
【稀代のバリュー投資家の見解】
あの世界一の投資家ウォーレン・バフェット氏等も絶賛した、
「投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識」や
「市場サイクルを極める 勝率を高める王道の投資哲学 」で有名な、
ハワード・マークス氏が今後の市場に対する見通しを語っていたので紹介します。
※ちなみに「投資で一番大切な20の教え」のkindle版は期間限定で半額の1,100円となっていますので、未読の方はこの機会に是非!⇒「Amazonへ」
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【「大バーゲン」がやって来る】
ハワード・マークス氏は今週「我々にとっての好機が今またやって来つつある」とシンガポールで投資家に向けて述べ、その後のブルームバーグニュースとのインタビューでも同様の発言を行いました。
「ブルームバーグ」の記事によると、金利上昇とリセッション(景気後退)の接近で、苦境に陥る企業が増えており、世界金融危機(リーマンショック)以降で有数の好機が訪れると見込んでいるとのこと。
【マークス氏の見解】
米国のインフレ率はピークを付けた公算が大きいが、
金利は今後5年から10年にわたって5%近辺にとどまると予想。
消費者の志向変化と借り入れコストの上昇で、
多くの企業が「深刻な苦境」に陥るだろうとみる。
「1年前は見通しに全く陰りはないと考えられていた」が、今は投資家が「もう駄目だと考える地点に達しつつあると思う。
その時こそ、大規模な取引をする。資産を安価に買い入れ、安全に高い利回りで融資を行う好機だ」と同氏は語った。
マークス氏は、銀行がブリッジローン取引で被った損失がクレジット市場を傷めていると指摘し、一つの例としてイーロン・マスク氏のツイッター買収に絡む案件を挙げた。
※ウォール街の銀行はマスク氏の買収を支援するため約130億ドルのレバレッジドバイアウトファイナンスを取りまとめたが、この債権の売却が思うように進まず、銀行は額面1ドル当たり70セントまで値引きしているとブルームバーグは報じています(ブルームバーグ)
逆に個人的には、マスク氏の資金調達の上手さは(昔から)いつもすごいなと思います。
【まとめ】
マークス氏は、インフレはピークをつけた可能性が高いものの、
今後の金利は高い水準で長期間維持されると予想し、それが企業を苦しめると予想しています。
そして、そういう時こそ、投資の好機であると指摘しています。
正にバリュー投資家であり、市場サイクルを読んで投資をするハワード・マークス氏らしい見解ですね。
私は市場サイクルや金利、タイミングを計って投資をする戦略は採用していませんが、
元バリュ‐投資家として、そしてインデックス投資家としても、出来れば、割安の時にたくさん投資ができたら嬉しいなというくらいの気持ちで投資をしています。
(あくまでも気持ちだけで、今は割高でも割安でも資産配分や投資ペースを変えるといったことは私自身はしませんが、そういう手法に取り組んでいる方の気持ちはとてもよくわかります)
いろいろな投資戦略があると思いますし、この見解が当たるかどうかもわかりませんが、
もし、このハワードマークス氏の見解が正しいとするならば、
資産形成期にある投資家の方や最近投資を始めた方にとっては、安価でたくさん株を買い、長期的な資産形成を加速されるチャンスになる可能性があります。
そういう機会をより活かすために、あるいはそうならなかった時でも余裕をもって対応できるように、節約したり、収入を増やす努力など、自身のコントロールできることに努めることが大切だと思います。
今の自分の少しの努力が、未来の自分を助けたり、未来のチャンスをより活かすことに繋がります。
もし、マークス氏のいうように、株価が暴落してくれたらラッキーくらいの気持ちで、私は気軽に投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
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