【インデックスファンドの選択法】
トウシルにて、経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員の山崎元氏が
「【資産形成】インデックスファンドの選択法」
というとても良い動画をあげてらしたので紹介します。
動画では、初心者の方でもわかりやすく、
インデックスファンドを選ぶ際の考え方およびご自身お考えについて語られています。
【どのインデックスを選ぶのか】
長期的に分散されたポートフォリオで運用する場合、
資産をどう配分するかがリスクとリターンの大部分を決定します。
一口に「インデックスファンド」といっても、
その投資対象や連動を目指すベンチマークはたくさんあります。
【単一か、複数か】
まず、インデックスファンドを複数組み合わせるか、単一のインデックスを使うのかという選択肢について山崎氏は語ります。
例えば、国内と国外の株式、更に債券や不動産などを加えて複数のインデックスファンドで運用するという選択肢があります。
リスク・リターン・相関などを計算して、各ファンドを組み合わせ運用効率を高める(リスク・リターンの改善を目指す)ことは理想ですし、一つの王道と言える考え方だと思います。
ただ、近年は各株式市場の相関係数が高まっていることや為替が安定していることから、
「日本を含む全世界株式のインデックスファンド」でもあまり変わらないこと。
また、全世界株式と先進国ファンドもあまり変わらないことなどが述べられています。
山崎氏が試験の点数をつけるとすると、こんな感じだそうです。
動画30秒くらいから。
私自身は上記のような点に、手間やめんどくささを加味すると、
リスク資産はVTやオルカンのような低コストの日本を含む全世界株式インデックスファンド一本でいいのではと考えています。
もちろん、除く日本や先進国等もほとんど差はないので全然いいかと思います。
【日経平均はギリギリ(笑)】
山崎元氏曰く、大学の成績評価だと80点からがAなそうです。90点はAA。
日経平均単独は70点はBくらい。一応単位はとれてBはあるかもしれないが落ちるぞ。
とのことで結構ディスられていました(笑)。
このくだりは個人的にはとてもおもしろかったです。
動画内でも指摘してされていた通り、
もちろん結果論として、今後日経平均のパフォーマンスが最も良いといったことが起こり得る可能性はありますが、
一般論としてはこんな感じがS&P500の評価を含めて妥当だと思います。
【細かい点は気にするな】
後半は、投資信託か国内ETFか海外ETFか。
窓口かネット証券か。
コストやファンドの規模分配金を出さない方がよい、など。
私もよく聞かれる基本的な質問に山崎氏が答えています。
おそらく当ブログを読むような方は、
ここら辺は動画を見なくても大体正しい答えを想像できると思います。
山崎氏は教科書的な回答を踏まえつつ、選択のポイントをまとめつつも、
一方で「細かい違いにはあんまりこだわる必要がないのではない」とも述べていました。
正直これに私は同意見です。
【私の大まかな考え方】
これは私の個人的な考えなのですが、
もし、これから投資を始めようという方であれば、
十分い余裕をもって見積った自身のとれるリスクの範囲内で、リスク資産は低コストの全世界株式インデックスファンド1本で運用する。
具体的にはVTやeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、楽天VTあたりがいいと思いますが、より手間を減らしたい方は投信の方が良いでしょう。
リスクとリターンは、それと無リスク資産(現金等)でバランスを取る。
NISAやイデコなど使える節税制度があれば使う。
くらいが、多くの人に当てはまるであろう、
ベーシックな考え方だと思いますし、シンプルで好きです。
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「【資産形成】インデックスファンドの選択法」
というとても良い動画をあげてらしたので紹介します。
動画では、初心者の方でもわかりやすく、
インデックスファンドを選ぶ際の考え方およびご自身お考えについて語られています。
【どのインデックスを選ぶのか】
長期的に分散されたポートフォリオで運用する場合、
資産をどう配分するかがリスクとリターンの大部分を決定します。
一口に「インデックスファンド」といっても、
その投資対象や連動を目指すベンチマークはたくさんあります。
【単一か、複数か】
まず、インデックスファンドを複数組み合わせるか、単一のインデックスを使うのかという選択肢について山崎氏は語ります。
例えば、国内と国外の株式、更に債券や不動産などを加えて複数のインデックスファンドで運用するという選択肢があります。
リスク・リターン・相関などを計算して、各ファンドを組み合わせ運用効率を高める(リスク・リターンの改善を目指す)ことは理想ですし、一つの王道と言える考え方だと思います。
ただ、近年は各株式市場の相関係数が高まっていることや為替が安定していることから、
「日本を含む全世界株式のインデックスファンド」でもあまり変わらないこと。
また、全世界株式と先進国ファンドもあまり変わらないことなどが述べられています。
山崎氏が試験の点数をつけるとすると、こんな感じだそうです。
動画30秒くらいから。
私自身は上記のような点に、手間やめんどくささを加味すると、
リスク資産はVTやオルカンのような低コストの日本を含む全世界株式インデックスファンド一本でいいのではと考えています。
もちろん、除く日本や先進国等もほとんど差はないので全然いいかと思います。
【日経平均はギリギリ(笑)】
山崎元氏曰く、大学の成績評価だと80点からがAなそうです。90点はAA。
日経平均単独は70点はBくらい。一応単位はとれてBはあるかもしれないが落ちるぞ。
とのことで結構ディスられていました(笑)。
このくだりは個人的にはとてもおもしろかったです。
動画内でも指摘してされていた通り、
もちろん結果論として、今後日経平均のパフォーマンスが最も良いといったことが起こり得る可能性はありますが、
一般論としてはこんな感じがS&P500の評価を含めて妥当だと思います。
【細かい点は気にするな】
後半は、投資信託か国内ETFか海外ETFか。
窓口かネット証券か。
コストやファンドの規模分配金を出さない方がよい、など。
私もよく聞かれる基本的な質問に山崎氏が答えています。
おそらく当ブログを読むような方は、
ここら辺は動画を見なくても大体正しい答えを想像できると思います。
山崎氏は教科書的な回答を踏まえつつ、選択のポイントをまとめつつも、
一方で「細かい違いにはあんまりこだわる必要がないのではない」とも述べていました。
正直これに私は同意見です。
【私の大まかな考え方】
これは私の個人的な考えなのですが、
もし、これから投資を始めようという方であれば、
十分い余裕をもって見積った自身のとれるリスクの範囲内で、リスク資産は低コストの全世界株式インデックスファンド1本で運用する。
具体的にはVTやeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、楽天VTあたりがいいと思いますが、より手間を減らしたい方は投信の方が良いでしょう。
リスクとリターンは、それと無リスク資産(現金等)でバランスを取る。
NISAやイデコなど使える節税制度があれば使う。
くらいが、多くの人に当てはまるであろう、
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