【3月16日 米国株式市場】
ダウ 32,246 +1.17%
S&P500 3,960 +1.76%
ナスダック 11,717 +2.48%
米国株式市場は反発。
ラッセル2000は+1.45%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+1.44%と上昇しました。
米10年債利回りは3.577%。+0.083と上昇。
VIX指数は22.99。‐3.15と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 133.67 +0.22%
NY原油 68.30 +1.02%
NY金 1,917 ₋0.50%
ドル円は133円台中盤。原油も反発しました。
ビットコインは24,967ドル。+2.43%と上昇しました。
【S&P500マップ】

バイデン政権がTiktokを保有する中国のバイトダンス社に対して株式売却を強く要求していると伝わり、メタ<META>やスナップ<SNAP>などのSNS企業が上昇しました。
【セクター】
情報技術 +2.82%
通信 +2.77%
金融 +1.95%
一般消費財 +1.88%
資本財 +1.27%
素材 +1.17%
ヘルスケア +0.96%
エネルギー +0.94%
公益 +0.66%
不動産 ‐0.06%
生活必需品 ‐0.07%
不動産と生活必需品を除く9セクターが上昇。
情報技術、通信などのグロース系のセクターが上昇。
金融セクターも反発しました。
【スタイルボックス】

全てのサイズとスタイルが上昇。
特にグロース株や小型株が上昇しました。
【個別株】
〇ファースト・リパブリック +9.52%
〇クレディスイス +19.15%
15日はクレディスイスの信用不安から、市場も乱高下しましたが、昨日、スイス中銀はクレディスイスに対して500億スイスフランの流動性を提供すると発表。
スイス当局が具体的な支援方針を打ち出したことから、市場に安心感が広がり、株価も反発しました。
【ECB 0.5%の利上げ】
欧州中央銀行(ECB)は16日の理事会で0.5%ポイントの大幅利上げを決定しました。
ラガルド総裁は、「基調的なインフレの特定領域での若干の改善が確認されているが、率直に言って、それほど大幅ではない。われわれのインフレ見通しが確認できるような方向にはまだ向かっていない」と発言。
今回は先行きについてのヒントは出しませんでした。
声明要旨
【経済指標】
結果19.2万人 予想20.5万人 前回21.1万人
昨年7月以来の大幅な減少となりました。継続受給者も減少。
米労働市場は引き続き、力強い雇用と大量の求人、
低失業率というタイトな状況にあることが示唆されました。
【まとめ】
前日まで市場を混乱させていた、ファースト・リパブリックやクレディスイスの懸念が後退したことで、各市場や資産が反発しました。
一旦はリスクは後退しましたが、完全に問題が解決したわけではないので油断しないよう注意しましょう。
欧州中銀の動きを受けて、FRBも来週の会合で利上げを決定するのではとの観測が強まりました。
前日まで50:50だった3月のFOMCでの利上げ確率は、「利上げ停止20.3%」「0.25%の利上げ79.3%」と0.25%の利上げを織り込む形となりました。

しかし、流石にもう投資初心者の方でもお分かりの通り、少し予想外の出来事が起これば、当然市場予想の方もコロコロ変わりますから、これに振り回されないように注意しましょう。
めくられたカードや捨てられた牌によって、確率や予想が変わるのは当然ですが(むしろ状況が変わっているのに、予想が変わらない方がおかしい)、
残念なことに投資では動くたびに追加コストがかかります。そしてコストは確実にリターンを押し下げます。
不必要に動き回って、自らの手で、最終的に自分が手にするリターンを押し下げてしまわぬよう、注意しましょう。
私自身がインデックス投資をしている理由の一つは、コストや動く必要を最小限に抑えるためでもあります。
【長期投資家がすべきこととは】
いろいろな投資戦略があると思いますが、
長期投資とは「市場で日々起こる事に反応する」ということではありません。インデックス投資もそうでしょう。
時々、たとえそれが自分自身が予め決めていた長期的な計画にとって、最良の決定ではないかもしれないとわかっていても、
安全であると推定される現金に逃げて、一時の安心感を得ようという人がいます。
いろいろ振り回されて、動いてコストをかけたり、タイミングを計ろうとするも、
目標を達成するため、合理的な長期計画と資産配分を維持し、継続する事が大切だと私は思います。
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ダウ 32,246 +1.17%
S&P500 3,960 +1.76%
ナスダック 11,717 +2.48%
米国株式市場は反発。
米中堅銀行ファースト・リパブリックの救済や、
クレディスイスに対し、スイス当局が具体的な支援方針を打ち出したことで懸念が後退。
債券市場や為替も反発しました。
クレディスイスに対し、スイス当局が具体的な支援方針を打ち出したことで懸念が後退。
債券市場や為替も反発しました。
ラッセル2000は+1.45%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+1.44%と上昇しました。
米10年債利回りは3.577%。+0.083と上昇。
VIX指数は22.99。‐3.15と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 133.67 +0.22%
NY原油 68.30 +1.02%
NY金 1,917 ₋0.50%
ドル円は133円台中盤。原油も反発しました。
ビットコインは24,967ドル。+2.43%と上昇しました。
【S&P500マップ】

