【1月4日 米国株式市場】
ダウ 33,269 +0.40%
S&P500 3,852 +0.75%
ナスダック 10,458 +0.69%
米国株式市場は小幅に反発
ラッセル2000も+0.64%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は+1.71%と大きく続伸。
米10年債利回りは3.692%。‐0.10%と低下。
VIX指数は22.01。‐0.89と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 132.67 +1.30%
NY原油 73.13 ‐4.94%
NY金 1,855 +0.84%
ドル円は132円台中盤。原油は大きく下落。
中国でのコロナの流行拡大や、米ISM製造業景気指数の悪化など、世界経済と需要の懸念が引き続き価格を圧迫しています。
ビットコインは16,818ドル。+0.90%と上昇しました。
【S&P500マップ】

【セクター】
不動産 +2.29%
素材 +1.74%
金融 +1.59%
一般消費財 +1.42%
通信 +1.08%
公益 +0.94%
資本財 +0.92%
生活必需品 +0.29%
情報技術 +0.26%
ヘルスケア +0.25%
エネルギー +0.06%
全11セクターが上昇。
特に不動産、素材、金融、一般消費財などが大きく上昇しました。
【スタイルボックス】

全てのサイズとスタイルが上昇。
特に中小型株が上昇しました。
【個別株】
〇マイクロソフト<MSFT> ‐4.37%
アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も300ドルから250ドルに引き下げました。理由としては、クラウドサービス「アジュール」の急成長の減速が予想以上に深刻とのこと。
〇セールスフォース<CRM> +3.57%
事業再編の一環として、約10%の人員削減を発表。不動産も再編しオフィススペースを縮小させる方針。株価は上昇しました。
〇アリババ<BABA>+12.98%
中国当局が、アリババ傘下のアントが消費者部門向けに105億元(約2000億円)を調達する計画を承認しました。
【FOMC議事要旨】
12月のFOMC議事要旨が公開されました。
特にサプライズがなく、2月のFOMCの利上げ幅に関する手がかりなども示されませんでした。
2022年12月13~14日のFOMC議事要旨では、FOMCでの声明同様、
インフレ抑制に向けた利上げを継続しつつも経済成長へのリスクを限定的とする方法で進められるよう、全ての参加者が積極的な利上げペースを緩める見解で一致していたことが分りました。
ただ、今後の利下げについては、正当な根拠のない金融状況の緩和は物価安定の達成に向けた当局の取り組みを損なうと、警戒感を示しています。

次回のFOMCは1月31日、2月1日の両日に開催されます。
議事要旨には、政策金利に関する判断は「会合ごとに」行われると記されるにとどまりました。
【市場の反応】
議事要旨発表後も2月FOMCでの利上げ予想はほとんど変わりませんでした。
FF金利先物市場が織り込む、2月のFOMCでの利上げ幅については、0.25%の確率が67%と織り込まれています。
【FRB関係者の発言】
【11月の雇用動態調査(JOLTS)】
11月の雇用動態調査(JOLTS)では、求人件数が5.4万件減の1045.8万件となりました。
予想は1000万件。10月は1051.2万件でした。
求人件数は減少しているものの、予想より強く、労働市場の逼迫の継続が改めて示されました。
強い労働市場はFRBの積極的な利上げを正当化します。
【ISM製造業総合指数】
12月の製造業総合指数は48.4と、コロナショック渦中の2020年5月以来、2年7カ月ぶりの低水準となっりました。
予想は48.5。前月は49.0で、拡大縮小の境目となる50を2カ月連続で下回り、米経済の11.3を占める製造業の縮小を示す結果となりました。
特に12月の投入価格指数は39.4となり、9カ月連続で低下。
景気後退の懸念を強める結果となりました。
【まとめ】
久しぶりに反発した米国株式市場。
FOMC議事要旨、JOLTS、ISM製造業総合指数などが発表されましたが、
どれも予想とほぼ一致する結果となり、大きなサプライズや動きはありませんでした。
どちらかと言えばアリババのニュースや、中国のゼロコロナ政策緩和の影響と懸念などの方にが動きがあったくらいです。
引き続き、FRBが利上げ幅を縮小する方向に傾いているといったヒントはなく、労働市場は強く、米経済、景気には懸念があるという状態が続いており、
FRBですら正確に先行きを予想することができず、明確に見通しが経たない状態が続いています。
これらの懸念にたいして、見通しが経ち、解決に向かうまでには、株式市場は未来を折り込むとは言え、まだ数カ月から数年かかる事でしょう。
明日、来週、解決する問題でもありませんから、あまり日々の値動きやニュースにやきもきせず、市場と気長に付き合っていくことが大切だと思います。
私はいつもどおり、インデックス投資家を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

