【 9月23日 米国株式市場】
ダウ 30,076 ‐0.35%
S&P500 3,757 ‐0.84%
ナスダック 11,066 ‐1.37%
米主要株価指数は3日続落。
FOMCの利上げを受け、債券利回りが上昇。
金利の上昇に弱いハイテク株やグロース株、小型株が売られました。
ラッセル2000は‐2.26%と小型株も下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.31%と下げました。
米10年債利回りは3.710%。+0.198と上昇。
2011年2月以来の高水準となりました。
VIX指数は27.35。‐0.64と低下しました。
米2年債利回りも4.11%に上昇。2年債と10年債のイールドカーブは一時マイナス58ベーシスポイントとなり、2000年以降で最大の逆イールドとなりました。
【為替・コモディティー】
ドル円 142.35 ‐1.17%
NY原油 83.50 +0.68%
NY金 1,668 +0.25%
ドル円は142円台前半。一時140円台前半を付けましたが、その後上げ幅を縮めました。
原油と金は小幅に反発しています。
ビットコインは19,190ドル。+3.93%と上昇しました。
【S&P500マップ】

米国債利回りの急上昇を受け、半導体を中心にIT・ハイテク株やグロース株が売られました。銀行、産業も下落。
一方、医薬品や生活必需品などディフェンシブ銘柄には買戻しが入りました。
【セクター】
ヘルスケア +0.52%
通信 +0.06%
生活必需品 ‐0.19%
公益 ‐0.38%
エネルギー ‐0.40%
不動産 ‐0.95%
情報技術 ‐0.98%
素材 ‐1.24%
資本財 ‐1.49%
金融 ‐1.66%
一般消費財 ‐2.16%
ヘルスケアと通信を除く9セクターが下落。
昨日同様、生活必需品や公益などディフェンシブなセクターが小幅な下落にとどまる一方で、
一般消費財や資本財、素材や情報技術などが大きく下げました。
【スタイルボックス】

全てのサイズとスタイルが下落。
大型バリュー株は小幅な下落にとどまる一方で、
グロース株や小型株が大きく下げました。
【個別株】
〇セールスフォース(CRM)+2.37%
投資家説明会を開催。2026年度の営業利益率の目標を25%以上に設定、売上高目標を500億ドルとすることを発表。株価は上昇しました。
〇KBホーム(KBH)‐3.94%
決算を受け下落。住宅の引き渡し件数や受注件数が予想を下回りました。また、受注残も件数、金額とも予想を下回っています。
〇ノババックス(NVAX)‐13.49%
アナリストが投資判断を「売り」に引き下げました。
【年内に更に大幅な利上げも】
【バイデン大統領 エネルギー企業に値下げ要請】
バイデン米大統領は、ガソリン価格高騰に苦しむ消費者のために価格を引き下げるよう、エネルギー企業にTwitterで呼びかけました。
バイデン大統領「エネルギー企業は過去最高レベルの利益を上げ、小売業者のマージンは通常の水準を30%上回っている」
「エネルギー業界は直ちに値下げを通じ、消費者に還元する必要がある」
【まとめ】
米国株式は3日続落。
ジャクソンホールでのパウエル議長の講演以降、厳しいインフレとの闘いや景気後退の懸念が広まり、下げ基調が続いています。
S&P500ETF(VOO)は年初来・ドルベースでー20.3%下落しました。
とはいえ、株式投資をしていれば、これくらいの下落はよくあることですから、こんな時期や年もあるよと受け入れ、自身の許容できるリスクの範囲内で投資をすることが大切だと思います。
一方で、イーマクシススリム(S&P500)のリターンを見ると年初来でまだプラスで、今年は為替がたまたま味方してくれているだなということがわかりますね。
ただ、逆に株価の下落と為替のマイナスでダブルパンチを食らうこともありますから、初心者の方はこれが当たり前だと勘違いしないようにしましょう。
市場環境や流行のセクターが変わるということ。市場を長期的にアウトパフォーマンスするのは難しいということ。プロであれ、素人であれあまり人のいうことは当てにならないということがわかりますね。
さて、今プロの投資家やインフルエンサーはどんな未来を予想しているのでしょうか?
私はあまり当てにせず、いつも通りの資産配分を維持しながら、自身の投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

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ダウ 30,076 ‐0.35%
S&P500 3,757 ‐0.84%
ナスダック 11,066 ‐1.37%
米主要株価指数は3日続落。
FOMCの利上げを受け、債券利回りが上昇。
金利の上昇に弱いハイテク株やグロース株、小型株が売られました。
ラッセル2000は‐2.26%と小型株も下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.31%と下げました。
米10年債利回りは3.710%。+0.198と上昇。
2011年2月以来の高水準となりました。
VIX指数は27.35。‐0.64と低下しました。
米2年債利回りも4.11%に上昇。2年債と10年債のイールドカーブは一時マイナス58ベーシスポイントとなり、2000年以降で最大の逆イールドとなりました。
【為替・コモディティー】
ドル円 142.35 ‐1.17%
NY原油 83.50 +0.68%
NY金 1,668 +0.25%
ドル円は142円台前半。一時140円台前半を付けましたが、その後上げ幅を縮めました。
日本政府・日銀が約24年ぶりの円買い介入に踏み切ったことを受け、円が広範な通貨に対し急上昇しました。ただ円の上昇を維持するのは難しいとの見方も出ています。
原油と金は小幅に反発しています。
ビットコインは19,190ドル。+3.93%と上昇しました。
【S&P500マップ】

