【9月10日 米国株式市場】
ダウ 32,151 +1.19%
S&P500 4,067 +1.53%
ナスダック 12,112 +2.11%
米国株式市場は3日続伸。
週間ベースでも、ダウ+2.7%、S&P500+3.6%、Nasdaq+4.1%と上昇し、
8月半ば以降、4週ぶりに上昇しました。
ラッセル2000は+1.95%と小型株は上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+2.16%と大きく上昇しました。
米10年債利回りは3.315%。+0.023と上昇。
VIX指数は22.79。‐0.82と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 142.65 ‐1.00%
NY原油 86.79 +3.9%
NY金 1,728 +0.5%
ドル円は142円台後半。一時141円台中盤をつけました。
原油は大きく反発。原油株も上昇しました。
ビットコインは21,266ドル。+10.07%と大きく上昇しました。
【S&P500マップ】
ほぼすべての企業が上昇。
利益実績のないテクノロジー企業やミーム銘柄、仮想通貨なども買われました。
【セクター】
通信 +2.54%
エネルギー +2.38%
情報技術 +1.97%
一般消費財 +1.91%
素材 +1.49%
資本財 +1.29%
生活必需品 +0.96%
不動産 +0.93%
金融 +0.85%
ヘルスケア +0.83%
公益 +0.42%
全11セクターが上昇。
通信とエネルギーセクターが市場を牽引。
公益など、ディフェンシブセクターは比較的緩やかな上昇となりました。
【スタイルボックス】
全てのサイズ、スタイルが上昇。
特に、グロース株や小型株が上昇しました。
【個別株】
〇クローガー(KR)+7.45%
決算を発表。通期の既存店売上高およびEPSの見通しを上方修正。株価は上昇しました。
〇ロビンフッド(HOOD)+5.30%
ユーザーの上位保有株の情報を新たなインデックスとして「ロビンフッド・インベスター指数」を立ち上げました。
【FRBメンバーのFOMC前最後のメッセージ】
9月20~21日のFOMCまで公的発言を控えるブラックアウト期間入りを前に、FRB当局者の発言が続きました。
〇ウォラー理事は「大幅な利上げを支持」「失業率を5%以下に抑制できる限り、積極的にインフレ対応ができるが、5%を超えればトレードオフ関係が発生する」と発言。
〇米セントルイス地区連銀のブラード総裁は「0.75%の利上げ支持に強く傾いている」と発言。
と積極的な利上げを支持する発言が多く見られました。
〇一方、米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は「金融引き締めの効果が実体経済に波及するには時間がかかる公算が大きいことを踏まえ、スピードよりも着実さと目的意識が需要となる」と指摘。
経済政策は大型客船のように、舵を切ってもすぐに曲がらず、効き始めているとわかるまでに時間がかかる点に注意しましょう。
FRB関係者の多くが大幅利上げを支持したことで、米短期債が下落。2年債利回りは3.56%と+0.072上昇しました。
【まとめと感想】
米国株式市場は続伸。週間ベースでも4週ぶりにプラスで終えました。
Nasdaqは急上昇しましたが、
年初来、及び月初来では、S&P500やラッセル1000バリュー指数を未だ下回っています。
今週の回復については、ここ数週間の過度な売りの反動だとするアナリストの声もありました。
S&P500のPERは過去10年間の平均値である17.2倍を下回る16.8倍で推移しており、魅力的なバリュエーションだと指摘する声もあります。(金利やインフレを考慮する必要もありますが)
さて、来週の米国株式市場ですが、どうなるかはわかりません。
わからないからこそ、私はいつもどおり自身の許容できる範囲内で、資産を株式市場に投じながら、いつもどおり投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。
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ダウ 32,151 +1.19%
S&P500 4,067 +1.53%
ナスダック 12,112 +2.11%
米国株式市場は3日続伸。
週間ベースでも、ダウ+2.7%、S&P500+3.6%、Nasdaq+4.1%と上昇し、
8月半ば以降、4週ぶりに上昇しました。
