【2月1日 米国株式市場】
ダウ 34,092 +0.02%
S&P500 4,119 +1.05%
ナスダック 11,816 +2.00%
米国株式市場は続伸。
FOMCを無事通化したことやパウエル議長がインフレが緩和し始めているという認識を示したことが追い風となりました。
ラッセル2000は+1.49%と上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も0.94%と上昇しました。
米10年債利回りは3.424%。‐0.105と低下。
VIX指数は17.87。‐1.53と大きく低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 128.82 ‐0.95%
NY原油 76.84 ‐2.57%
NY金 1,952 +1.17%
ドル円は128円台後半。
原油は下落。金は上昇しました。
ビットコインは23,746ドル。+2.68と上昇しました。
【S&P500マップ】

【セクター】
情報技術 +2.29%
一般消費財 +1.89%
通信 +1.33%
生活必需品 +0.76%
不動産 +0.72%
資本財 +0.71%
素材 +0.65%
ヘルスケア +0.48%
公益 +0.19%
金融 +0.01%
エネルギー ‐1.89%
エネルギーを除く10セクターが上昇
特に情報技術や一般消費財などグロース系のセクターが上昇しました。
原油価格の下落を受け、エネルギーが下げました。
【スタイルボックス】

全てのサイズとスタイルが上昇。
10年債利回りの低下を受けて、グロース株や小型株が特に上昇しました。
【個別株】
〇メタ・プラットフォームズ (META) 時間外で+18%
売上高が予想を上回った他、1日当たりアクティブユーザー数は20億人超と、前年同期を約7000万人上回りました。
減収減益となりましたが、株価は一時18%以上上昇しました。

【FOMC 0.25%ポイントの利上げ】

金融市場では今年後半の利下げを織り込まれていますが、
パウエル議長は会見で、気抑制的な政策をしばらく続ける必要があると発言。
景気抑制水準まであと2回ほどの利上げをFOMCが検討していると述べました。
また、予測通りの経済動向であれば、23年中の利下げは想定していないとも話した。
【ADP雇用者数(前月比)】
結果10.6万人 予想17.9万人 前回 23.5万人
ADP民間雇用者数は、予想を下回る増加にとどまり、過去2年で最低の伸びとなりました。
米国の広範な地域での悪天候が響いたとみられており、一時的なものの可能性もあります。
転職しなかった雇用者の賃金は前年同月比で7.3%増加と前月から伸び率は横ばい。
転職した雇用者は、新たな職場での年俸が15.4%(中央値)増と、前月に比べて加速しました。
【求人は堅調】
金利上昇やリセッション(景気後退)への懸念が高まっているにもかかわらず、労働需要が依然として強く、米連邦準備理事会(FRB)が引き締め路線を維持する可能性があることが示唆された。
【ISM製造業景気指数】
結果47.4 予想48.1 前回48.4
3カ月連続の低下で、2020年5月以来の低水準となりました。
50が拡大・縮小の節目。50を下回る数字は米経済の11.3%を占める製造業の縮小を示し、景気の後退を示唆する内容となりました。
サブ指数では、新規受注指数が42.5と12月の45.1から低下。5カ月連続の低下となりました。
【まとめ】
FOMCを無事通過したことでS&P500やナスダック続伸。
ここ数週間、様々な予想や意見が飛び交っていましたが、
0.25%ポイントの利上げも声明も大方の市場の予想通りで、特にサプライズもなく通過しました
パウエル議長は会見で「市場が(利下げ等について)過度な期待をしている」など、タカ派のメッセージや警告することも出来ましたが、
そうはせず、「かなりの引き締めがすでに実施された」と発言したことも市場参加者の安心感を誘いました。
今日発表された経済指標では、求人などを見ると労働市場は堅調。ADP雇用者数は季節性の要因もあるためどう扱うか微妙。ISM製造業景気指数をみると経済が縮小しつつあることが示唆されました。
これら経済指標をFRBがどう見るか、利上げの最終地点と利下げタイミングに引き続き注目が集まっています。
FRBの政策や経済指標などの先行き、株価やタイミングを予想して、いろいろ動き回る戦略もありますが、
私は自身はタイミングを計ることも、未来を予測することも困難だという考えなので、変に動き回ったり、変に騒いだり、一喜一憂することなく、
自身の目標やリスク許容度、投資期間などに合う資産配分を維持しつつ、いつもどおり規律ある投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
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ダウ 34,092 +0.02%
S&P500 4,119 +1.05%
ナスダック 11,816 +2.00%
米国株式市場は続伸。
FOMCを無事通化したことやパウエル議長がインフレが緩和し始めているという認識を示したことが追い風となりました。
ラッセル2000は+1.49%と上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も0.94%と上昇しました。
米10年債利回りは3.424%。‐0.105と低下。
VIX指数は17.87。‐1.53と大きく低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 128.82 ‐0.95%
NY原油 76.84 ‐2.57%
NY金 1,952 +1.17%
ドル円は128円台後半。
原油は下落。金は上昇しました。
ビットコインは23,746ドル。+2.68と上昇しました。
【S&P500マップ】

