『レバナス!ライフサイクル投資術!』

レバナスで有名な風丸さんが面白い動画をあげていたので、感想を書いていきたいと思います。




この動画では前半は「ライフサイクル投資術 お金に困らない人生をおくる」の紹介。

風丸氏の同書への感想は「おもんない(おもしろくない)」とのこと。


後半(9分30秒くらいからは)

ライフサイクル投資術を風丸流にアレンジする手法を紹介。

10年はレバナス積立、後半10年はバリュー株のVYMに積立

という独自の手法をベースにいろいろなアイディア(金や債券を加える、セクターETFを用いるなど)を紹介し、

「レバナスのリスクを低くしたい人は今回の風丸流ライフサイクル投資術もよいのでは」としています。


【風丸流ライフサイクル投資術】
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10年はレバナス積立、後半10年はバリュー株のVYMに積立

この画像を見れば、風丸流ライフサイクル投資術の概要が、

初心者の方でもわかりやすいと思います。

そして、風丸氏得意の「過去の結果」

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2002年から2022年までの過去の結果では、

VYMに切り替えても、レバナスもなかなか減らないとのことでしたが、

それはNasdaqが特に、後半数年絶好調だった影響が大きいからなのではとも思います。

実際、2022年以降、Nasdaqが不調に陥ると(チャートの右端のように)レバナスの保有額は大きくかつ、急速に減少しています。


【市場環境はコントロールできない】

今後20年間の市場環境、投資リターンなど、誰にも予想することはできません。

過去20年ではなかなかうまくいった『風丸流ライフサイクル投資術』ですが、

市場環境が過去20年と同じとは限りません。

(むしろ全く同じと考える方がおかしいでしょう)


例えば、前半10年が高配当株、バリュー株が絶好調で株価が上昇し、Nasdaqが絶不調でレバナスが大きくマイナスとなり、

後半レバナス取り崩しがだいぶ進んだ後でNasdaqが上昇し、(株価が上昇した後、高値圏で投資することになった)高配当株が大きくアンダーパフォーマンスするというような、

真逆の展開になった時、この戦略がどうなるか?個人的には気になるところです。

と、いうか過去20年でも最初VYM、後半レバナスの方が良いリターンなのでは説?

また、市場全体をただ丸抱えした時に比べて、コスト控除後のリターンや、リスクの面でどうなのか。とても気になります。


今年に入り暴落等を経ていろいろ経験してきた、

初心者の皆様やレバナス投資家の皆様であれば、

直近のリターンや過去のバックテストの結果だけで判断するのは危ういということは

十分に理解していることと思いますので、これ以上言及する必要はないでしょう。


【個人的な感想】

結論として、

個人的には、これは上手くいく時もあればいかない時もある、よくあるアクティブ戦略の一つ。

投資初心者や素人がよく思いつく投資戦略の一つのように感じました。

もちろん、やりたい方やリスクが許容できる方はやってもいいと思いますが、

プロが運用する多くのアクティブファンドがそうであるように、

追加のコストやリスク、手間の割に、コスト控除後のリスク・リターンで、

ただ黙って市場全体を丸抱えするパッシブ運用を上回るのはなかなか難しいんじゃないかと個人的には思いました。

【おもしろかった点】

逆にこの動画で、面白かった点としては、

米国ETFの配当に掛かる。税制面の不利を指摘。(←そのとおり)

日本の個別高配当株を薦めていました。

私は日本株が嫌いではないはありませんし、制度に関してもその通りだと思います。

ただ、「大手商社株や銀行株などは、日本がなくならない限り大丈夫」というよう発言に関しては、

東電(配当の推移)などの例もあるので、少し危うさも感じました。


全体的にはレバナス全盛期にレバナスを推奨していた以前の動画より、

リサーチやバックテストなどの内容が薄かったり、

声のトーン落ちているようにも感じました。

書籍の出版等で忙しいのかもしれませんね。

プロや研究者の書いた本を「おもしろくない」と切り捨てる風丸さんですから、

以前のように元気よく、内容の濃いおもしろい動画をUPされることを期待しています。

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