ラッセル2000は+1.95%と小型株は上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+2.16%と大きく上昇しました。
米10年債利回りは3.315%。+0.023と上昇。
VIX指数は22.79。‐0.82と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 142.65 ‐1.00%
NY原油 86.79 +3.9%
NY金 1,728 +0.5%
ドル円は142円台後半。一時141円台中盤をつけました。
原油は大きく反発。原油株も上昇しました。
ビットコインは21,266ドル。+10.07%と大きく上昇しました。
【S&P500マップ】
ほぼすべての企業が上昇。
利益実績のないテクノロジー企業やミーム銘柄、仮想通貨なども買われました。
【セクター】
通信 +2.54%
エネルギー +2.38%
情報技術 +1.97%
一般消費財 +1.91%
素材 +1.49%
資本財 +1.29%
生活必需品 +0.96%
不動産 +0.93%
金融 +0.85%
ヘルスケア +0.83%
公益 +0.42%
全11セクターが上昇。
通信とエネルギーセクターが市場を牽引。
公益など、ディフェンシブセクターは比較的緩やかな上昇となりました。
【スタイルボックス】
全てのサイズ、スタイルが上昇。
特に、グロース株や小型株が上昇しました。
【個別株】
〇クローガー(KR)+7.45%
決算を発表。通期の既存店売上高およびEPSの見通しを上方修正。株価は上昇しました。
〇ロビンフッド(HOOD)+5.30%
ユーザーの上位保有株の情報を新たなインデックスとして「ロビンフッド・インベスター指数」を立ち上げました。
【FRBメンバーのFOMC前最後のメッセージ】
9月20~21日のFOMCまで公的発言を控えるブラックアウト期間入りを前に、FRB当局者の発言が続きました。
〇ウォラー理事は「大幅な利上げを支持」「失業率を5%以下に抑制できる限り、積極的にインフレ対応ができるが、5%を超えればトレードオフ関係が発生する」と発言。
〇米セントルイス地区連銀のブラード総裁は「0.75%の利上げ支持に強く傾いている」と発言。
と積極的な利上げを支持する発言が多く見られました。
〇一方、米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は「金融引き締めの効果が実体経済に波及するには時間がかかる公算が大きいことを踏まえ、スピードよりも着実さと目的意識が需要となる」と指摘。
経済政策は大型客船のように、舵を切ってもすぐに曲がらず、効き始めているとわかるまでに時間がかかる点に注意しましょう。
FRB関係者の多くが大幅利上げを支持したことで、米短期債が下落。2年債利回りは3.56%と+0.072上昇しました。
【まとめと感想】
米国株式市場は続伸。週間ベースでも4週ぶりにプラスで終えました。
Nasdaqは急上昇しましたが、
年初来、及び月初来では、S&P500やラッセル1000バリュー指数を未だ下回っています。
今週の回復については、ここ数週間の過度な売りの反動だとするアナリストの声もありました。
S&P500のPERは過去10年間の平均値である17.2倍を下回る16.8倍で推移しており、魅力的なバリュエーションだと指摘する声もあります。(金利やインフレを考慮する必要もありますが)
市場関係者は13日に発表される8月のCPIに注目しています。
ウェルズ・ファーゴのエコノミストは、ガソリン価格の低下を背景に、8月の総合指数は新型コロナウイルス感染拡大初期の2020年4月以来の幅で低下するとの見方を示しています。
これは十分にあり得る話だと思いますが、FRBがより注目するコア指数の方がどうなるかの方がより重要と言えるでしょう。
ウェルズ・ファーゴのエコノミストは、ガソリン価格の低下を背景に、8月の総合指数は新型コロナウイルス感染拡大初期の2020年4月以来の幅で低下するとの見方を示しています。
これは十分にあり得る話だと思いますが、FRBがより注目するコア指数の方がどうなるかの方がより重要と言えるでしょう。
さて、来週の米国株式市場ですが、どうなるかはわかりません。
わからないからこそ、私はいつもどおり自身の許容できる範囲内で、資産を株式市場に投じながら、いつもどおり投資を続けていきたいと思います。
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