米国株式100%の投資家が覚悟しなければならない未来
米国株式のみでいいのか、国際分散か。
この質問に対して、考える時、
私を含めた、米国株式100%のポートフォリオの方々が、
一つ、真剣に覚悟しなければならない状況があります
まずは三つのチャートをご覧ください。
〇1986~1994末の9年間のチャート
青 ①米国株式市場 100%
赤 ②全世界株式(除く米国)
黄色 ①50:②50
〇1999~2007年末の9年間のチャート
〇1972~1979年までの米国株式市場
1970代、米国株式は(二度の下落を含み)10年間、ほぼ横ばいでした。
国際分散か米国のみでいいのか。
この問いに対する私の答えは「わかりません」
わかりませんが、
私自身は米国株式のみのポートフォリオを選択しています。
(理由に関しては、何度も述べているので今回は省略します)
でも、この米国株式100%という選択をした時、
過去何度もあったように
約10年間に渡り、米国株式が横ばいだったり、
米国を除く他の地域の株式に、10年単位でアンダーパフォーマンスする期間を
本気で覚悟する必要があります。
「歴史は繰り返さないが韻を踏む」
「歴史は繰り返さないが韻を踏む」とも言います。
過去何度も起きたことが、今後起きないとなぜいえるのでしょう。
そうした時、
「米国外に投資をするのが賢い」「米国はダメだ」「だから国際分散の方が良い」「米国への集中投資する投資家は愚かだ」・・・・
みたいな空気が市場を包むかもしれません。
他の投資家が儲かり、お金持ちになっていく姿を見て、
惨めな気持ちになるかもしれません。
最初は耐えることができても、それが約10年も続くのです。
そうなった時、
米国以外株式がの高値になってきた「後」で、
耐えきれなくなったり、
周りに屈して、他の地域に分散投資を開始するよりなら、
初めから国際分散投資、つまり米国株式以外への資産配分を
(株価があまり上昇していない今のうちに)
やっておくべきだと私は思います。
1986年~2007年のチャート
青 ①米国株式市場 100%
22年間のチャートです。
この先リーマンショック後の10年は皆さんもよくご存知の通り、
米国株式が絶好調の10年が続きます。
ただ、それ以前の20年を振り返ってみると、
国際分散投資は十分に機能しているようにも思います。
特に下の80:20の方は、
と良い成果を上げています。
もし、米国外の地域が上昇し、米国が低迷する時期が怖い、耐えきる自信がないという方は、
資産を20%ほど米国外株式に配分をするのもいいのかもしれません。
ちまみに、偶然ですが、ジャック・ボーグル氏も(米国人の視点からですが)
米国を除く株式は20%以下にするよう述べていたりもします。
どの程度の配分が1番いいかは、
極論ですが、所謂「神のみぞ知る世界」というやつです。
将来のリターンを予測するより、自分に合った資産配分が一番大切だと思います。
同レポートによれば、米国株のみへの投資に比べ、グローバル株式(60%米国株式、40%米国外株式)への投資はより良いリターンをもたらす可能性があり、10%以上下落する可能性は低くなっています。
また、債券を加えると、下落やテールリスクに対しより備えることが出来るとしています。
まとめ
自分のリスク許容度に合う投資をするのは、
また、不確実な未来に対し、分散で備える事はとても賢明な事だと思います。
ここまで言っても、
いや米国株式100%で大丈夫だという方には
私からは、何も言う事はありません。
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米国株式のみでいいのか、国際分散か。
この質問に対して、考える時、
私を含めた、米国株式100%のポートフォリオの方々が、
一つ、真剣に覚悟しなければならない状況があります
まずは三つのチャートをご覧ください。
〇1986~1994末の9年間のチャート
青 ①米国株式市場 100%
赤 ②全世界株式(除く米国)
黄色 ①50:②50
〇1999~2007年末の9年間のチャート
青 ①米国株式市場 100%
赤 ②全世界株式(除く米国)
黄色 ①50:②50
〇1972~1979年までの米国株式市場
