【 9月24日 米国株式市場】
ダウ 29,590 ‐1.62%
S&P500 3,693 ‐1.72%
ナスダック 10,867 ‐1.80%
米国株式市場は大幅続落。
英国の景気刺激策発表後、リスク資産の売りが加速加速しました。
週間ではNasdaqが‐5.03%と2週連続で5%以上の下落を記録。
S&P500も‐4.77%、ダウは‐3.99%と約4%ほど下げました。
市場では、インフレ高進が金利の上昇、そして世界的な景気後退に繋がるのでは?という懸念が強まってきています。
ラッセル2000は‐2.48%と小型株はより大きく下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐3.03%と下げました。
米10年債利回りは3.687%。‐0.021と小幅に低下。
VIX指数は29.92。+2.57と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 143.34 +0.69%
NY原油 79.43 ‐4.86%
NY金 1,667 -0.23%
ドル円は143円台。
原油価格は大きく下落。1月以来となる79ドルを割り込む場面もありました。週間では4週続落。
金も下げ、2週連続の下落となりました。
ビットコインは18,897ドル。‐2.59%と低下しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
ヘルスケア ‐0.54%
公益 ‐1.18%
不動産 ‐1.30%
情報技術 ‐1.35%
金融 ‐1.57%
生活必需品 ‐1.73%
通信 ‐1.76%
資本財 ‐1.87%
素材 ‐2.05%
一般消費財 ‐2.29%
エネルギー ‐6.75%
全11セクターがマイナス。
特に原油価格の下落を受け、エネルギーセクターがマイナスとなりました。
引き続き、公益などディフェンシブなセクターが健闘する一方、景気に敏感なセクターが売られました。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが下落。
特にバリュー株や小型株が大きく下落しました。
【個別株】
〇フェデックス ‐3.4%
他、米企業では人員削減などの動きも進んでいます。
【まとめ】
ダウは今年1月4日の過去最高値から‐20%近くまで下落し、弱気相場入り目前。
S&P500とNasdaqは既に弱気相場入りしています。
今年7月にはインフレは落ち着きつつあり、FRBの利上げペースも緩まるとの楽観論もありましたが、2カ月も経たないうちに、そういう楽観論は消え去りました。
21日までの1週間に現金の保有は303億ドル(約4兆3300億円)増加。一方で世界の株式ファンドの資金流出入は78億ドルの純流出。債券ファンドからは69億ドル、金からも4億ドルが流出しており、
投資家のセンチメントが2008年の金融危機以来で最悪となっていることに「疑いの余地はない」と記しています。
バンカメのストラテジスト等は、S&P500を3300~3500での推移するとしており、これは現在のS&P500の水準を7%下回ることになります。
まあ、特に大したことありませんね。私は特に何もしません。
それにしても、いつもながら市場の雰囲気や予想というのはコロコロ変わると言うことが伺えます(笑)。
【最後に】
「他人が貪欲になっているときは恐る恐る、周りが怖がっている時は貪欲に」とウォーレン・バフェット氏は言っていましたが、もしかしたら、長期投資家にとってはそういう局面が近づいてきているのかもしれません。
市場の調子の良い時によりリスクをとって儲けることは簡単ですが、市場が悪い時にどう行動するかがその投資家自身の腕の見せ所だとも個人的には思っています
その投資家さんの性格や手法によって、得手不得手はあると思いますが、市場サイクルが巡る以上、市場が良い時と悪い時その両方で適切にやるべきことをやることが大切だと思います。
調子のいい時はリスクを考えずガンガンせめて、後は野となれ山となれでは、馬鹿な軍隊の自滅と一緒です。
私自身は、市場の底やタイミングを正確に測る程のスキルを持ち合わせていないため、いつもどおり航路を守り、資産配分を維持しながら、株を買い進めていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
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ダウ 29,590 ‐1.62%
S&P500 3,693 ‐1.72%
ナスダック 10,867 ‐1.80%
米国株式市場は大幅続落。
英国の景気刺激策発表後、リスク資産の売りが加速加速しました。
週間ではNasdaqが‐5.03%と2週連続で5%以上の下落を記録。
