【12月07日 米国株式市場】
ダウ 33,596 ‐1.03%
S&P500 3,941 ‐1.44%
ナスダック 11,014 ‐2.00%
米国株式市場は続落。
S&P500は4日、Nasdaqは3日続落となりました。
ラッセル2000は‐1.50%と小型株も下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.45%と小幅に下落しました。
米10年債利回りは3.533%。‐1.83%と低下しました。
VIX指数は22.17。+1.42と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 136.95 +0.18%
NY原油 74.28 ‐3.44%
NY金 1,772 +0.26%
ドル円は136円台後半。
原油は昨日に続き続落。エネルギー株も大きく下げました。
ビットコインは16,981ドル。+0.10%と小幅に上昇しました。
【S&P500マップ】
全体的に下げましたが、特に影響力の大きいGAFAMTなどのビックテックの下落が、S&P500やNasdaqを押し下げました。
【セクター】
公益 +0.66%
生活必需品 ‐0.68%
ヘルスケア ‐0.74%
不動産 ‐0.78%
金融 ‐0.86%
素材 ‐0.88%
資本財 ‐1.15%
一般消費財 ‐1.62%
情報技術 ‐2.14%
通信 ‐2.56%
エネルギー ‐2.56%
公益以外の10セクターがマイナス。
特にエネルギー及び、通信や情報技術などグロース系のセクターが下落しました。
公益セクターはエネルギー株に続き、今年2番目に健闘しているセクターです。
【スタイルボックス】
全てのサイズとサイズスタイル別にみると、
グロース株が大きく下落しました。
【個別株】
〇メタ・プラットフォームズ(META) ‐6.79%
EUの個人情報保護規制局が、同社の広告ターゲッティングにおいて、ユーザーに合意を求めるべきではないとし、より厳格な規制に直面していることが報道されました。
〇バンカメ(BAC)‐4.26%
モイニハンCEOがセールス&トレーディング収入は10~15%増加し、伝統的な投資銀行業務の手数料は50~60%%減少すると見込んでいると述べました。
【大手銀行CEOの悲観的な発言相次ぐ】
米金融政策が経済成長や企業業績に及ぼす影響を巡って懸念が広がる中、大手銀行の経営者らが景気に関して悲観的な見方を示しました。
〇ゴールドマン・サックスのソロモンCEOは「困難な時期が待ち受けている」とし、ボーナス減額や人員削減が実施されたとしても意外なことではないとしています。
〇モルガン・スタンレーのリサ・シャレット氏は、経済成長の減速やインフレで消費者の購買力が低下するのに伴い、大手企業の一角では来年の業績が想定よりもかなり大幅に落ち込む可能性もあると指摘。「企業ガイダンスの多くは妄想的だ」とし、「多くの人は不都合な現実を突然知ることになる」としています。
【まとめ】
米株式市場は続落。先週のパウエル議長の発言を受けて上昇した分のほとんどを吐き出す形となりました。
米利上げペース縮小の期待と、予想以上に長期間の引き締めが必要になる可能性を示唆する、底堅い米経済指標との間で、方向性を見出すのに苦労しているようです。
市場は、12月のFOMCもそうですが、市場はターミナルレートがどこになるか、高い水準の金利がどの程度維持され、いつ利下げに転じるか、利上げによって消費や経済がどうなるか。
数カ月~数年先の状況を予測しようと経済指標の発表やFRBメンバーの発言、各企業のガイダンス等からヒントを探ろうと、右往左往しています。
FOMCに加え、もし決算で予想を下回ったり、企業業績の下方修正続けば、株式市場はボラティリティが大きくなることが予想されます。
今後またボラティリティーの高い市場になる可能性は十分にありますが、長期投資家の方であれば、目先の株価の上下に一喜一憂しないことが大切です。
特に長期的にインデックスに投資をしたり、良い企業を保有している方であれば、数カ月先の経済の予想を当てるかどうかで、自身の長期的な資産形成の成否が決まるわけでもありません。
元々未来はわかりませんし、特に最近は、プロですら1つの材料が出るたびに右往左往するくらいの状況が続いています。
見えないものを見ようとして望遠鏡をのぞき込むよりも、あるいは見えると言い張るよりも、入金力をあげるなど、今自分にできることを確実にこなしつつ、淡々と投資を続ける事が大切だと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。
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ダウ 33,596 ‐1.03%
S&P500 3,941 ‐1.44%
ナスダック 11,014 ‐2.00%
米国株式市場は続落。
