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【この論文がおもしろい】


ノースウェスタン大学とマサチューセッツ工科大学と米国勢調査局等が、

米国のスタートアップ企業を体系的に調査したところ、

大きく成長している、新設のテクノロジー企業の、

創業者の創業時の平均年齢は45歳であるということがわかりました。


詳しくはこちら

 https://pubs.aeaweb.org/doi/pdfplus/10.1257/aeri.20180582


テクノロジー企業の創業者に関していえば、

50歳の人は30歳の人に比べて企業の立ち上げに成功する確率が2倍近くになり、

30歳の人は20歳の人よりも成功の確率が高くなるとのことです。




「とにかく若い人の方が頭が良い(?)」


ザッカ―バーグの「とにかく若い人の方が頭が良い」発言が有名ですが、

私も、最近の若い人の方が優秀で、体力も馬力も新しいことを吸収する力もあり、柔軟にアイディアを生み出す力があると思っていました。

実際そうなのかな思う事は多々あります。

IT分野なら特にそういう印象がありました。

しかし、この論文の内容はハイテクスタートアップ企業では「若さが重要だ」という仮説を強く否定するものとなっていました。


でも、考えてみれば、

20代、30代、40代と、幅広く知識と経験を積み重ね、人脈や信頼を築き、更に野心的に行動できる人は強いですよね。

若い方にはない強みがあると思います。

一部の成功例や、印象・イメージだけでなく、

こういう数字や論文を見てみるのもたまにはおもしろいかもしれません。



【まとめ・感想】

投資には「タイミングよりタイムだ」という言葉があります。

タイミングを計るより、長期間投資を続ける方が重要だ。という意味です。

若いうちに投資・資産形成を始めるのは確かに有利だと思います。


でも、30代・40代・50代から始めるのも決して遅くはないと思います。

少なくとも、全く何もしないよりはマシかと思います。

元手の多さや年収、精神的な成熟・安定、知識、経験など、

若者にはない武器を老獪に使いつつ、

自分に合う投資・資産形成に取り組んで頂ければと思います。


まあ、何が言いたいのかといえば、

①イメージや印象だけではなく、事実を見ることが大切。

②40代、50代でも、何かを始めるのに遅いという事はない。


そんなところです。

まだまだ人生これから。

お互い頑張っていきましょう。


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