バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

2015年からバンガードS&P500ETF(VOO)に長期投資してます。毎日、米国株や海外ETFを中心に投資・資産形成に役立つ情報を発信中。NISAやiDeCOも継続中。


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【1月24日 米国株式市場】

ダウ    33,733 +0.31%
S&P500     4,016 ‐0.07%
ナスダック 11,334 ‐0.27%

S&P500は小幅安。

決算がまちまちだったことや、取引開始直後にシステムトラブルが発生し、ナイキやマクドナルドなど多くの銘柄が一時、取引停止となり、混乱が生じました。

ラッセル2000は‐0.27%と小型株も下落。

VXUS(全世界株式除く米)は+0.018%と小幅に上昇しました。

米10年債利回りは3.455%。‐0.068と低下。

VIX指数は19.20。‐0.61%と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  130.12 ‐0.41%
NY原油   80.12 ‐1.84%
NY金   1,936 +0.50%

ドル円は130円台前半。

原油は下落。金は上昇しました。

ビットコインは23,018ドル。+0.43%と上昇しました。


【S&P500マップ】
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【セクター】

資本財   +0.65%
公益    +0.49%
不動産   +0.40%
生活必需品 +0.38%
金融    +0.11%
素材    +0.04%
情報技術  ‐0.04%
一般消費財 ‐0.17%
エネルギー ‐0.21%
ヘルスケア ‐0.65%
通信    ‐0.70%

全11セクター中6セクターが上昇。

資本財、公益などが上昇した一方、ヘルスケアや通信が下げました。

【スタイルボックス】

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サイズとスタイル別にみると、

グロース株や小型バリュー株が下落。

大型バリュー株はプラス圏に踏みとどまりました。

【個別株】

〇3M<MMM>₋6.25%

決算を発表、EPSや営業利益率が予想を下回りました。

〇アルファベット<GOOG>₋1.98%

米司法省とNY州など、8つの州が連名でGoogleを反トラスト法の疑いで提訴。広告テクノロジー事業の分割を求めています。

〇マイクロソフト<MSFT>2Qの決算を発表

売上高 対前年同期2%増の527億。予想の530億ドルを0.5%下回る。
純利益 対前年同期12.5%減の164億。予想の171億ドルを4%下回る。
EPS 2.2ドル。前年同期の水準から0.28ドル減少。予想の水準を0.06ドル下回る。

株価は時間外で4%上昇しましたが、

追記、その後、クラウドの「アジュール」の成長鈍化の見通しを受け下落に転じました。

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【一時取引停止】

ニューヨーク証券取引所(NYSE)で24日、取引開始直後に多数の銘柄の取引が一時停止されるという出来事がありました(ロイター)。

技術的な障害が原因とみられ、その後、停止されていた銘柄の大半の取引が再開されました。NYSEのウェブサイトによると、原因は調査中とのこと。

【株や債券、最大25%下落も】

世界一のヘッジファンド運営会社として知られるブリッジウォーター・アソシエーツのグレッグ・ジェンセンCIOは、ブルームバーグのインタビューにて、

「量的引き締めと利上げはインフレと経済成長の両方を押し下げるが、残念ながら、インフレのほうがしぶとく、結果的に長期債を中心にあらゆる金利が上昇する」と指摘。

「金融経済と実体経済の間には大幅な乖離がある」「キャッシュフローと資産価格の正常な関係よりも、価格はまだ25~30%高い」と述べ、

「資産市場の価値は全体として20~25%下落するだろう」との予想を示しました。

同氏は「この状況を完全に回避することはできないだろう」とし、ロングオンリーの投資家には「リスク低減と、世界的・環境的な分散」を助言しました。


【まとめ】

航空宇宙のレイセオン・テクノロジーズ<RTX>など良い決算を発表する企業もある中、予想を下回る決算だったり、

ジョンソンエンドジョンソンのように、厳しい今後の見通しを発表する企業などもあり、まちまちな決算シーズンが続いています。

※J&Jの通期売上高予想レンジは969億ドル~979億ドル。予想中央値は974億ドル。予想の978億ドルを0.4%下回る。

昨日までにS&P500企業のうち68社が発表を終えており、そのうちの69%が予想を上回る利益を計上。ただ、前年同期の82%からは大きく低下しています。

ウォール街きっての悲観主義者として知られる、GMOジェレミー・グランサム氏は、

米国株のバブル崩壊はまだ当分終わらないとし、年明け力強いスタートを切ったことに投資家は高揚し過ぎるべきではないと警告した。

S&P500は23年末に約3200になるだろうと計算。年間ベースで17%近い下落になる予想で、現行水準からは20%の値下がりに相当する予想となっています。

今年に入り、米国株式市場では、インフレの鈍化を示す経済指標によって、FRBの政策や景気後退に楽観的な見通しも広がりつつあります。

その一方で、グレッグ・ジェンセン氏や、グランサム氏のようにより悲観的なシナリオを支持する声もあります。

今後、数カ月もすれば、どちらが正しいかははっきりすると思いますから、長期投資家の方はこういう予想にあまり一喜一憂したり、振り回されないことが大切です。

私自身は、経済学者やFRBでも正確に予想することが困難な米国経済やインフレ、FRBの政策の行方を正確に予想し、かつ市場参加者全体の予想とのギャップを突くのは容易ではないと考えているため、

今年もいつも通りの投資を続けていきたいと思います。

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