S&P500も‐4.77%、ダウは‐3.99%と約4%ほど下げました。
市場では、インフレ高進が金利の上昇、そして世界的な景気後退に繋がるのでは?という懸念が強まってきています。
ラッセル2000は‐2.48%と小型株はより大きく下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐3.03%と下げました。
米10年債利回りは3.687%。‐0.021と小幅に低下。
VIX指数は29.92。+2.57と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 143.34 +0.69%
NY原油 79.43 ‐4.86%
NY金 1,667 -0.23%
ドル円は143円台。
原油価格は大きく下落。1月以来となる79ドルを割り込む場面もありました。週間では4週続落。
金も下げ、2週連続の下落となりました。
ビットコインは18,897ドル。‐2.59%と低下しました。
【S&P500マップ】
金利に敏感なハイテク株やグロース株は続落。影響力の大きいアルファベット、アップル、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト、テスラが1.3~4.6%下げ各指数を押し下げました。
【セクター】
ヘルスケア ‐0.54%
公益 ‐1.18%
不動産 ‐1.30%
情報技術 ‐1.35%
金融 ‐1.57%
生活必需品 ‐1.73%
通信 ‐1.76%
資本財 ‐1.87%
素材 ‐2.05%
一般消費財 ‐2.29%
エネルギー ‐6.75%
全11セクターがマイナス。
特に原油価格の下落を受け、エネルギーセクターがマイナスとなりました。
引き続き、公益などディフェンシブなセクターが健闘する一方、景気に敏感なセクターが売られました。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが下落。
特にバリュー株や小型株が大きく下落しました。
【個別株】
〇フェデックス ‐3.4%
米宅配大手フェデックス、需要の落ち込みで第1・四半期の利益が悪化したことを受け、2023年度に22億~27億ドルのコストを削減する具体策を発表。
他、米企業では人員削減などの動きも進んでいます。
【まとめ】
ダウは今年1月4日の過去最高値から‐20%近くまで下落し、弱気相場入り目前。
S&P500とNasdaqは既に弱気相場入りしています。
今年7月にはインフレは落ち着きつつあり、FRBの利上げペースも緩まるとの楽観論もありましたが、2カ月も経たないうちに、そういう楽観論は消え去りました。
リフィニティブのデータによると、S&P500の第3・四半期の利益成長率予想は4.6%と先週の5%から低下しています。
バンク・オブ・アメリカのストラテジストはリポートで、投資家は現金の保有を大きく増やしつつある一方、他の資産クラスについてはほぼ全て敬遠していると指摘(ブルームバーグ)。21日までの1週間に現金の保有は303億ドル(約4兆3300億円)増加。一方で世界の株式ファンドの資金流出入は78億ドルの純流出。債券ファンドからは69億ドル、金からも4億ドルが流出しており、
投資家のセンチメントが2008年の金融危機以来で最悪となっていることに「疑いの余地はない」と記しています。
バンカメのストラテジスト等は、S&P500を3300~3500での推移するとしており、これは現在のS&P500の水準を7%下回ることになります。
まあ、特に大したことありませんね。私は特に何もしません。
それにしても、いつもながら市場の雰囲気や予想というのはコロコロ変わると言うことが伺えます(笑)。
【最後に】
「他人が貪欲になっているときは恐る恐る、周りが怖がっている時は貪欲に」とウォーレン・バフェット氏は言っていましたが、もしかしたら、長期投資家にとってはそういう局面が近づいてきているのかもしれません。
市場の調子の良い時によりリスクをとって儲けることは簡単ですが、市場が悪い時にどう行動するかがその投資家自身の腕の見せ所だとも個人的には思っています
その投資家さんの性格や手法によって、得手不得手はあると思いますが、市場サイクルが巡る以上、市場が良い時と悪い時その両方で適切にやるべきことをやることが大切だと思います。
調子のいい時はリスクを考えずガンガンせめて、後は野となれ山となれでは、馬鹿な軍隊の自滅と一緒です。
私自身は、市場の底やタイミングを正確に測る程のスキルを持ち合わせていないため、いつもどおり航路を守り、資産配分を維持しながら、株を買い進めていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
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