1970代、米国株式は(二度の下落を含み)10年間、ほぼ横ばいでした。
国際分散か米国のみでいいのか。
この問いに対する私の答えは「わかりません」
わかりませんが、
私自身は米国株式のみのポートフォリオを選択しています。
(理由に関しては、何度も述べているので今回は省略します)
でも、この米国株式100%という選択をした時、
過去何度もあったように
約10年間に渡り、米国株式が横ばいだったり、
米国を除く他の地域の株式に、10年単位でアンダーパフォーマンスする期間を
本気で覚悟する必要があります。
「歴史は繰り返さないが韻を踏む」
「歴史は繰り返さないが韻を踏む」とも言います。
過去何度も起きたことが、今後起きないとなぜいえるのでしょう。
そうした時、
「米国外に投資をするのが賢い」「米国はダメだ」「だから国際分散の方が良い」「米国への集中投資する投資家は愚かだ」・・・・
みたいな空気が市場を包むかもしれません。
他の投資家が儲かり、お金持ちになっていく姿を見て、
惨めな気持ちになるかもしれません。
最初は耐えることができても、それが約10年も続くのです。
そうなった時、
米国以外株式がの高値になってきた「後」で、
耐えきれなくなったり、
周りに屈して、他の地域に分散投資を開始するよりなら、
初めから国際分散投資、つまり米国株式以外への資産配分を
(株価があまり上昇していない今のうちに)
やっておくべきだと私は思います。
1986年~2007年のチャート
青 ①米国株式市場 100%
赤 ②全世界株式(除く米国)
黄色 ①60:②40
青 ①米国株式市場 100%
赤 ②全世界株式(除く米国)
黄色 ①80:②20
22年間のチャートです。
この先リーマンショック後の10年は皆さんもよくご存知の通り、
米国株式が絶好調の10年が続きます。
ただ、それ以前の20年を振り返ってみると、
国際分散投資は十分に機能しているようにも思います。
特に下の80:20の方は、
年率リターン 11.24% 米国株式100% 11.25%
標準偏差 14.08% 米国株式100% 14.78%
と良い成果を上げています。
もし、米国外の地域が上昇し、米国が低迷する時期が怖い、耐えきる自信がないという方は、
資産を20%ほど米国外株式に配分をするのもいいのかもしれません。
ちまみに、偶然ですが、ジャック・ボーグル氏も(米国人の視点からですが)
米国を除く株式は20%以下にするよう述べていたりもします。
どの程度の配分が1番いいかは、
極論ですが、所謂「神のみぞ知る世界」というやつです。
将来のリターンを予測するより、自分に合った資産配分が一番大切だと思います。
バンガード社のレポート
バンガードの『2017年の世界経済と市場見通し』によると、
今後10年間のリターンは、
現在の市場状況とは全く異なった状況になる可能性があるとしています。
今後10年間のリターンは、
現在の市場状況とは全く異なった状況になる可能性があるとしています。
そして、備える方法として国際分散投資(株と債券)を提案しています。
同レポートによれば、米国株のみへの投資に比べ、グローバル株式(60%米国株式、40%米国外株式)への投資はより良いリターンをもたらす可能性があり、10%以上下落する可能性は低くなっています。
また、債券を加えると、下落やテールリスクに対しより備えることが出来るとしています。
まとめ
もちろん、これが将来を保証するものではありませんが、
もし米国株式のみへ投資をしている方の中で、
最近の市場環境、先行きに不安を感じるようでしたら、
無理せず、できれば株価が落ち着いているうちに
無理せず、できれば株価が落ち着いているうちに
全世界の株式や債券などへより幅広く分散をしておくことをおすすめします。
長く投資を続けるうえで、
迷っているなら安全策を選択するべきです。
迷っているなら安全策を選択するべきです。
今回の場合なら迷ったら国際分散した方がいいと思います。
また、不確実な未来に対し、分散で備える事はとても賢明な事だと思います。
ここまで言っても、
いや米国株式100%で大丈夫だという方には
私からは、何も言う事はありません。
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