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ダウ 33,269 +0.40%
S&P500 3,852 +0.75%
ナスダック 10,458 +0.69%
米国株式市場は小幅に反発
ラッセル2000も+0.64%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は+1.71%と大きく続伸。
米10年債利回りは3.692%。‐0.10%と低下。
VIX指数は22.01。‐0.89と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 132.67 +1.30%
NY原油 73.13 ‐4.94%
NY金 1,855 +0.84%
ドル円は132円台中盤。原油は大きく下落。
中国でのコロナの流行拡大や、米ISM製造業景気指数の悪化など、世界経済と需要の懸念が引き続き価格を圧迫しています。
ビットコインは16,818ドル。+0.90%と上昇しました。
【S&P500マップ】

【セクター】
不動産 +2.29%
素材 +1.74%
金融 +1.59%
一般消費財 +1.42%
通信 +1.08%
公益 +0.94%
資本財 +0.92%
生活必需品 +0.29%
情報技術 +0.26%
ヘルスケア +0.25%
エネルギー +0.06%
全11セクターが上昇。
特に不動産、素材、金融、一般消費財などが大きく上昇しました。
【スタイルボックス】

全てのサイズとスタイルが上昇。
特に中小型株が上昇しました。
【個別株】
〇マイクロソフト<MSFT> ‐4.37%
アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も300ドルから250ドルに引き下げました。理由としては、クラウドサービス「アジュール」の急成長の減速が予想以上に深刻とのこと。
〇セールスフォース<CRM> +3.57%
事業再編の一環として、約10%の人員削減を発表。不動産も再編しオフィススペースを縮小させる方針。株価は上昇しました。
〇アリババ<BABA>+12.98%
中国当局が、アリババ傘下のアントが消費者部門向けに105億元(約2000億円)を調達する計画を承認しました。
【FOMC議事要旨】
12月のFOMC議事要旨が公開されました。
特にサプライズがなく、2月のFOMCの利上げ幅に関する手がかりなども示されませんでした。
2022年12月13~14日のFOMC議事要旨では、FOMCでの声明同様、
インフレ抑制に向けた利上げを継続しつつも経済成長へのリスクを限定的とする方法で進められるよう、全ての参加者が積極的な利上げペースを緩める見解で一致していたことが分りました。
ただ、今後の利下げについては、正当な根拠のない金融状況の緩和は物価安定の達成に向けた当局の取り組みを損なうと、警戒感を示しています。

次回のFOMCは1月31日、2月1日の両日に開催されます。
議事要旨には、政策金利に関する判断は「会合ごとに」行われると記されるにとどまりました。
【市場の反応】
議事要旨発表後も2月FOMCでの利上げ予想はほとんど変わりませんでした。
FF金利先物市場が織り込む、2月のFOMCでの利上げ幅については、0.25%の確率が67%と織り込まれています。
【FRB関係者の発言】
ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、ターミナルレートを5.4%と見込んでおり、
FRBは「インフレがピークに達したと確信するまで少なくとも今後数回の会合で利上げを継続することが適切」という見解を示しています。
FRBは「インフレがピークに達したと確信するまで少なくとも今後数回の会合で利上げを継続することが適切」という見解を示しています。
【11月の雇用動態調査(JOLTS)】
11月の雇用動態調査(JOLTS)では、求人件数が5.4万件減の1045.8万件となりました。
予想は1000万件。10月は1051.2万件でした。
求人件数は減少しているものの、予想より強く、労働市場の逼迫の継続が改めて示されました。
強い労働市場はFRBの積極的な利上げを正当化します。
【ISM製造業総合指数】
12月の製造業総合指数は48.4と、コロナショック渦中の2020年5月以来、2年7カ月ぶりの低水準となっりました。
予想は48.5。前月は49.0で、拡大縮小の境目となる50を2カ月連続で下回り、米経済の11.3を占める製造業の縮小を示す結果となりました。
特に12月の投入価格指数は39.4となり、9カ月連続で低下。
景気後退の懸念を強める結果となりました。
【まとめ】
久しぶりに反発した米国株式市場。
FOMC議事要旨、JOLTS、ISM製造業総合指数などが発表されましたが、
どれも予想とほぼ一致する結果となり、大きなサプライズや動きはありませんでした。
どちらかと言えばアリババのニュースや、中国のゼロコロナ政策緩和の影響と懸念などの方にが動きがあったくらいです。
引き続き、FRBが利上げ幅を縮小する方向に傾いているといったヒントはなく、労働市場は強く、米経済、景気には懸念があるという状態が続いており、
FRBですら正確に先行きを予想することができず、明確に見通しが経たない状態が続いています。
これらの懸念にたいして、見通しが経ち、解決に向かうまでには、株式市場は未来を折り込むとは言え、まだ数カ月から数年かかる事でしょう。
明日、来週、解決する問題でもありませんから、あまり日々の値動きやニュースにやきもきせず、市場と気長に付き合っていくことが大切だと思います。
私はいつもどおり、インデックス投資家を続けていきたいと思います。
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