入額ランキングを見てみましょう。

三菱UFJ国際の躍進の理由について日経新聞は以下のように報じています。
資金流入の原動力は、低コストのインデックス型「eMAXIS Slim」シリーズだ。
「米国株式(S&P500)」の同期間の資金流入額は7312億円、
「全世界株式(オール・カントリー)」は4618億円。
個別のETFを除く追加型株式投信全体の資金流入額で1位と2位を占め、
同3位の「楽天・全米株式インデックス・ファンド<愛称:楽天・VTI>」の2879億円に大きく差をつけた。
・・・知ってた(笑)
三菱UFJ国際と言えば、他社に対抗してコストを引き下げることで、個人投資家の支持を大きく集めた「eMAXIS Slim」ですね。もはや同社の代名詞ともいえるでしょう。
すでにスケールメリットも発揮しつつあり安心感も増しています。ただ、あまり利益に同社の寄与していないようですが。
ファンド単位で見れば、投資の基本、王道とも言える、幅広く優良市場全体に低コストで分散投資ができるインデックスファンドが資金流入のトップ3を独占。
一方で、同じくレバナスや毎月分配型投信などで、一部個人投資家の支持を集めていた、3位の大和アセットマネジメントの残高は2418億円減少。
分配金の支払いを含む運用による減額分が大きかったとしています。
トップ10の中で減らしたのが2社だけというのも興味深い点ですね。
【三菱UFJ】
三菱UFJがこのままトップを独走と思いきや、
先日アセットマネジメントOneが「たわらノーロード」の一部ファンドの信託報酬の引き下げで
日興アセットマネジメントが「Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)」で、
それぞれ三菱UFJと「eMAXIS Slim」の牙城を崩さんと戦いを挑んでいきました。
日興アセットマネジメントは、、トレーサーズオルカンのPRページを立ち上げて気合満々です。
参考「https://www.nikkoam.com/sp/tracers/allcountry」
小手先のマーケティングではなく、健全な企業努力のもと、
健全な競争により、より良い運用、より低コスト、そして長期間安心して投資ができる、
個人投資家にとって「真に」良い商品が生まれたり、
今ある商品がよりよいものに磨き上げられてくれればいいなと思う今日この頃です。
それにしてもファンドの数多すぎですね(笑)
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