【GMOの予測】
GMOが、2022年9月末時点からの、
今後7年間の各市場・資産のリターンの予測を公開していましたので紹介します。
今後7年間の各市場・資産のリターンの予測を公開していましたので紹介します。
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注)ドルベース・インフレ調整後の実質リターン。
米国のインフレ率は、15年間で平均2.3%の長期インフレ率に回帰すると想定しています。
GMOの合理的な判断に基づくものであり、将来のパフォーマンスを保証するものではありません。
【米国株のリターンはイマイチ?】
予想を見ると、米大型株が年率+0.8%、米小型株が年率+1.0%とほぼ横ばい。
先進国や新興国なども、過去の米国株の平均リターンよりは低い予想となっており、
新興国のバリュー株以外の株式は残念な予想となっています。
【昨年よりは見通し改善】
ただ、去年の夏は「米国大型株‐8%」など、
もっとひどい予想が並んでいましたから、
今年年初からの調整である程度バリュエーションは改善したと見ていると思われます。
今思い返すと、去年の夏に、
仮想通貨やレバレッジ・グロース株、メタバースの土地などを推奨するのではなく、
バリュー株を勧めていたのは比較的良心的だったのかもしれませんね(笑)。
ちなみにGMOは「permabear(永遠のベア)」と呼ばれるほど、
いつも悲観的な予測をするので、
それも考慮して参考にするのがといいかと思います。
(そのおかげで、同社の旗艦ファンドはITバブルやリーマンショック時には市場をアウトパフォーマンスしています(笑))
(そのおかげで、同社の旗艦ファンドはITバブルやリーマンショック時には市場をアウトパフォーマンスしています(笑))
【まとめと感想】
予想が当たるかどうかは別ですが、
米国株式市場のひどいリターンを始め、各資産クラスのリターンが今後数年パッとしないということは、全然あり得る可能性の一つだと思います。
長期的にリターンが低かったり、横ばい、あるいはマイナスとなっても、自身の生活や投資に支障がでないよう、各々のとれるリスクの範囲内で投資をすることが大切だと思います。
いざその時になって慌てないよう、あり得ないと決めつけずに、もし、そうなったらどうするか想定しておくことも大切だと思います。
もちろん、予想はあくまで予想なので、あまり振り回されることなく、各々上手い距離感を持って、料理して頂ければと思います。
個人的には、米国外の地域の方がマシ。バリュー株がマシという点では、バンガード社の予測と似ているなとも思いました。
私自身はいつも通り、自身の目標とする資産配分を維持しながら今後も投資を続けていきたいと思います。
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