バイデン政権がTiktokを保有する中国のバイトダンス社に対して株式売却を強く要求していると伝わり、メタ<META>やスナップ<SNAP>などのSNS企業が上昇しました。
【セクター】
情報技術 +2.82%
通信 +2.77%
金融 +1.95%
一般消費財 +1.88%
資本財 +1.27%
素材 +1.17%
ヘルスケア +0.96%
エネルギー +0.94%
公益 +0.66%
不動産 ‐0.06%
生活必需品 ‐0.07%
不動産と生活必需品を除く9セクターが上昇。
情報技術、通信などのグロース系のセクターが上昇。
金融セクターも反発しました。
【スタイルボックス】

全てのサイズとスタイルが上昇。
特にグロース株や小型株が上昇しました。
【個別株】
〇ファースト・リパブリック +9.52%
FRB、連邦預金保険公社(FDIC)、通貨監督庁(OCC)の当局が、JPモルガンチェースなど米大手銀行の11行が、ファースト・リパブリック救済の一環として、合計300億ドルの預金を預け入れると発表。株価は上昇しました。
ファーストパブリックは今週に入り60%以上下落していました。
ファーストパブリックは今週に入り60%以上下落していました。
〇クレディスイス +19.15%
15日はクレディスイスの信用不安から、市場も乱高下しましたが、昨日、スイス中銀はクレディスイスに対して500億スイスフランの流動性を提供すると発表。
スイス当局が具体的な支援方針を打ち出したことから、市場に安心感が広がり、株価も反発しました。
【ECB 0.5%の利上げ】
欧州中央銀行(ECB)は16日の理事会で0.5%ポイントの大幅利上げを決定しました。
ラガルド総裁は、「基調的なインフレの特定領域での若干の改善が確認されているが、率直に言って、それほど大幅ではない。われわれのインフレ見通しが確認できるような方向にはまだ向かっていない」と発言。
今回は先行きについてのヒントは出しませんでした。
声明要旨
〇インフレは長期に渡り過度に高い水準にとどまる見込み
〇市場の緊張を認め、必要に応じて対応する
〇将来の決定はデータに依存
〇2023年のGDPを1.0%、24年のGDPを1.6%、25年のGDPを1.6%と見込む
【経済指標】
〇新規失業保険申請件数
結果19.2万人 予想20.5万人 前回21.1万人
昨年7月以来の大幅な減少となりました。継続受給者も減少。
米労働市場は引き続き、力強い雇用と大量の求人、
低失業率というタイトな状況にあることが示唆されました。
【まとめ】
前日まで市場を混乱させていた、ファースト・リパブリックやクレディスイスの懸念が後退したことで、各市場や資産が反発しました。
一旦はリスクは後退しましたが、完全に問題が解決したわけではないので油断しないよう注意しましょう。
欧州中銀の動きを受けて、FRBも来週の会合で利上げを決定するのではとの観測が強まりました。
前日まで50:50だった3月のFOMCでの利上げ確率は、「利上げ停止20.3%」「0.25%の利上げ79.3%」と0.25%の利上げを織り込む形となりました。

しかし、流石にもう投資初心者の方でもお分かりの通り、少し予想外の出来事が起これば、当然市場予想の方もコロコロ変わりますから、これに振り回されないように注意しましょう。
めくられたカードや捨てられた牌によって、確率や予想が変わるのは当然ですが(むしろ状況が変わっているのに、予想が変わらない方がおかしい)、
残念なことに投資では動くたびに追加コストがかかります。そしてコストは確実にリターンを押し下げます。
不必要に動き回って、自らの手で、最終的に自分が手にするリターンを押し下げてしまわぬよう、注意しましょう。
私自身がインデックス投資をしている理由の一つは、コストや動く必要を最小限に抑えるためでもあります。
【長期投資家がすべきこととは】
いろいろな投資戦略があると思いますが、
長期投資とは「市場で日々起こる事に反応する」ということではありません。インデックス投資もそうでしょう。
時々、たとえそれが自分自身が予め決めていた長期的な計画にとって、最良の決定ではないかもしれないとわかっていても、
安全であると推定される現金に逃げて、一時の安心感を得ようという人がいます。
上昇相場では逆に、リスク許容度を無視し過度にリスクを取りに行こうという人もいます。
「明けない夜はない」「夜明け前が最も暗い」という言葉があります。
使い古された言葉ですが、市場が混沌とし、悪いニュースしか聞こえない時、特に初心者の方はこの事実を見落としがちです。
上昇相場も下落相場も永遠に続くことはまずありません。
そして、最低の市場は、投資家にとって最もチャンスがある瞬間でもあります。
いろいろ振り回されて、動いてコストをかけたり、タイミングを計ろうとするも、
目標を達成するため、合理的な長期計画と資産配分を維持し、継続する事が大切だと私は思います。
いつもありがとうございます。
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