『S&P500の月間リターン(ドル)』
下の図は、2017年1月以降のS&P500のリターンです(ドル)。
2017年、S&P500は毎月コツコツと順調に、右肩上がりで成長を続け、
年間リターンは+19%と、素晴らしい1年となりました。
しかし、2018年に入ると第1Qに2カ月連続の下落から始まり、
10月の‐6.8%と12月の₋9.0%の下落を受け、
第4Qのリターンは3カ月で‐13.8%。
年間でも₋6.24%とマイナスで終えることとなりまいsた。
この2018年12月のS&P500は、12月としては 1931年の‐14.53%以降で最も悪いリターンで、
月間ベースでは2009年2月(‐0.99%)以降で最悪の1カ月となり、
悲観的な報道が多くされました。
月間ベースでは2009年2月(‐0.99%)以降で最悪の1カ月となり、
悲観的な報道が多くされました。
『S&P500の年間リターン 1928~』
https://www.yardeni.com/pub/stmktreturns.pdf
しかし、この投資家にとっては苦しい、2018年の12月や第4Qの後、
S&P500は2019年、2020年、2021年と3年連続で2桁の上昇をし、
S&P500に連動するVOOは2019年年初から2022年8月12日までに81.3%上昇をすることとなりました。
ちなみに、22年1月3日の最高値時には101%となり、2倍を達成していました(全てドルベース)
途中、コロナショックや今年年初からの下落があってもこのリターンはちょっとすごすぎますよね。
この10年ができすぎだという意見が多いのもよくわかる気がします。
まあ、それはさておき、
もし、せっかくVOOやS&P500などに連動する投資商品に投資を始めたとしても、
2018年の第4Qのような下落やコロナショックのような暴落時に、
安値売りをしてそのまま投資をやめてしまえば、
その後の大きな上昇局面をみすみす逃すことになってしまいます。
万能な投資対象などありません。そして株式はリスク資産です。
S&P500や米国株式市場といえど、絶好調な時期ばかりではありません。
そのことをよく踏まえ、自身が無理なく続けられる範囲で資金を投じることが
S&P500や米国株式市場への長期投資を成功させるコツの一つだと思います。
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