【9月7日 米国株式市場】
ダウ 31581 +1.40%
S&P500 3979 +1.83%
ナスダック 11791 +2.14%
米国株式市場は反発。
S&P500は一カ月ぶりの大幅高となりました。
原油が急落し、インフレ懸念が和らぐ中、
米国債利回りが低下。
IT・ハイテク株を中心に買い戻しが入りました。
ラッセル2000は+2.21%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米も+0.86%と上昇しました。
米10年債利回りは3.267%。‐0.073と低下
VIX指数は24.64.‐2.27と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 143.76 +0.68%
NY原油 81.66 ‐6.01%
NY金 1,715 +0.87%
ドル円は143円台後半。
一時145円に接近する場面もありました。
原油は‐6%と大きく下落。
中国の需要減や、ドルの上昇などが逆風となっています。
ビットコインは19,346ドル。+2.66%と上昇しました。
【S&P500マップ】
iPhone14シリーズを発表したアップルは小幅に上昇しています。
【セクター】
公益 +3.15%
一般消費財 +3.08%
素材 +2.73%
通信 +2.04%
金融 +2.02%
不動産 +1.92%
生活必需品 +1.77%
ヘルスケア +1.67%
資本財 +1.63%
情報技術 +1.59%
エネルギー ‐1.16%
11セクター中、エネルギーを除く10セクターが上昇。
原油急落からエネルギー株は下げたものの、
ハイテク株や銀行、産業など幅広いセクターが反発しました。
【スタイルボックス】
全てのサイズ、スタイルが上昇。
特にグロース株や中小型株が上昇しました。
【個別株】
〇ギットラボ(GTLB)+14.26%
企業向けソフトウェア開発のギットラボは良い決算を発表。通期の売上も上昇修正し株価は上昇しました。
〇ピンタレスト(PINS)+6.20%
アナリストが投資判断を「中立」から「買い」に引き上げました。
〇ツイッター(TWTR)+6.60%
来月に予定されていた、裁判の延期を求めるマスク氏の要求を、マコーミック判事が拒否したことに株価が反応しました。
【市場は0.75%の利上げを織り込む】
ウォールストリートジャーナルが、
9月のFOMCで、0.75%ポイントの利上げを行う可能性があると報道。
市場が織り込む、9月の0.75%ポイントの利上げの確率は86%に達しています。
【FRB ベージュブックを公開】
FRBは地区連銀経済報告(ベージュブック)を公開。
全体的に、米国経済や労働市場が現時点では、思ったより堅調であること。
労働市場の逼迫やインフレが緩和しつつあることを示す内容となりました。
〇米経済活動は7月から8月終盤にかけて横ばいで推移したとの認識。
〇労働市場はタイトであるが、ほぼ全ての地区で労働力の確保が多少改善。
〇価格圧力は一時的に緩和。
〇今後の経済成長の見通しは弱く、調査先は今後半年から1年で需要がさらに軟化するとの見通しを示した。
一方で、インフレ抑制に必要な積極的な利上げが景気後退を引き起こす危険性が高まっていることも警告(ロイター)。
【FRBのブレイナード副議長】
FRBのブレイナード副議長は、報告書の発表に先立ち、
インフレ抑制のために「必要な限り」金融引き締め政策を維持する方針を語っています。(ブルームバーグ)
なお、9月のFOMCの利上げについて、明言は避けました。
【まとめと感想】
S&P500は一カ月ぶりの大幅高となり、
ハイテク銘柄中心のナスダック100も+2.1%上昇。
Nasdaq100で下落したのは4銘柄のみとなりました。
米国株式市場は債券利回りの低下などを受け反発しましたが、
9月20~21日のFOMCを前に、ボラティリティーが高い相場が続いています。
今日は、パウエル議長の講演が予定されています。
13日にはインフレ指標として重要な米消費者物価指数(CPI)が発表されます。
9月のFOMCを前に、何かヒントはないかと、米国の投資家等は注目しています。
これらや9月のFOMCの結果次第では、市場の雰囲気や方向性が大きく変わるかもしれません。
短・中期的には先行きの見えづらい展開が続いていますが、市場に振り回されたり、変に焦って冷静さを欠いた投資判断をしないことが大切です。
特に、長期的に、インデックスファンド等を用いて運用している投資家の方であれば、経済指標の発表や9月のFOMCは一通過点に過ぎません。
もう既にITバブルやリーマンショックが昔話となりつつあるように、
20年後には、今年9月の利上げや今後起きるかもしれない景気後退も、言われなければ思い出せない遠い昔話となっていることでしょう。
私は、そのくらいのことに一喜一憂したり、やきもきして、
人生の貴重な時間を無駄にしたくないので、
今月もいつもどおりの投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。
