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東北投信さんがおもしろいツイートを見かけたので、一つ過去記事を再掲します。

2020年に書いた記事ですが、現在の環境に当てはめて考えてみると面白いかもしれません。


高配当株式が大好きな皆様へ

今回は米国の高配当株に投資をする人が

頭に入れておいた方がいい、一つ事実を紹介します。

また、逆に低配当(無配当)銘柄に投資をする方も

知っておいて損はないと思います。

それでは、始めます。


高配当銘柄の弱点

ハオ・ジャン等の論文

Equity Duration: A Puzzle on High Dividend Stocks」によれば、

High dividend stocks are more sensitive to interest rate movements than low dividend stocks


高配当銘柄は、低配当銘柄に比べて金利の動きに敏感で、

高配当株は、米長期債利回りが上昇するとリターンが減少する

という事実が報告されています。

 

When interest rates are high, bond markets are more attractive.

When interest rates are low (close to zero), high dividend



金利と高配当銘柄のリターンの関係

ハオ・ジャン等によれば、

1963~2014年の間、

金利が1%下落すると

高配当株式のリターンは1.35%上昇
しました。

逆に低配当株のリターンは1.12%低下する傾向がありました。


金利に対して、高配当銘柄と低配当(無配当)銘柄の間には、約2.46%程のリターンの差がありました。

また、配当性向をベースに調査しても同様のパターンが見つかりました。


金利と高配当株式(高配当戦略)のリターンには深い関係性があるのです。


金利を考慮していますか?

さて、ここで思い出してほしいのは、

現在の米国の金利です。

リーマンショック以降、歴史的に低い金利が続いてきましたが、これら先その環境は大きく変わる可能性があります。


これから5年・10年と長期的に考えた時、

これ以上下がる確率(と差がり幅)

ここから上がる確率(と上がり幅)

皆さんはどちらが高いと思いますか


たとえば、金利が上がるだけで‥心が強くなれること。

ありがちな罠につい引き込まれ、

思いもよらない悔しい涙よ。

自分の弱さも知らないくせに。と言いますが。


例えば、何年か後に、

中央銀行が金利正常化に向けた取り組みを始めた時、

高配当銘柄のリターンは、どうなるのか、

よく考慮しておく必要があると思います。


もちろん、高配当銘柄に関わらず、

株式市場全体が影響を受けるでしょう。

しかし、

中でも影響を受けやすい傾向にある「高配当銘柄」に投資をする際は、

努努覚悟をしておく必要があると思います。


少なくとも、

高配当戦略の方が株式市場に対して、

「あらゆる面で、より安全だ。あらゆる下落に対してのプロテクターになる」

と過大評価していると、

思いがけないダメージを負うかもしれません。



結論「人間の弱さを克服する」

私達人間は、本能的に、

間接的・迂回的なことよりも

直接的・即自的、決定的な事を好みます。


目先の利益は過大評価され、

長期的な視点や優位性は過小評価されます。


しかし、

長期的な資産形成において最も重要なのは、

長期的な視点に基づく、規律ある行動ではないでしょうか。

そこにこそが、成功の重要なカギだと私は考えます。


どんな戦略を採用するにせよ、

一時の衝動や感情に負け、

良く練られた計画や、

長期的な視点を台無しにするような行動をとらないよう、

気をつけて投資を続けることが大切だと思います。


そのためにも、

まずは自身の戦略の強味、弱味をよく知る事が大切です。

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