【1月3日 米国株式市場】
ダウ 33,134 ‐0.04%
S&P500 3,823 ‐0.41%
ナスダック 10,386 ‐0.76%
米国株式市場は続落。
影響力の大きいテスラとアップルの下落が各指数を押し下げました。
ラッセル2000は‐0.60%と下落。
VXUS(全世界株式除く米)は+0.68%と上昇しました。
米10年債利回りは3.767%。‐0.064と低下。
VIX指数は22.87。+1.20と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 130.88 +0.05%
NY原油 77.14 ‐3.89%
NY金 1,837 +0.96%
ドル円は130円台後半。
原油先物は一時4%超急落。低調な中国指標に加え、世界的な景気の先行き不透明感やドル高などが重しとなりました。
ビットコインは16,663ドル。‐0.02%とほぼ横ばいで終えました。
【S&P500マップ】

アップルとテスラが大きく下落。
原油の下落を受けてエネルギーセクターが下落。IT銘柄や保険業も下げています。
【セクター】
通信 +1.41%
金融 +0.38%
不動産 +0.31%
資本財 +0.20%
公益 +0.01%
素材 ‐0.11%
生活必需品 ‐0.23%
ヘルスケア ‐0.29%
情報技術 ‐1.01%
エネルギー ‐3.62%
一般消費財 ‐5.94%
11セクター中5セクターが上昇。通信セクターが大きく上昇しました。
一般消費財は影響力の大きいテスラの下落が響きました。
【スタイルボックス】

スタイル別にみると、
大・中型バリュー株が踏みとどまる一方で、グロース株や小型株が下げました。
【個別株】
〇アップル<AAPL> ‐3.74%
年末商戦でのアイフォーン供給への懸念から下落。一部のアナリストは目標株価を引き下げました。
アップルの時価総額は2021年6月以降、初めて2兆ドルを割り込み1年半ぶりの安値を更新。アップルは昨年2022年1月3日、企業として初めて時価総額3兆ドルを突破しました。
※エクサーヌBNPパリバのアナリスト、ジェローム・ラメル氏がアップルの投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」、目標株価を180ドルから140ドルにそれぞれ引き下げた。
〇テスラ<TSLA> ₋12.24%
第4四半期の出荷台数が予想を下回ったことで大きく売られました。
〇ボーイング<BA> +2.51%
エジプト空軍向けにCH-47Fチヌーク12機を4.26億ドルで製造する契約を米軍から受注したと発表しました。
【中国製造業PMI】
財新・S&Pグローバルが発表した、2022年12月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.0と前月の49.4から低下。
エコノミスト予想は上回ったものの、好不況の分かれ目である50を5カ月連続で下回り9月以来の低水準となりました。
大企業や国有企業を対象とする国家統計局の製造業PMIは、中小企業を対象とする財新のPMIよりも落ち込みが深刻で2020年2月のコロナショック来の低水準となりました。
世界経済の成長の減速による外需の減速が、輸出型製造業の受注を引き続き圧迫。
市場はゼロコロナ政策の終了を経て、中国経済の劇的な回復を期待しているものの、まだ時間がかかるようです。
【IMFの見解】
国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事は1日、2023年は多くの国・地域にとり厳しい年になるとの見方を示しました。
「米国、欧州連合(EU)、中国という3大経済圏が同時に減速しているため」とのこと。
このほか年始は今後予想される景気後退や市場の先行きについて悲観的な見方の記事が多くありました。
【まとめ】
序盤は買いで始まりましたが、小幅に下げて終了した新年初営業日の米国株式市場。
引き続き、景気後退やFRBの政策に関する不透明感から上値が重い展開が続いています。
先行きに関しては、悪い予想が多々公開されていますが、
その多くは毒にも薬にもならないような、割と内容のないようなもので。
ただ「景気後退が来るだろう」という自身の予想を、様々な言葉と理由を用いてただ話すだけの記事がほとんどでした。
結局、市場予想とのギャップはどのくらいか?
景気後退の幅と深さは?それによって株式市場はいつ、どのくらい下落し、いつ反発するのか?
PFを動かし、市場タイミングとコストを計ることを正当化できる程のものなのか?
そもそもその予想は当たるのか?
こういった疑問を明確に示してくれる記事は私が年末年始読んだ記事の中にはありませんでした。
結局先の分からない未来に対して、私達が確実にできることはそう多くはありません。
私は「分散」や「コストを抑える」などの少しの合理性を頼りに、
入金力を上げるなど自分に確実にコントロールできることや努力が結果に繋がりやすいことに注力しながら、
そして人生を楽しみながら、2023年もいつも通り、投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