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ダウ 31581 +1.40%
S&P500 3979 +1.83%
ナスダック 11791 +2.14%
米国株式市場は反発。
S&P500は一カ月ぶりの大幅高となりました。
原油が急落し、インフレ懸念が和らぐ中、
米国債利回りが低下。
IT・ハイテク株を中心に買い戻しが入りました。
ラッセル2000は+2.21%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米も+0.86%と上昇しました。
米10年債利回りは3.267%。‐0.073と低下
VIX指数は24.64.‐2.27と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 143.76 +0.68%
NY原油 81.66 ‐6.01%
NY金 1,715 +0.87%
ドル円は143円台後半。
一時145円に接近する場面もありました。
原油は‐6%と大きく下落。
中国の需要減や、ドルの上昇などが逆風となっています。
ビットコインは19,346ドル。+2.66%と上昇しました。
【S&P500マップ】
iPhone14シリーズを発表したアップルは小幅に上昇しています。
【セクター】
公益 +3.15%
一般消費財 +3.08%
素材 +2.73%
通信 +2.04%
金融 +2.02%
不動産 +1.92%
生活必需品 +1.77%
ヘルスケア +1.67%
資本財 +1.63%
情報技術 +1.59%
エネルギー ‐1.16%
11セクター中、エネルギーを除く10セクターが上昇。
原油急落からエネルギー株は下げたものの、
ハイテク株や銀行、産業など幅広いセクターが反発しました。
【スタイルボックス】
全てのサイズ、スタイルが上昇。
特にグロース株や中小型株が上昇しました。
【個別株】
〇ギットラボ(GTLB)+14.26%
企業向けソフトウェア開発のギットラボは良い決算を発表。通期の売上も上昇修正し株価は上昇しました。
〇ピンタレスト(PINS)+6.20%
アナリストが投資判断を「中立」から「買い」に引き上げました。
〇ツイッター(TWTR)+6.60%
来月に予定されていた、裁判の延期を求めるマスク氏の要求を、マコーミック判事が拒否したことに株価が反応しました。
【市場は0.75%の利上げを織り込む】
ウォールストリートジャーナルが、
9月のFOMCで、0.75%ポイントの利上げを行う可能性があると報道。
市場が織り込む、9月の0.75%ポイントの利上げの確率は86%に達しています。
【FRB ベージュブックを公開】
FRBは地区連銀経済報告(ベージュブック)を公開。
全体的に、米国経済や労働市場が現時点では、思ったより堅調であること。
労働市場の逼迫やインフレが緩和しつつあることを示す内容となりました。
〇米経済活動は7月から8月終盤にかけて横ばいで推移したとの認識。
〇労働市場はタイトであるが、ほぼ全ての地区で労働力の確保が多少改善。
〇価格圧力は一時的に緩和。
〇今後の経済成長の見通しは弱く、調査先は今後半年から1年で需要がさらに軟化するとの見通しを示した。
一方で、インフレ抑制に必要な積極的な利上げが景気後退を引き起こす危険性が高まっていることも警告(ロイター)。
【FRBのブレイナード副議長】
FRBのブレイナード副議長は、報告書の発表に先立ち、
インフレ抑制のために「必要な限り」金融引き締め政策を維持する方針を語っています。(ブルームバーグ)
なお、9月のFOMCの利上げについて、明言は避けました。
【まとめと感想】
S&P500は一カ月ぶりの大幅高となり、
ハイテク銘柄中心のナスダック100も+2.1%上昇。
Nasdaq100で下落したのは4銘柄のみとなりました。
米国株式市場は債券利回りの低下などを受け反発しましたが、
9月20~21日のFOMCを前に、ボラティリティーが高い相場が続いています。
今日は、パウエル議長の講演が予定されています。
13日にはインフレ指標として重要な米消費者物価指数(CPI)が発表されます。
9月のFOMCを前に、何かヒントはないかと、米国の投資家等は注目しています。
これらや9月のFOMCの結果次第では、市場の雰囲気や方向性が大きく変わるかもしれません。
短・中期的には先行きの見えづらい展開が続いていますが、市場に振り回されたり、変に焦って冷静さを欠いた投資判断をしないことが大切です。
特に、長期的に、インデックスファンド等を用いて運用している投資家の方であれば、経済指標の発表や9月のFOMCは一通過点に過ぎません。
もう既にITバブルやリーマンショックが昔話となりつつあるように、
20年後には、今年9月の利上げや今後起きるかもしれない景気後退も、言われなければ思い出せない遠い昔話となっていることでしょう。
私は、そのくらいのことに一喜一憂したり、やきもきして、
人生の貴重な時間を無駄にしたくないので、
今月もいつもどおりの投資を続けていきたいと思います。
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