【 2月15日 米国株式市場】
ダウ 34,128 +0.11%
S&P500 4,147 +0.28%
ナスダック 12,070 +0.92%
米国株式市場は上昇
1月の米小売売上高が予想を上回り、序盤は売りで始まり、S&P500は一時‐0.7%下げる場面もありましたが、終盤にかけて持ち直しプラスで終えました。
ラッセル2000は+1.09%と上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は‐0.50%と下落。
米10年債利回りは3.694%。‐0.025%と低下
VIX指数は18.23。‐0.68と低下
【為替・コモディティー】
ドル円 134.11 +0.72%
NY原油 78.56 ‐0.63%
NY金 1,837 ₋0.89%
ドル円は134円台前半。
原油は続落。ドル高でコモディティが売られました。
ビットコインは24,161ドル。+8.80%と大きく上昇しました。
【S&P500マップ】

【セクター】
通信 +1.17%
一般消費財 +1.16%
公益 +0.64%
資本財 +0.63%
素材 +0.44%
情報技術 +0.38%
不動産 +0.26%
生活必需品 +0.19%
金融 +0.15%
ヘルスケア ‐0.51%
エネルギー ‐1.78%
全11セクター中9セクターが上昇。
通信、一般消費財が大きく上昇。
原油価格の下落を受け、エネルギーが下げました。
【スタイルボックス】

大型バリュー株が下落。
グロース株、特に中小型グロース株が上昇しています。
【個別株】
〇エアビー&ビー+13.35%
決算を受け上昇。力強い旅行需要を示しました。
〇ショッピファイ時間外で6%下落。
引け後に決算を発表。売上高やEPSは予想を上回りました。株価は時間外で下落。第1Qの見通しが予想を下回ったことなどが嫌気されています。
【1月の小売売上高】
〇1月の米小売売上高(前月比)
結果 +3.0% 予想 +1.7% 前回 ‐1.1%
〇コア
結果 +2.3% 予想 +0.9% 前回 ‐0.9%
1月の米小売売上高は約2年ぶりの大幅増となり、予想を上回りました。
堅調な消費需要を示唆するとともに、FRBのタカ派な姿勢を正当化する内容となりました。
【米住宅市場は持ち直す】
2月NAHB住宅市場指数は42と、1月35から予想以上に改善し、昨年9月以来最高となりました。
ここ数カ月間で住宅ローン金利の上昇が緩和し、過去1年にわたり落ち込んでいた住宅市場を支えていることが示唆されました。
【まとめ】
序盤は1月小売売上高が予想を上回り、金利上昇を嫌気した売りが先行。
その後の2月NAHB住宅市場指数も予想を上回り、景気への悲観的見方が後退したものの、利上げ長期化への観測も強まり、一段の売り圧力となりました。
ただ、ハイテク株の買い戻しが下値を支えたほか、消費の堅調さを背景にダウ平均も終盤にかけて回復。結局、主要株価指数はプラス圏で終了。
昨日に続き、途中大きく株価は動いたものの、終わってみると、S&P500は+0.28%とごく普通の一日となりました。
個別株では、台湾積体電路製造(TSMC)の米上場株は‐5.3%。ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイが同社の株を売却したことが嫌気されました。
そして、市場に関しても同様で、最近は経済指標を予想し、その結果で市場(他の投資家)がどう動くのかを当てようとしたり、それを促すかのごとき、記事や投資情報をよく見ます。
しかし、重要とされていたCPIや今日の小売売上高でS&P500はどの程度動いたでしょう。昨日は‐0.03%、今日は+0.28%です(ともに予想と大きくずれたのに)。
そのくらいのことに一喜一憂したり、週末を費やしてあれこれ考えたり、毎晩、期待したり、びくびくしたりするのは、(それを楽しいと思う方は別ですが)私は少しもったいないと思います。
経済指標をかなり正確に当てたところで長期的な投資リターンはそこまで改善されないという研究結果もあります。
私はバフェットにも経済指標にも振り回されることなく、資産配分を維持しつつ、基本に忠実な投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

