【10月1日 米国株式市場】
ダウ 28,725 ‐1.71%
S&P500 3,585 ‐1.51%
ナスダック 10,575 ‐1.51%
米国主要株価指数は下落。
S&P500とダウは3週間連続のマイナスとなり、米主要株価指数は2カ月連続のマイナスで終えました。
四半期ベースでは、S&P500とNasdaqは08~09年以来、ダウは7年ぶりに3四半期連続のマイナスとなりました。
ラッセル2000も‐0.61%と小幅に下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.30%と米国市場より小幅に下げました。
米10年債利回りは3.829%。+0.082と上昇。
VIX指数は31.62。‐0.22と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 144.78 +0.23%
NY原油 79.74 ‐1.83%
NY金 1,660 +0.12%
ドル円は144円台後半。金は小幅に反発。
原油は大幅続落。四半期ベースでは約25%下げ、2年ぶりのマイナスの四半期となりました。
OPECは価格を防衛する意欲を明らかにしており、OPECプラスで減産を協議中となっています。
ビットコインは19,360ドル。‐1.19%と下げました。
【S&P500マップ】

影響力の大きいアップル、Amazonなどの下落や12%ほど下げたナイキが各指数を押し下げました。
【セクター】
不動産 +0.99%
素材 ‐0.34%
エネルギー ‐0.91%
金融 ‐1.09%
資本財 ‐1.31%
ヘルスケア ‐1.40%
通信 ‐1.65%
生活必需品 ‐1.79%
一般消費財 ‐1.83%
情報技術 ‐1.94%
公益 ‐1.97%
全11セクター中不動産のみが上昇。
昨日に続き、公益と情報技術が下げました。
【スタイルボックス】

今日は大型株がより大きく下落しました。
【個別株】
〇ナイキ(‐12.81%)
決算を発表。北米市場の過剰在庫が、大幅値引きやコスト増を招き、20%の減益となりました。
〇カーニバル(‐23.25%)
クルーズ船のカーニバルは決算を発表。1株損益の赤字が予想以上に膨らんだほか、売上高も予想を大きく下回り、株価が下落しました。
【経済指標】
〇8月の個人消費支出(PCE)
結果 0.4 予想 0.2% 前回 ‐0.2%
〇PCEコアデフレータ
(前年比)結果+4.9% 予想4.8% 前回4.7%
(前月比)結果+0.6% 予想0.4% 前回0.1%
8月の米個人消費は前回および予想を上回りました。
一方で、PCE価格指数は上昇。インフレ圧力が8月も高まっていたことが示され、FRBが積極的な利上げを継続する根拠になる可能性があります。
【ブレイナードFRB副議長の見解】
ブレイナードFRB副議長は「FRBは時期尚早の政策巻き戻しをしないよう努力している」と発言。
FRBのタカ派の姿勢が再確認される形となりました。
FRBの積極利上げとリセッションへの警戒感が引き続き高まっており、
ナイキの決算等を受け、企業収益が圧迫されるとの懸念が更に高まっています。
【まとめ】
序盤の上昇から一転。米国株式市場はマイナスで終えました。
9月、S&P500は9%以上下落し、2020年3月以来の下落となりました。
また、株式市場だけではなく、米総合債券インデックス (AGG) も 3四半期連続で下落しています。
今後予定されている、米企業の決算シーズン、経済指標の発表、11月と12月のFOMCなどの結果次第では、株価はまだ下がるかもしれませんし、予想よりマシなら反発するかもしれません。
今年の夏。米国株式市場が、インフレやFRBの政策を読み違えて一時的に14%上昇したように、
あるいは、FRBがインフレを一時的と見誤ったり、昨年時点で多くの市場参加者がここまでの利上げを織り込めていなかったように、
プロや市場全体でもなかなか先が読みづらい展開が続いています。
そんな中、昨日今日投資を始めたばかり素人が、未来を正確に読み切るとこが可能なのでしょうか?
一部の天才や才能を有している人を除く大多数の方は、自分の勝手な思い込みで判断したり、自分が信じたい未来を信じ込むという危うい行動を避けることが大切だと思います。
もし、予想に基づいて投資をするにしても、先行きの決め打ちは避け、予想に充分な幅をもたせ、様々な可能性を考慮することが大切だと思います。
いろいろな投資戦略があると思いますが、いずれにしても、自身のリスク許容度を守り、自身の日常生活に支障をきたさぬ範囲で、投資を続けることが大切だと思います。
私自身は、パッシブ運用をしているため、市場の予想や先行きがどうであれ、いままでどおりの資産配分を維持しつつ、規律ある投資を続けていきたいと思います。
まあ、S&P500に投資をしていれば、これくらいの下落はよくあること。特に騒ぐことでもありません。
株価を気にするより、いつもどおり人生で一度しかない今日一日と言いう日を楽しんでいきましょう。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