【セクター】
情報技術 +2.29%
一般消費財 +1.89%
通信 +1.33%
生活必需品 +0.76%
不動産 +0.72%
資本財 +0.71%
素材 +0.65%
ヘルスケア +0.48%
公益 +0.19%
金融 +0.01%
エネルギー ‐1.89%
エネルギーを除く10セクターが上昇
特に情報技術や一般消費財などグロース系のセクターが上昇しました。
原油価格の下落を受け、エネルギーが下げました。
【スタイルボックス】

全てのサイズとスタイルが上昇。
10年債利回りの低下を受けて、グロース株や小型株が特に上昇しました。
【個別株】
〇メタ・プラットフォームズ (META) 時間外で+18%
引け後に、4Qの決算を発表。
〇売上高 対前年同期4.5%減の322億ドル。予想316億ドルを1.9%上回る。
〇EPS 1.76ドル。前年同期の水準から1.91ドル減少。予想を0.5ドル下回る。
〇純利益 対前年同期54.8%減の46.5億ドル。予想の60.2億ドルを22.7%下回る。
売上高が予想を上回った他、1日当たりアクティブユーザー数は20億人超と、前年同期を約7000万人上回りました。
減収減益となりましたが、株価は一時18%以上上昇しました。

【FOMC 0.25%ポイントの利上げ】
FRBは1月31~2月1日に開いたFOMCで、FF金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ4.50~4.75%としました。決定は全会一致。
FRBは声明で、インフレは幾分緩和されたものの、依然高止まりしていると指摘。一方で、物価上昇ペースが昨年付けた40年ぶりの高水準から低下していることを明確に認めました。
米経済は緩やかな成長と堅調な雇用増を享受しており、政策当局者は依然としてインフレのリスクを非常に注視していると表明。
徐々にインフレ率を2%に戻すのに十分な制限的な金融政策姿勢を達成するために、インフレへの対応を進める中、継続的な利上げが適切としています。
米経済は緩やかな成長と堅調な雇用増を享受しており、政策当局者は依然としてインフレのリスクを非常に注視していると表明。
徐々にインフレ率を2%に戻すのに十分な制限的な金融政策姿勢を達成するために、インフレへの対応を進める中、継続的な利上げが適切としています。
声明では、今後の利上げペースに関する言及はなく、代わりに利上げの程度について。今後の利上げ幅が今回と同様に0.25%ポイントになる可能性が示唆されました。
これまでに実施した政策が経済にどのような影響を及ぼしたかを考慮するとし、今後の利上げは経済データ次第となる可能性が示されました。
これまでに実施した政策が経済にどのような影響を及ぼしたかを考慮するとし、今後の利上げは経済データ次第となる可能性が示されました。

金融市場では今年後半の利下げを織り込まれていますが、
パウエル議長は会見で、気抑制的な政策をしばらく続ける必要があると発言。
景気抑制水準まであと2回ほどの利上げをFOMCが検討していると述べました。
また、予測通りの経済動向であれば、23年中の利下げは想定していないとも話した。
【ADP雇用者数(前月比)】
結果10.6万人 予想17.9万人 前回 23.5万人
ADP民間雇用者数は、予想を下回る増加にとどまり、過去2年で最低の伸びとなりました。
米国の広範な地域での悪天候が響いたとみられており、一時的なものの可能性もあります。
転職しなかった雇用者の賃金は前年同月比で7.3%増加と前月から伸び率は横ばい。
転職した雇用者は、新たな職場での年俸が15.4%(中央値)増と、前月に比べて加速しました。
【求人は堅調】
2022年12月の雇用動態調査はによると米国の求人件数は57.2万増の1101.2万件。予想は1025万件でした。
また、12月の求人率は6.7%と、前月の6.4%から上昇
金利上昇やリセッション(景気後退)への懸念が高まっているにもかかわらず、労働需要が依然として強く、米連邦準備理事会(FRB)が引き締め路線を維持する可能性があることが示唆された。
【ISM製造業景気指数】
結果47.4 予想48.1 前回48.4
3カ月連続の低下で、2020年5月以来の低水準となりました。
50が拡大・縮小の節目。50を下回る数字は米経済の11.3%を占める製造業の縮小を示し、景気の後退を示唆する内容となりました。
サブ指数では、新規受注指数が42.5と12月の45.1から低下。5カ月連続の低下となりました。
【まとめ】
FOMCを無事通過したことでS&P500やナスダック続伸。
ここ数週間、様々な予想や意見が飛び交っていましたが、
0.25%ポイントの利上げも声明も大方の市場の予想通りで、特にサプライズもなく通過しました
パウエル議長は会見で「市場が(利下げ等について)過度な期待をしている」など、タカ派のメッセージや警告することも出来ましたが、
そうはせず、「かなりの引き締めがすでに実施された」と発言したことも市場参加者の安心感を誘いました。
今日発表された経済指標では、求人などを見ると労働市場は堅調。ADP雇用者数は季節性の要因もあるためどう扱うか微妙。ISM製造業景気指数をみると経済が縮小しつつあることが示唆されました。
これら経済指標をFRBがどう見るか、利上げの最終地点と利下げタイミングに引き続き注目が集まっています。
FRBの政策や経済指標などの先行き、株価やタイミングを予想して、いろいろ動き回る戦略もありますが、
私は自身はタイミングを計ることも、未来を予測することも困難だという考えなので、変に動き回ったり、変に騒いだり、一喜一憂することなく、
自身の目標やリスク許容度、投資期間などに合う資産配分を維持しつつ、いつもどおり規律ある投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
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