【3月28日 米国株式市場】
ダウ 32,432 +0.60%
S&P500 3,977 +0.16%
ナスダック 11,768 ₋0.47%
ダウとS&P500は上昇。
大型グロース株の下落を受けてナスダックは下げました。
ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズがシリコンバレー(SVB)銀行の買収(ロイター)が、銀行株に対する懸念や、投資家心理を好転させました。
ラッセル2000は+1.08%と上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.52%と上昇しました。
米10年債利回りは3.539%。+0.161と上昇。
VIX指数は20.60。‐1.14と低下。
【為替・コモディティー】
ドル円 131.55 +0.61%
NY原油 72.89 +5.24%
NY金 1,956 ₋1.28%
ドル円は+0.61%と上昇。
イラクのクルド人自治区からの原油輸出が一部停止されたことや、銀行危機を巡る懸念が和らいだことを受け、原油が大きく上昇しました。
ビットコインは27,129ドル。‐3.09%と下げました。
【S&P500マップ】

【セクター】
エネルギー +2.10%
金融 +1.40%
資本財 +0.82%
ヘルスケア +0.74%
生活必需品 +0.54%
ヘルスケア +0.41%
一般消費財 +0.18%
公益 +0.12%
不動産 ‐0.35%
情報技術 ‐0.85%
通信 ‐1.09%
全11セクター中8セクターが上昇。
ここ最近下げていたエネルギーや金融が上昇。
反対に上昇していた情報技術や通信が売られました。
【スタイルボックス】

サイズスタイル別にみると大型グロース株が下落。
バリュー株や中小型株が大きく上昇しました。
【個別株】
〇ファースト・シチズンズ<FCNCA>+53.74%
破綻したSVBの買収で合意しました。
〇カーニバル<CCL>‐4.77%
決算を受けて下落。予約は好調な見通しですが、経費の増加により、第2四半期および通期のEBITDAの見通しが予想を下回りました。
〇ロク<ROKU>+4.70%
アナリストが投資判断を「買い」に。目標株価を75ドルに引き上げました。
【銀行株の上昇】
欧州の銀行株指数も1.43%上昇。週末に8.5%下落したドイツ銀行も+6.15%と反発しました。
【銀行株に安心ひろがる】
【世界銀行 失われた10年を警告】
世界銀行は27日の報告書で、労働力供給や生産性、投資を促進する野心的な取り組みを政策当局が採用しない限り、2022~2030年の潜在的な世界経済成長率は年平均2.2%と約30年ぶりの最低の水準に陥りかねないと警告。
2011~21年の年平均2.6%を下回り、ITバブルとリーマンショックを含む2000~2010年の年平均3.5%を下回ります。
そうなれば世界経済にとって「失われた10年」となると警告した(ロイター)。
【まとめ】
ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズのシリコンバレー銀行の買収に関するニュースや、FRBのバー副議長の発言などで、銀行セクターの懸念が緩和。
銀行株やS&P500指数は上昇して終えました。
しかし、市場ではこの上昇は長くは続かないという意見も聞かれます。
債券利回りは上昇。
10年債と2年債の逆イールドはマイナス49bpと続いており、景気後退が懸念されています。

次のFOMCでの利上げは、停止と0.25%の利上げがおよそ半々の確率で織り込まれています。
さて、あまり当らないと噂の世界銀行の見通しですが、
(それによって私が投資方針を変えることは一切ありませんが)
もし仮に世界経済が失われた10年となったとしたら、と予め少し考えておくことが大切です。
経済成長率と株価はあまり相関がありませんが、
もし株式市場も下落後10年間停滞するのであれば、
資産形成期の投資家や最近投資を始めた方にとっては絶好の買い場が訪れる可能性があります。
ただ、そんな環境の中で、不景気によって失業したり、収入が減って、
実生活で困ったり、チャンスを活かしきれなかったりしないように、事前に頑張って投資環境を整えることが大切です。
もし、世界銀行の予想が外れて、経済や市場が好調でも、増えた入金力や会社での信頼、副業スキル、資格、節約などは、資産形成において無駄にはなりません。
今日の反発や毎日の株価に一喜一憂するよりも、その朝の時間を来年や10年後の自分のために「今日何ができるか?」と考えることに使った方がもしかしたら資産形成が捗るかもしれません。
さて、また今日一日がはじまります。今日一日は今日一日しかありません。
今から24時までの時間の使い方は、まだ自分次第でどうにでも変えられます。
是非楽しく、有意意義な一日を過ごしていきましょう。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