米国債利回りの急上昇を受け、半導体を中心にIT・ハイテク株やグロース株が売られました。銀行、産業も下落。
一方、医薬品や生活必需品などディフェンシブ銘柄には買戻しが入りました。
航空株が下落。ユナイテッド航空が4.6%、アメリカン航空が3.9%。ここ3日間では、ユナイテッド航空が11%、アメリカン航空が10.6%と大きく売られました。
【セクター】
ヘルスケア +0.52%
通信 +0.06%
生活必需品 ‐0.19%
公益 ‐0.38%
エネルギー ‐0.40%
不動産 ‐0.95%
情報技術 ‐0.98%
素材 ‐1.24%
資本財 ‐1.49%
金融 ‐1.66%
一般消費財 ‐2.16%
ヘルスケアと通信を除く9セクターが下落。
昨日同様、生活必需品や公益などディフェンシブなセクターが小幅な下落にとどまる一方で、
一般消費財や資本財、素材や情報技術などが大きく下げました。
【スタイルボックス】

全てのサイズとスタイルが下落。
大型バリュー株は小幅な下落にとどまる一方で、
グロース株や小型株が大きく下げました。
【個別株】
〇セールスフォース(CRM)+2.37%
投資家説明会を開催。2026年度の営業利益率の目標を25%以上に設定、売上高目標を500億ドルとすることを発表。株価は上昇しました。
〇KBホーム(KBH)‐3.94%
決算を受け下落。住宅の引き渡し件数や受注件数が予想を下回りました。また、受注残も件数、金額とも予想を下回っています。
〇ノババックス(NVAX)‐13.49%
アナリストが投資判断を「売り」に引き下げました。
【年内に更に大幅な利上げも】
FRBは20~21日に開いた9月のFOMCで、FF金利の誘導目標を0.75%ポイント引き上げ、3.00~3.25%としました。
FOMCメンバーの金利見通しによると、FF金利を1.25%引き上げ年内に4.25-4.50%に引き上げることが予想されています。
これは、今年後2回(11月と12月)のFOMCのどちらかで0.75%の利上げが実施される可能性を示唆しています。
来年の追加利上げも示唆される中、株式市場は景気後退への懸念をさらに強めており、パウエル議長の自身も痛みを伴うものだと認識しています。
【バイデン大統領 エネルギー企業に値下げ要請】
バイデン米大統領は、ガソリン価格高騰に苦しむ消費者のために価格を引き下げるよう、エネルギー企業にTwitterで呼びかけました。
バイデン大統領「エネルギー企業は過去最高レベルの利益を上げ、小売業者のマージンは通常の水準を30%上回っている」
「エネルギー業界は直ちに値下げを通じ、消費者に還元する必要がある」
【まとめ】
米国株式は3日続落。
ジャクソンホールでのパウエル議長の講演以降、厳しいインフレとの闘いや景気後退の懸念が広まり、下げ基調が続いています。
S&P500ETF(VOO)は年初来・ドルベースでー20.3%下落しました。
とはいえ、株式投資をしていれば、これくらいの下落はよくあることですから、こんな時期や年もあるよと受け入れ、自身の許容できるリスクの範囲内で投資をすることが大切だと思います。
一方で、イーマクシススリム(S&P500)のリターンを見ると年初来でまだプラスで、今年は為替がたまたま味方してくれているだなということがわかりますね。
ただ、逆に株価の下落と為替のマイナスでダブルパンチを食らうこともありますから、初心者の方はこれが当たり前だと勘違いしないようにしましょう。
昨年の今ころは、ちょうどレバナス全盛期付近で、
その他の一部のインフルエンサーの方も「S&P500+QQQ」やGAFAM、ハイテクセクターで簡単に市場をアウトパフォーマンスできると豪語していましたが、
今年に入り、情報技術セクターは年初来‐28%、QQQはー29.26%と逆に市場をアンダーパフォーマンスする結果となっています。
その他の一部のインフルエンサーの方も「S&P500+QQQ」やGAFAM、ハイテクセクターで簡単に市場をアウトパフォーマンスできると豪語していましたが、
今年に入り、情報技術セクターは年初来‐28%、QQQはー29.26%と逆に市場をアンダーパフォーマンスする結果となっています。
市場環境や流行のセクターが変わるということ。市場を長期的にアウトパフォーマンスするのは難しいということ。プロであれ、素人であれあまり人のいうことは当てにならないということがわかりますね。
さて、今プロの投資家やインフルエンサーはどんな未来を予想しているのでしょうか?
私はあまり当てにせず、いつも通りの資産配分を維持しながら、自身の投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
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