【9月17日 米国株式市場】
ダウ 30,822 ‐0.45%
S&P500 3,873 ‐0.72%
ナスダック 11,448 ‐0.90%
米国株式市場は続落。物流大手フェデックスが、景況悪化を理由に通期利益見通しを撤回したことを受け、安全資産への資金逃避が加速しました。
週間ベースでも、S&P500は‐4.8%。ナスダックは‐5.8%と下げ、週間の下落率はそれぞれ6月以降で最大となりました。
ラッセル2000は‐1.48%と小型株はより大きく下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.76%と下げました。
米10年債利回りは3.455%。‐0.004%とほぼ横ばい。
VIX指数は26.30、+0.03と横ばいで終えました。
米2年債利回りは3.848%。より政策金利に敏感な2年債利回りは2007年以来の高水準に上昇。逆イールドが拡大しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 142.95 ‐0.40%
NY原油 85.30 +0.24%
NY金 1,671 +0.34%
ドル円は142円台後半。
原油はほぼ横ばい。週間ベースでは3週続落。
金は小幅に反発しました。
ビットコインは19,742ドル。+0.20%と小幅に反発しました。
【S&P500マップ】

【セクター】
生活必需品 +0.26%
不動産 +0.04%
ヘルスケア ‐0.27%
公益 ‐0.37%
情報技術 ‐0.48%
通信 ‐0.59%
一般消費財 ‐0.84%
金融 ‐0.97%
素材 ‐1.56%
資本財 ‐2.06%
エネルギー ‐2.17%
11セクター中9セクターが下落。
特にエネルギーや資本財が下げました。
【スタイルボックス】

全てのサイズとスタイルが下落。
特にグロース株や中小型株が下落しました。
【個別株】
フェデリックス ‐21.4%
米宅配大手フェデックスは第1・四半期の暫定決算を発表。景気減速により、世界的に出荷量が低迷したと明らかにし、6月に発表した通期業績見通しを取り下げました。
他の物流業者にも売りが広がり、UPSは‐4.5%、XPOロジスティクスは‐4.7%安となりました。
【ミシガン大学消費者マインド指数】
ミシガン大消費者マインド指数(速報値)
結果 59.5 予想 60.0 前回 58.2
1年先インフレ期待は4.6%、5~10年先インフレ期待は2.8%にそれぞれ低下。
長期のインフレ期待はここ1年で最も低い水準となりました。インフレの「粘着性」を警戒する、FRBにとって前向きな兆候が示される形となりました。
【まとめと感想】
S&P500は週間ベースで‐4.8%と下げ、下値支持線と見られていた3900を下回りました。
来週20~21日のFOMCが市場の最大の焦点ですが、日銀やイングランド銀行も政策決定会合を開催する予定となっており、市場が大きく動く可能性があります。。
9月のFOMCでは0.75%の利上げが行われるのはほぼ確実視されており、金融市場では1%の利上げ確率が18%と織り込まれています。
ただ、11月以降の利上げのペースや、利上げの最終地点、インフレのピークや景気、企業利益の鈍化など、今後も不確実性が高い相場が続くと思われます。
FRBメンバーですら、インフレは一時的と読み違え、現在も今後についての明言を避け、経済指標をギリギリまで見て判断したいという状況ですから、
予想が難しい、方向性がわからない状況なのは。ある意味当たり前と割り切ることも大切だと思います。株価のボラティリティーや市場の懸念(インフレや景気後退)を私達にはどうすることもできません。
自分にコントロールできないことの存在を受け入れつつ、入金力を高める努力など、まずは自身にコントロールできることを確実にしっかりと行うことが大切だと思います。
上昇相場でリスクを取るのは簡単です。しかし、こういう難しい時にどう行動するかこそが投資家としての腕の見せ所だと私は思います。
私は、いつもどおりの資産配分を維持し、いつもどおり特に動くことなく投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

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S&P500 3,873 ‐0.72%
ナスダック 11,448 ‐0.90%
米国株式市場は続落。物流大手フェデックスが、景況悪化を理由に通期利益見通しを撤回したことを受け、安全資産への資金逃避が加速しました。
週間ベースでも、S&P500は‐4.8%。ナスダックは‐5.8%と下げ、週間の下落率はそれぞれ6月以降で最大となりました。
ラッセル2000は‐1.48%と小型株はより大きく下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.76%と下げました。
米10年債利回りは3.455%。‐0.004%とほぼ横ばい。
VIX指数は26.30、+0.03と横ばいで終えました。
米2年債利回りは3.848%。より政策金利に敏感な2年債利回りは2007年以来の高水準に上昇。逆イールドが拡大しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 142.95 ‐0.40%
NY原油 85.30 +0.24%
NY金 1,671 +0.34%
ドル円は142円台後半。
原油はほぼ横ばい。週間ベースでは3週続落。
金は小幅に反発しました。
ビットコインは19,742ドル。+0.20%と小幅に反発しました。
【S&P500マップ】

【セクター】
生活必需品 +0.26%
不動産 +0.04%
ヘルスケア ‐0.27%
公益 ‐0.37%
情報技術 ‐0.48%
通信 ‐0.59%
一般消費財 ‐0.84%
金融 ‐0.97%
素材 ‐1.56%
資本財 ‐2.06%
エネルギー ‐2.17%
11セクター中9セクターが下落。
特にエネルギーや資本財が下げました。
【スタイルボックス】

全てのサイズとスタイルが下落。
特にグロース株や中小型株が下落しました。
【個別株】
フェデリックス ‐21.4%
米宅配大手フェデックスは第1・四半期の暫定決算を発表。景気減速により、世界的に出荷量が低迷したと明らかにし、6月に発表した通期業績見通しを取り下げました。
他の物流業者にも売りが広がり、UPSは‐4.5%、XPOロジスティクスは‐4.7%安となりました。
【ミシガン大学消費者マインド指数】
ミシガン大消費者マインド指数(速報値)
結果 59.5 予想 60.0 前回 58.2
1年先インフレ期待は4.6%、5~10年先インフレ期待は2.8%にそれぞれ低下。
長期のインフレ期待はここ1年で最も低い水準となりました。インフレの「粘着性」を警戒する、FRBにとって前向きな兆候が示される形となりました。
【まとめと感想】
S&P500は週間ベースで‐4.8%と下げ、下値支持線と見られていた3900を下回りました。
来週20~21日のFOMCが市場の最大の焦点ですが、日銀やイングランド銀行も政策決定会合を開催する予定となっており、市場が大きく動く可能性があります。。
9月のFOMCでは0.75%の利上げが行われるのはほぼ確実視されており、金融市場では1%の利上げ確率が18%と織り込まれています。
ただ、11月以降の利上げのペースや、利上げの最終地点、インフレのピークや景気、企業利益の鈍化など、今後も不確実性が高い相場が続くと思われます。
FRBメンバーですら、インフレは一時的と読み違え、現在も今後についての明言を避け、経済指標をギリギリまで見て判断したいという状況ですから、
予想が難しい、方向性がわからない状況なのは。ある意味当たり前と割り切ることも大切だと思います。株価のボラティリティーや市場の懸念(インフレや景気後退)を私達にはどうすることもできません。
自分にコントロールできないことの存在を受け入れつつ、入金力を高める努力など、まずは自身にコントロールできることを確実にしっかりと行うことが大切だと思います。
上昇相場でリスクを取るのは簡単です。しかし、こういう難しい時にどう行動するかこそが投資家としての腕の見せ所だと私は思います。
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