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S&P500 3,823 ‐0.41%
ナスダック 10,386 ‐0.76%
米国株式市場は続落。
影響力の大きいテスラとアップルの下落が各指数を押し下げました。
ラッセル2000は‐0.60%と下落。
VXUS(全世界株式除く米)は+0.68%と上昇しました。
米10年債利回りは3.767%。‐0.064と低下。
VIX指数は22.87。+1.20と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 130.88 +0.05%
NY原油 77.14 ‐3.89%
NY金 1,837 +0.96%
ドル円は130円台後半。
原油先物は一時4%超急落。低調な中国指標に加え、世界的な景気の先行き不透明感やドル高などが重しとなりました。
ビットコインは16,663ドル。‐0.02%とほぼ横ばいで終えました。
【S&P500マップ】

アップルとテスラが大きく下落。
原油の下落を受けてエネルギーセクターが下落。IT銘柄や保険業も下げています。
【セクター】
通信 +1.41%
金融 +0.38%
不動産 +0.31%
資本財 +0.20%
公益 +0.01%
素材 ‐0.11%
生活必需品 ‐0.23%
ヘルスケア ‐0.29%
情報技術 ‐1.01%
エネルギー ‐3.62%
一般消費財 ‐5.94%
11セクター中5セクターが上昇。通信セクターが大きく上昇しました。
一般消費財は影響力の大きいテスラの下落が響きました。
【スタイルボックス】

スタイル別にみると、
大・中型バリュー株が踏みとどまる一方で、グロース株や小型株が下げました。
【個別株】
〇アップル<AAPL> ‐3.74%
年末商戦でのアイフォーン供給への懸念から下落。一部のアナリストは目標株価を引き下げました。
アップルの時価総額は2021年6月以降、初めて2兆ドルを割り込み1年半ぶりの安値を更新。アップルは昨年2022年1月3日、企業として初めて時価総額3兆ドルを突破しました。
※エクサーヌBNPパリバのアナリスト、ジェローム・ラメル氏がアップルの投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」、目標株価を180ドルから140ドルにそれぞれ引き下げた。
〇テスラ<TSLA> ₋12.24%
第4四半期の出荷台数が予想を下回ったことで大きく売られました。
〇ボーイング<BA> +2.51%
エジプト空軍向けにCH-47Fチヌーク12機を4.26億ドルで製造する契約を米軍から受注したと発表しました。
【中国製造業PMI】
財新・S&Pグローバルが発表した、2022年12月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.0と前月の49.4から低下。
エコノミスト予想は上回ったものの、好不況の分かれ目である50を5カ月連続で下回り9月以来の低水準となりました。
大企業や国有企業を対象とする国家統計局の製造業PMIは、中小企業を対象とする財新のPMIよりも落ち込みが深刻で2020年2月のコロナショック来の低水準となりました。
世界経済の成長の減速による外需の減速が、輸出型製造業の受注を引き続き圧迫。
市場はゼロコロナ政策の終了を経て、中国経済の劇的な回復を期待しているものの、まだ時間がかかるようです。
【IMFの見解】
国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事は1日、2023年は多くの国・地域にとり厳しい年になるとの見方を示しました。
「米国、欧州連合(EU)、中国という3大経済圏が同時に減速しているため」とのこと。
このほか年始は今後予想される景気後退や市場の先行きについて悲観的な見方の記事が多くありました。
【まとめ】
序盤は買いで始まりましたが、小幅に下げて終了した新年初営業日の米国株式市場。
引き続き、景気後退やFRBの政策に関する不透明感から上値が重い展開が続いています。
先行きに関しては、悪い予想が多々公開されていますが、
その多くは毒にも薬にもならないような、割と内容のないようなもので。
ただ「景気後退が来るだろう」という自身の予想を、様々な言葉と理由を用いてただ話すだけの記事がほとんどでした。
結局、市場予想とのギャップはどのくらいか?
景気後退の幅と深さは?それによって株式市場はいつ、どのくらい下落し、いつ反発するのか?
PFを動かし、市場タイミングとコストを計ることを正当化できる程のものなのか?
そもそもその予想は当たるのか?
こういった疑問を明確に示してくれる記事は私が年末年始読んだ記事の中にはありませんでした。
結局先の分からない未来に対して、私達が確実にできることはそう多くはありません。
私は「分散」や「コストを抑える」などの少しの合理性を頼りに、
入金力を上げるなど自分に確実にコントロールできることや努力が結果に繋がりやすいことに注力しながら、
そして人生を楽しみながら、2023年もいつも通り、投資を続けていきたいと思います。
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