バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

2015年からバンガードS&P500ETF(VOO)に長期投資してます。毎日、米国株や海外ETFを中心に投資・資産形成に役立つ情報を発信中。NISAやiDeCOも継続中。

【1月9日 米国株式市場】

ダウ    33,517 ‐0.34%
S&P500     3,892 ‐0.08%
ナスダック 10,635 +0.63%

米主要株価指数はまちまち。

ダウは小幅に下げ、S&P500はほぼ横ばい、Nasdaqは上昇して終えました。

FRBの利上げの減速への期待から序盤は上昇しましたが、終盤にかけて売られました

ラッセル2000は+0.17%と上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+0.54%と上昇しました。

米10年債利回りは3.530%。‐0.041と低下。

VIX指数は21.91。+0.78と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  131.79 ‐0.21%
NY原油  74.78 +1.37%
NY金   1,875 +0.62%

ドル円は131円台後半。

原油は1%上昇。中国のゼロコロナ政策終了を受け、原油の需要に対して楽観的な見方が広がりました。

ビットコインは17,242ドル。+0.69%と上昇しました。


【S&P500マップ】
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【セクター】

情報技術  +1.09%
公益    +0.64%
素材    +0.60%
一般消費財 +0.57%
通信    +0.01%
不動産   ‐0.05%
資本財   ‐0.42%
金融    ‐0.44%
エネルギー ‐0.47%
生活必需品 ‐1.03%
ヘルスケア ‐1.66%

全11セクター中5セクターが上昇。

IT、ハイテク株や半導体、テスラが大きく上昇。各セクターを押し上げました。

【スタイルボックス】

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今日がバリュー株が売られ、グロース株が買われました。

【個別株】

アリババ<BABA>+3.19%

一部アナリストが「買い推奨リスト」に加えました。


【12月の消費者期待調査】

NY連銀が発表した12月の消費者期待調査では、短期的なインフレ期待が鈍化しました。

1年先のインフレ期待は11月の5.2%から5.0%へと低下。2021年7月以来の低水準となりました。

3年先は3%で変わらず。5年先は2.4%と11月の2.3%から上昇しました。

世帯収入の伸びの見通しは4.6%と前月から上昇しましたが、支出に関しては、11月の6.9%増から5.9%増と大幅に鈍化した。

支出の伸び鈍化は、年齢層や所得層に関係なく広範囲に及び、消費についてやや懸念を残すものとなりました。

【米アトランタ地区連銀のボスティック総裁

 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、米雇用統計で見られた傾向が今週12日に発表される米消費者物価指数(CPI)で確認されれば、

2月のFOMCでの利上げ幅は0.25%ポイントとすることを「より真剣に」検討すると述べました。

また、雇用統計で示された賃金の伸び鈍化は有益だと指摘しています。

【 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁】

 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は2月のFOMCで0.25%と0.50%どちらの利上げも論拠を示すことができ、いずれも可能という自身の見解を語りました。

FF金利は5.00~5.25%はまで到達する必要があり、その後は当面維持されるとの認識を示しましたが、正確な水準はデータ次第だ。とのこと。

現在3.5%の失業率は4.5~4.6%まで上昇し、インフレ率は現行の5.5%から2023年末までに3%台前半に鈍化するとの予想を示しました。

可能な限り穏やかにインフレを低下させることに注力すべきとしつつも、高インフレが定着しないよう確実にすることが絶対的に必要と語っています。


【まとめ】

先日の雇用統計やISM非製造業指数の発表を受けて、市場はFRBが利上げペースを減速させることを期待しています。

市場では2月のFOMCで0.25%の利上げを折り込んでおり、利上げで経済を冷やすという目的を達成しつつあるとの見方も一部では出ています。

市場は、10日にスウェーデンで開かれるイベントでのパウエルFRB議長の発言や、12日の米消費者物価指数(CPI)の発表に注目しています。

また、今週末から米国企業の決算シーズンが本格化します。

それらに備えるため、あるいは市場が急伸した反動で後半は利益を確定する売りが出たかもしれません。

このように今週はイベントが続くため、ボラティリティーが高くなる可能性があります。

毎朝株価を見る方は、朝起きて株価が大きく動いているのを見て慌てすぎないように、心構えだけしておきましょう。

さて、古典的なアノマリーの一つに、ウォール街では「年初から最初の5営業日で、株価が好調であれば、そのまま年を越す」というものがあります。

1928年以降、1月の最初の5営業日にS&P500種が下落した場合、年間リターンは平均でマイナス0.9%。一方、その5日間に上昇した場合は年間でプラス11.5%になる(ブルームバーグ)

今日で5営業日経過しましたが、今年年初来のS&P500のリターンは+1.37%。

さて、昨年クリスマスにサンタさんは来てくれませんでしたが、今年はアノマリーどおりいくのでしょうか?(個人的にはこういうアノマリーは一切気にしません)

どうなるかわかりませんが、私は、どうなってもいいように、自身のリスクが許容できる範囲で、適切に資産を配分し、いつもどおりの投資を続けていきたいと思います。

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