【1月25日 米国株式市場】
ダウ 33,743 +0.03%
S&P500 4,016 ‐0.02%
ナスダック 11,313 ‐0.18%
ダウは小幅に上昇。S&P500とNasdaqは小幅に下げて終えました。
軟調な企業決算を受け、景気後退への懸念が再認識されました。
マイクロソフトの今後の業績見通しを受け、他のIT企業への警戒感が高まり、各指数を圧迫しました。
ラッセル2000は0.16%と小幅に上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.41%と上昇しました。
米10年債利回りは3.447%。‐0.02と小幅に低下。
VIX指数は19.12。‐0.07やや低下して終えました。
【為替・コモディティー】
ドル円 129.61 ‐0.41%
NY原油 80.53 +0.50%
NY金 1,939 +0.31%
ドル円は129円台中盤。原油と金は上昇しました。
ビットコインは23,040ドル。+1.78%と上昇しました。
【S&P500マップ】

【セクター】
金融 +0.74%
一般消費財 +0.54%
生活必需品 +0.29%
素材 +0.20%
不動産 +0.11%
ヘルスケア +0.01%
エネルギー ‐0.09%
情報技術 ‐0.26%
通信 ‐0.35%
資本財 ‐0.53%
公益 ‐1.37%
全11セクター中6セクターが上昇。
金融や一般消費財が上昇。公益が下げました。
【スタイルボックス】

サイズとスタイル別でみると、
バリュー株が上昇、グロース株が下げました。
【個別株】
〇マイクロソフト ‐0.59%
クラウド事業の売上高は予想を上回ったものの、クラウド事業のアジュールの伸びが1~3月期に減速するとの見通しを示したことで失望感が広がりました。
〇AT&T<T>+6.58%
決算を受けて上昇。EPS、フリーキャッシュフローが予想を上回りました。
【PCEについて】
27日発表されるPCE価格指数は前年同月比6%上昇の予想。食品とエネルギーを除いたPCEコア価格指数は4.4%上昇が見込まれている。
実際にそうなれば、ともに2021年終盤以来の小幅な伸びとなります。前月比ベースでも鈍化が予想されており、予想通りの結果となるのであれば、
2月1日のFOMCが0.25%ポイントの小幅な利上げであるとの市場予想に、より確信が深まると思われます。
【国連 経済成長鈍化を予測】
【まとめ】
軟調な企業決算を受け、序盤大きく売られる場面もありましたが、
後半買い戻しが入り、小幅な下げで終えた米国株式市場。
明日も100社以上の米国企業が決算を予定しています。
市場では、引き続き、ここ数カ月投資家の頭を悩ませてきた、企業の決算、今後の業績、FRBの政策とインフレといったテーマが綱引きをしています。
これら問題が解決するにはおそらくまだ時間を要しますが、いつ問題が解決したと市場が見なし、株価が急上昇を始めるかはわかりません。
また反発も、コロナショックの時がそうであったように、それが下落相場の中の一時的なものなのか、それとも上昇相場のはじまりの合図なのかは後になって振り返ってみないとわかりません。
いろいろな考え方があると思いますが、目先の株価やニュースにやきもきせず、長期的な視点で考えることが大切だと思います。
私自身は変にタイミングを計ることなく、適切に自身の許容できる範囲内で市場にエクスポージャーを取りつつ、いつも通りの投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村
ダウ 33,743 +0.03%
S&P500 4,016 ‐0.02%
ナスダック 11,313 ‐0.18%
ダウは小幅に上昇。S&P500とNasdaqは小幅に下げて終えました。
軟調な企業決算を受け、景気後退への懸念が再認識されました。
マイクロソフトの今後の業績見通しを受け、他のIT企業への警戒感が高まり、各指数を圧迫しました。
ラッセル2000は0.16%と小幅に上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.41%と上昇しました。
米10年債利回りは3.447%。‐0.02と小幅に低下。
VIX指数は19.12。‐0.07やや低下して終えました。
【為替・コモディティー】
ドル円 129.61 ‐0.41%
NY原油 80.53 +0.50%
NY金 1,939 +0.31%
ドル円は129円台中盤。原油と金は上昇しました。
ビットコインは23,040ドル。+1.78%と上昇しました。
【S&P500マップ】