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ダウ 28,725 ‐1.71%
S&P500 3,585 ‐1.51%
ナスダック 10,575 ‐1.51%
米国主要株価指数は下落。
S&P500とダウは3週間連続のマイナスとなり、米主要株価指数は2カ月連続のマイナスで終えました。
四半期ベースでは、S&P500とNasdaqは08~09年以来、ダウは7年ぶりに3四半期連続のマイナスとなりました。
ラッセル2000も‐0.61%と小幅に下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.30%と米国市場より小幅に下げました。
米10年債利回りは3.829%。+0.082と上昇。
VIX指数は31.62。‐0.22と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 144.78 +0.23%
NY原油 79.74 ‐1.83%
NY金 1,660 +0.12%
ドル円は144円台後半。金は小幅に反発。
原油は大幅続落。四半期ベースでは約25%下げ、2年ぶりのマイナスの四半期となりました。
OPECは価格を防衛する意欲を明らかにしており、OPECプラスで減産を協議中となっています。
ビットコインは19,360ドル。‐1.19%と下げました。
【S&P500マップ】

影響力の大きいアップル、Amazonなどの下落や12%ほど下げたナイキが各指数を押し下げました。
【セクター】
不動産 +0.99%
素材 ‐0.34%
エネルギー ‐0.91%
金融 ‐1.09%
資本財 ‐1.31%
ヘルスケア ‐1.40%
通信 ‐1.65%
生活必需品 ‐1.79%
一般消費財 ‐1.83%
情報技術 ‐1.94%
公益 ‐1.97%
全11セクター中不動産のみが上昇。
昨日に続き、公益と情報技術が下げました。
【スタイルボックス】

今日は大型株がより大きく下落しました。
【個別株】
〇ナイキ(‐12.81%)
決算を発表。北米市場の過剰在庫が、大幅値引きやコスト増を招き、20%の減益となりました。
〇カーニバル(‐23.25%)
クルーズ船のカーニバルは決算を発表。1株損益の赤字が予想以上に膨らんだほか、売上高も予想を大きく下回り、株価が下落しました。
【経済指標】
〇8月の個人消費支出(PCE)
結果 0.4 予想 0.2% 前回 ‐0.2%
〇PCEコアデフレータ
(前年比)結果+4.9% 予想4.8% 前回4.7%
(前月比)結果+0.6% 予想0.4% 前回0.1%
8月の米個人消費は前回および予想を上回りました。
一方で、PCE価格指数は上昇。インフレ圧力が8月も高まっていたことが示され、FRBが積極的な利上げを継続する根拠になる可能性があります。
【ブレイナードFRB副議長の見解】
ブレイナードFRB副議長は「FRBは時期尚早の政策巻き戻しをしないよう努力している」と発言。
FRBのタカ派の姿勢が再確認される形となりました。
FRBの積極利上げとリセッションへの警戒感が引き続き高まっており、
ナイキの決算等を受け、企業収益が圧迫されるとの懸念が更に高まっています。
【まとめ】
序盤の上昇から一転。米国株式市場はマイナスで終えました。
四半期末のポジション調整などにより特にボラティリティーが高まった可能性があります。
9月、S&P500は9%以上下落し、2020年3月以来の下落となりました。
また、株式市場だけではなく、米総合債券インデックス (AGG) も 3四半期連続で下落しています。
今後予定されている、米企業の決算シーズン、経済指標の発表、11月と12月のFOMCなどの結果次第では、株価はまだ下がるかもしれませんし、予想よりマシなら反発するかもしれません。
今年の夏。米国株式市場が、インフレやFRBの政策を読み違えて一時的に14%上昇したように、
あるいは、FRBがインフレを一時的と見誤ったり、昨年時点で多くの市場参加者がここまでの利上げを織り込めていなかったように、
プロや市場全体でもなかなか先が読みづらい展開が続いています。
そんな中、昨日今日投資を始めたばかり素人が、未来を正確に読み切るとこが可能なのでしょうか?
一部の天才や才能を有している人を除く大多数の方は、自分の勝手な思い込みで判断したり、自分が信じたい未来を信じ込むという危うい行動を避けることが大切だと思います。
もし、予想に基づいて投資をするにしても、先行きの決め打ちは避け、予想に充分な幅をもたせ、様々な可能性を考慮することが大切だと思います。
いろいろな投資戦略があると思いますが、いずれにしても、自身のリスク許容度を守り、自身の日常生活に支障をきたさぬ範囲で、投資を続けることが大切だと思います。
私自身は、パッシブ運用をしているため、市場の予想や先行きがどうであれ、いままでどおりの資産配分を維持しつつ、規律ある投資を続けていきたいと思います。
まあ、S&P500に投資をしていれば、これくらいの下落はよくあること。特に騒ぐことでもありません。
株価を気にするより、いつもどおり人生で一度しかない今日一日と言いう日を楽しんでいきましょう。
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