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ダウ 32,432 +0.60%
S&P500 3,977 +0.16%
ナスダック 11,768 ₋0.47%
ダウとS&P500は上昇。
大型グロース株の下落を受けてナスダックは下げました。
ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズがシリコンバレー(SVB)銀行の買収(ロイター)が、銀行株に対する懸念や、投資家心理を好転させました。
ラッセル2000は+1.08%と上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.52%と上昇しました。
米10年債利回りは3.539%。+0.161と上昇。
VIX指数は20.60。‐1.14と低下。
【為替・コモディティー】
ドル円 131.55 +0.61%
NY原油 72.89 +5.24%
NY金 1,956 ₋1.28%
ドル円は+0.61%と上昇。
イラクのクルド人自治区からの原油輸出が一部停止されたことや、銀行危機を巡る懸念が和らいだことを受け、原油が大きく上昇しました。
ビットコインは27,129ドル。‐3.09%と下げました。
【S&P500マップ】

【セクター】
エネルギー +2.10%
金融 +1.40%
資本財 +0.82%
ヘルスケア +0.74%
生活必需品 +0.54%
ヘルスケア +0.41%
一般消費財 +0.18%
公益 +0.12%
不動産 ‐0.35%
情報技術 ‐0.85%
通信 ‐1.09%
全11セクター中8セクターが上昇。
ここ最近下げていたエネルギーや金融が上昇。
反対に上昇していた情報技術や通信が売られました。
【スタイルボックス】

サイズスタイル別にみると大型グロース株が下落。
バリュー株や中小型株が大きく上昇しました。
【個別株】
〇ファースト・シチズンズ<FCNCA>+53.74%
破綻したSVBの買収で合意しました。
〇カーニバル<CCL>‐4.77%
決算を受けて下落。予約は好調な見通しですが、経費の増加により、第2四半期および通期のEBITDAの見通しが予想を下回りました。
〇ロク<ROKU>+4.70%
アナリストが投資判断を「買い」に。目標株価を75ドルに引き上げました。
【銀行株の上昇】
S&P500銀行株指数が3.1%、KBW地銀株指数は0.6%とそれぞれ上昇。
JPモルガン・チェース+2.9%、バンク・オブ・アメリカも+4.9%と、S&P500を押し上げました。
JPモルガン・チェース+2.9%、バンク・オブ・アメリカも+4.9%と、S&P500を押し上げました。
欧州の銀行株指数も1.43%上昇。週末に8.5%下落したドイツ銀行も+6.15%と反発しました。
【銀行株に安心ひろがる】
金融監督担当のFRBのバー副議長は、「米規制当局は国内の全ての銀行預金の安全確保に尽力しており、システム保護に向け必要ならばあらゆる規模の金融機関に対して措置を講じる用意がある」と発言。
議会証言の準備原稿では、銀行システムは「強固で耐性」があるが、FRBはシリコンバレー銀行の破綻に至る経緯を検証し、今後、銀行に対する規制を強化する方法を検討していると明かしました。
【世界銀行 失われた10年を警告】
世界銀行は27日の報告書で、労働力供給や生産性、投資を促進する野心的な取り組みを政策当局が採用しない限り、2022~2030年の潜在的な世界経済成長率は年平均2.2%と約30年ぶりの最低の水準に陥りかねないと警告。
2011~21年の年平均2.6%を下回り、ITバブルとリーマンショックを含む2000~2010年の年平均3.5%を下回ります。
そうなれば世界経済にとって「失われた10年」となると警告した(ロイター)。
【まとめ】
ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズのシリコンバレー銀行の買収に関するニュースや、FRBのバー副議長の発言などで、銀行セクターの懸念が緩和。
銀行株やS&P500指数は上昇して終えました。
しかし、市場ではこの上昇は長くは続かないという意見も聞かれます。
債券利回りは上昇。
10年債と2年債の逆イールドはマイナス49bpと続いており、景気後退が懸念されています。

次のFOMCでの利上げは、停止と0.25%の利上げがおよそ半々の確率で織り込まれています。
さて、あまり当らないと噂の世界銀行の見通しですが、
(それによって私が投資方針を変えることは一切ありませんが)
もし仮に世界経済が失われた10年となったとしたら、と予め少し考えておくことが大切です。
経済成長率と株価はあまり相関がありませんが、
もし株式市場も下落後10年間停滞するのであれば、
資産形成期の投資家や最近投資を始めた方にとっては絶好の買い場が訪れる可能性があります。
ただ、そんな環境の中で、不景気によって失業したり、収入が減って、
実生活で困ったり、チャンスを活かしきれなかったりしないように、事前に頑張って投資環境を整えることが大切です。
もし、世界銀行の予想が外れて、経済や市場が好調でも、増えた入金力や会社での信頼、副業スキル、資格、節約などは、資産形成において無駄にはなりません。
今日の反発や毎日の株価に一喜一憂するよりも、その朝の時間を来年や10年後の自分のために「今日何ができるか?」と考えることに使った方がもしかしたら資産形成が捗るかもしれません。
さて、また今日一日がはじまります。今日一日は今日一日しかありません。
今から24時までの時間の使い方は、まだ自分次第でどうにでも変えられます。
是非楽しく、有意意義な一日を過ごしていきましょう。
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