【セクター】
金融 +0.74%
一般消費財 +0.54%
生活必需品 +0.29%
素材 +0.20%
不動産 +0.11%
ヘルスケア +0.01%
エネルギー ‐0.09%
情報技術 ‐0.26%
通信 ‐0.35%
資本財 ‐0.53%
公益 ‐1.37%
全11セクター中6セクターが上昇。
金融や一般消費財が上昇。公益が下げました。
【スタイルボックス】

サイズとスタイル別でみると、
バリュー株が上昇、グロース株が下げました。
【個別株】
〇マイクロソフト ‐0.59%
クラウド事業の売上高は予想を上回ったものの、クラウド事業のアジュールの伸びが1~3月期に減速するとの見通しを示したことで失望感が広がりました。
〇AT&T<T>+6.58%
決算を受けて上昇。EPS、フリーキャッシュフローが予想を上回りました。
【PCEについて】
27日発表されるPCE価格指数は前年同月比6%上昇の予想。食品とエネルギーを除いたPCEコア価格指数は4.4%上昇が見込まれている。
実際にそうなれば、ともに2021年終盤以来の小幅な伸びとなります。前月比ベースでも鈍化が予想されており、予想通りの結果となるのであれば、
2月1日のFOMCが0.25%ポイントの小幅な利上げであるとの市場予想に、より確信が深まると思われます。
【国連 経済成長鈍化を予測】
国連が25日に発表した「世界経済状況・予測(WESP)」によると、
世界経済の成長率は2023年に1.9%と2022年の推定3%から鈍化する見通しです。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)やロシアによるウクライナでの戦争、高インフレ、気候危機などが要因とのこと。
世界経済の成長率は2023年に1.9%と2022年の推定3%から鈍化する見通しです。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)やロシアによるウクライナでの戦争、高インフレ、気候危機などが要因とのこと。
米GDP成長率は22年の推定1.8%から23年には0.4%に。EUは3.3%から0.2%に鈍化すると見込み。
今年の成長率はここ数十年間で最も低い成長率の一つになる見込みですが、国連は2024年には持ち直す見通しです。
国連「予想通り、来年にいくつかのマクロ経済的逆風が収まり始めれば、世界の成長率は2024年に2.7%まで緩やかに持ち直すと予想されるが、経済、金融、地政学、環境など無数のリスクが存在するため、短期的な経済見通しはなお非常に不透明だ」
【まとめ】
軟調な企業決算を受け、序盤大きく売られる場面もありましたが、
後半買い戻しが入り、小幅な下げで終えた米国株式市場。
明日も100社以上の米国企業が決算を予定しています。
これまでに、S&P500企業の約20%以上が決算を終え、そのうちの68%が予想を上回る利益を計上しています。
ただ、過去の第4四半期の平均的な上振れ率は79%ですからいつもより、やや冴えない決算シーズンとなっています。
また、S&P500のハイテク企業の第4四半期は9.2%の減益が予想されており、2016年以降で最も急な落ち込みが予想されています。3カ月前までは横ばいと見られていました。
ホライズン・インベストメント・サービシズのチャック・カールソンCEOは「相場が上下する日が見られ、綱引きが続いていることを示している」と指摘。
「さえない業績見通しは、FRBの措置が機能しているという観点からは良いニュースだ」とした上で、「決算は重要だが、市場が真に注目しているのはFRBの金利とインフレ動向だ」と述べています。
「さえない業績見通しは、FRBの措置が機能しているという観点からは良いニュースだ」とした上で、「決算は重要だが、市場が真に注目しているのはFRBの金利とインフレ動向だ」と述べています。
市場では、引き続き、ここ数カ月投資家の頭を悩ませてきた、企業の決算、今後の業績、FRBの政策とインフレといったテーマが綱引きをしています。
これら問題が解決するにはおそらくまだ時間を要しますが、いつ問題が解決したと市場が見なし、株価が急上昇を始めるかはわかりません。
また反発も、コロナショックの時がそうであったように、それが下落相場の中の一時的なものなのか、それとも上昇相場のはじまりの合図なのかは後になって振り返ってみないとわかりません。
いろいろな考え方があると思いますが、目先の株価やニュースにやきもきせず、長期的な視点で考えることが大切だと思います。
私自身は変にタイミングを計ることなく、適切に自身の許容できる範囲内で市場にエクスポージャーを取りつつ、いつも通りの投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村