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ダウ 34,128 +0.11%
S&P500 4,147 +0.28%
ナスダック 12,070 +0.92%
米国株式市場は上昇
1月の米小売売上高が予想を上回り、序盤は売りで始まり、S&P500は一時‐0.7%下げる場面もありましたが、終盤にかけて持ち直しプラスで終えました。
ラッセル2000は+1.09%と上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は‐0.50%と下落。
米10年債利回りは3.694%。‐0.025%と低下
VIX指数は18.23。‐0.68と低下
【為替・コモディティー】
ドル円 134.11 +0.72%
NY原油 78.56 ‐0.63%
NY金 1,837 ₋0.89%
ドル円は134円台前半。
原油は続落。ドル高でコモディティが売られました。
ビットコインは24,161ドル。+8.80%と大きく上昇しました。
【S&P500マップ】

【セクター】
通信 +1.17%
一般消費財 +1.16%
公益 +0.64%
資本財 +0.63%
素材 +0.44%
情報技術 +0.38%
不動産 +0.26%
生活必需品 +0.19%
金融 +0.15%
ヘルスケア ‐0.51%
エネルギー ‐1.78%
全11セクター中9セクターが上昇。
通信、一般消費財が大きく上昇。
原油価格の下落を受け、エネルギーが下げました。
【スタイルボックス】

大型バリュー株が下落。
グロース株、特に中小型グロース株が上昇しています。
【個別株】
〇エアビー&ビー+13.35%
決算を受け上昇。力強い旅行需要を示しました。
〇ショッピファイ時間外で6%下落。
引け後に決算を発表。売上高やEPSは予想を上回りました。株価は時間外で下落。第1Qの見通しが予想を下回ったことなどが嫌気されています。
【1月の小売売上高】
〇1月の米小売売上高(前月比)
結果 +3.0% 予想 +1.7% 前回 ‐1.1%
〇コア
結果 +2.3% 予想 +0.9% 前回 ‐0.9%
1月の米小売売上高は約2年ぶりの大幅増となり、予想を上回りました。
堅調な消費需要を示唆するとともに、FRBのタカ派な姿勢を正当化する内容となりました。
【米住宅市場は持ち直す】
2月NAHB住宅市場指数は42と、1月35から予想以上に改善し、昨年9月以来最高となりました。
ここ数カ月間で住宅ローン金利の上昇が緩和し、過去1年にわたり落ち込んでいた住宅市場を支えていることが示唆されました。
【まとめ】
序盤は1月小売売上高が予想を上回り、金利上昇を嫌気した売りが先行。
その後の2月NAHB住宅市場指数も予想を上回り、景気への悲観的見方が後退したものの、利上げ長期化への観測も強まり、一段の売り圧力となりました。
ただ、ハイテク株の買い戻しが下値を支えたほか、消費の堅調さを背景にダウ平均も終盤にかけて回復。結局、主要株価指数はプラス圏で終了。
昨日に続き、途中大きく株価は動いたものの、終わってみると、S&P500は+0.28%とごく普通の一日となりました。
個別株では、台湾積体電路製造(TSMC)の米上場株は‐5.3%。ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイが同社の株を売却したことが嫌気されました。
これに関して言えば、「ウォーレン・バフェットの売買に振り回されて投資判断したり、一喜一憂したりするのはやめよう」「バフェットの追っかけをしたければ、バークシャーを買えばいいじゃない」
これが8年前に出した私の結論です😊
そして、市場に関しても同様で、最近は経済指標を予想し、その結果で市場(他の投資家)がどう動くのかを当てようとしたり、それを促すかのごとき、記事や投資情報をよく見ます。
しかし、重要とされていたCPIや今日の小売売上高でS&P500はどの程度動いたでしょう。昨日は‐0.03%、今日は+0.28%です(ともに予想と大きくずれたのに)。
そのくらいのことに一喜一憂したり、週末を費やしてあれこれ考えたり、毎晩、期待したり、びくびくしたりするのは、(それを楽しいと思う方は別ですが)私は少しもったいないと思います。
経済指標をかなり正確に当てたところで長期的な投資リターンはそこまで改善されないという研究結果もあります。
私はバフェットにも経済指標にも振り回されることなく、資産配分を維持しつつ、基本に忠実な投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
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