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日経新聞に『インデックス型投信「4強」時代、残高首位も視野に』という、

おもしろい記事がありました。



投資信託市場ではインデックス型(指数連動型)への資金流入傾向が続き、純資産総額(残高)の上位に食い込むファンドが増えている。

10月末時点で国内公募追加型株式投信(上場投資信託=ETF=を除く)の残高トップ10にインデックス型が4本入った。

1998年4月以来、ほぼ四半世紀ぶりの多さだ。うち1本は首位に手が届くところまで迫っており、インデックス型が残高トップに立つ日は遠くないかもしれない


トップ10にインデックス型が4本入るのが、1998年4月以来とは驚きですね。

そして、2位につけている「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が、

1位との距離をかなり詰めてきているということです。

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1位や3位をみると相変わらず分配金好きな方も多いんだなあとも感じますね。


今回ランキングに入ったインデックスファンドの4本を見ると、

主に米国株式市場を対象とするものが3本。(S&P500が2本と楽天VTI)

そして全世界株式に投資ができる「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」がランクインしています。

願わくば、これが一時のブームで終わるのではなく、この流れが続いて、

インデックス投資家にとっても、アクティブファンドが好きな方にとっても(低コストのファンドや、より質の高いアクティブファンド誕生など)よい流れが生まれてくれればと思います。

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また、既にインデックス投資をしている方であれば、

たとえ米国株式市場や全世界の株式市場が暴落したり、低迷しても、

セオリー通り資産配分を維持したり、つみたてを続けるなど、

このままの調子で、それぞれの戦略において合理的かつ規律ある投資を続けて頂ければと思います。


【まとめ】

ウォール街のランダムウォーカーによると、

1970年に存在した358本の投信の内、2017年までに消滅してしまった投信が280本。

残りの78本のうちで、年率平均リターンでS&P500を凌いだものは29本のみだそうです。

80%近くが大きな損失で終わり、生き残ったファンドのうち半数以上がS&P500を下回ったということになります。

358本中の29本を見分けるのもなかなか大変ですが、

長期的に生き残る(長期投資に適したアクティブファンド)を事前に見分けることも、タイミングを見て、コスト等の非効率さを正当化しつつ乗り換えるのもまた至難の業です。

決してアクティブ投資が悪いとも思いませんし、良いアクティブファンドもあるとは思いますが、

そういうわけで、私自身は、今後も普通にインデックス投資を続けていきたいと思います。

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