S&P500は4日、Nasdaqは3日続落となりました。
引き続き、FRBの利上げや景気後退の懸念が市場を圧迫しました。
ラッセル2000は‐1.50%と小型株も下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.45%と小幅に下落しました。
米10年債利回りは3.533%。‐1.83%と低下しました。
VIX指数は22.17。+1.42と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 136.95 +0.18%
NY原油 74.28 ‐3.44%
NY金 1,772 +0.26%
ドル円は136円台後半。
原油は昨日に続き続落。エネルギー株も大きく下げました。
ビットコインは16,981ドル。+0.10%と小幅に上昇しました。
【S&P500マップ】
全体的に下げましたが、特に影響力の大きいGAFAMTなどのビックテックの下落が、S&P500やNasdaqを押し下げました。
【セクター】
公益 +0.66%
生活必需品 ‐0.68%
ヘルスケア ‐0.74%
不動産 ‐0.78%
金融 ‐0.86%
素材 ‐0.88%
資本財 ‐1.15%
一般消費財 ‐1.62%
情報技術 ‐2.14%
通信 ‐2.56%
エネルギー ‐2.56%
公益以外の10セクターがマイナス。
特にエネルギー及び、通信や情報技術などグロース系のセクターが下落しました。
公益セクターはエネルギー株に続き、今年2番目に健闘しているセクターです。
【スタイルボックス】
全てのサイズとサイズスタイル別にみると、
グロース株が大きく下落しました。
【個別株】
〇メタ・プラットフォームズ(META) ‐6.79%
EUの個人情報保護規制局が、同社の広告ターゲッティングにおいて、ユーザーに合意を求めるべきではないとし、より厳格な規制に直面していることが報道されました。
〇バンカメ(BAC)‐4.26%
モイニハンCEOがセールス&トレーディング収入は10~15%増加し、伝統的な投資銀行業務の手数料は50~60%%減少すると見込んでいると述べました。
【大手銀行CEOの悲観的な発言相次ぐ】
米金融政策が経済成長や企業業績に及ぼす影響を巡って懸念が広がる中、大手銀行の経営者らが景気に関して悲観的な見方を示しました。
〇バンク・オブ・アメリカのCEOは来年に3四半期にわたって緩やかなマイナス成長が続くと予想。
〇JPモルガン・チェースのCEOはインフレによって個人消費力が損なわれ、軽度からより顕著な景気後退が見込まれるとの認識を示しました。
〇JPモルガン・チェースのCEOはインフレによって個人消費力が損なわれ、軽度からより顕著な景気後退が見込まれるとの認識を示しました。
〇ゴールドマン・サックスのソロモンCEOは「困難な時期が待ち受けている」とし、ボーナス減額や人員削減が実施されたとしても意外なことではないとしています。
〇モルガン・スタンレーのリサ・シャレット氏は、経済成長の減速やインフレで消費者の購買力が低下するのに伴い、大手企業の一角では来年の業績が想定よりもかなり大幅に落ち込む可能性もあると指摘。「企業ガイダンスの多くは妄想的だ」とし、「多くの人は不都合な現実を突然知ることになる」としています。
【まとめ】
米株式市場は続落。先週のパウエル議長の発言を受けて上昇した分のほとんどを吐き出す形となりました。
米利上げペース縮小の期待と、予想以上に長期間の引き締めが必要になる可能性を示唆する、底堅い米経済指標との間で、方向性を見出すのに苦労しているようです。
市場は、12月のFOMCもそうですが、市場はターミナルレートがどこになるか、高い水準の金利がどの程度維持され、いつ利下げに転じるか、利上げによって消費や経済がどうなるか。
数カ月~数年先の状況を予測しようと経済指標の発表やFRBメンバーの発言、各企業のガイダンス等からヒントを探ろうと、右往左往しています。
FOMCに加え、もし決算で予想を下回ったり、企業業績の下方修正続けば、株式市場はボラティリティが大きくなることが予想されます。
今後またボラティリティーの高い市場になる可能性は十分にありますが、長期投資家の方であれば、目先の株価の上下に一喜一憂しないことが大切です。
特に長期的にインデックスに投資をしたり、良い企業を保有している方であれば、数カ月先の経済の予想を当てるかどうかで、自身の長期的な資産形成の成否が決まるわけでもありません。
元々未来はわかりませんし、特に最近は、プロですら1つの材料が出るたびに右往左往するくらいの状況が続いています。
見えないものを見ようとして望遠鏡をのぞき込むよりも、あるいは見えると言い張るよりも、入金力をあげるなど、今自分にできることを確実にこなしつつ、淡々と投資を続ける事が大切だと思います。
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