バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

2015年からバンガードS&P500ETF(VOO)に長期投資してます。毎日、米国株や海外ETFを中心に投資・資産形成に役立つ情報を発信中。NISAやiDeCOも継続中。


【2020年のIPO銘柄ランキング】

SBI証券を眺めていたら、

2020年のIPO銘柄ランキングが掲載されていました。

そこで今回は、この人気IPO5銘柄がその後どうなったか、

チャートとともに紹介していきたいと思います。


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〇ユニティソフトウェア(U)

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一時は200ドルを超える株価をつけたユニティですが、現在はIPO価格を下回り、最高値から1/4以下の株価で推移しています。

ユニティーの復活に期待しています。


〇シースリーエーアイ A(AI)

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チャートだけ見ると、IPO直後がピークだったの銘柄の典型例のような推移をしていますね。

直後に売り抜けた方おめでとうございます!

名前やなんとなくの概要くらいしかしらない銘柄なのでコメントは控えます。


〇ロイヤルティ ファーマ A(RPRX)

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多少上下はあったもののほぼ横ばいで推移しています。

S&P500が20%以上下落する中での横ばいは素晴らしいと思います。

途中0.15→0.17→0.19ドルと2度も増配しているのもいいですね。

IPO銘柄というよりは、まるで大型優良株のような立ち振る舞いのように感じます。

個人的には好きなビジネスモデルの会社です。




〇ズームインフォ(ZI)

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一時80ドル付近まで上昇したZIですが、現在はIPO価格付近まで下げています。

昨日発表した決算は売上高、EPSが予想を上回る良い決算でした。

通期のEPSも上方修正というよいガイダンスで11%の上昇を見せたZI今後に期待ですね。


〇ドライブン ブランズ(DRVN)

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自動車サービスのドライブン ブランズ。

IRO後に大きく上下を繰り返した後は、多少上下はあるものの堅調に推移しています。

他の多くの銘柄同様、今年に入り苦戦を強いられていましたが、7月後半から株価が上昇。

IPO価格を上回る水準となっています。


【まとめと感想】

インフレや利上げ、金融引き締めなどの環境の変化を受けてか、ユニティやズームインフォは一旦それぞれ急騰したものの、他のIT・ハイテク株、グロース株と同様に、昨年後半から株価が下げに転じています。

一方で、ロイヤリティーファーマやドライブン ブランズは、この苦しい局面の中でも比較的堅調に推移しています。

5銘柄のIPO日がそれぞれ異なるので目安程度ですが、参考としてVOO(S&P500ETF)のリターンは2020年年初からだと+30.7%。ちょうど2年前の8月2日からだと₊28%のリターンとなっています。(VTIで26.1%)

今日までの結果だけをみると、ユニティやズームインフォ、シースリーエーアイなどを高値圏でタイミングよく売りぬいたりしない限りは、2020年の人気IPO銘柄と言えど、S&P500指数を上回るのは容易ではなかったということもわかります。

個人的には、追加のリスクやコスト、銘柄分析の手間、タイミングを計る手間を引き受けてこの結果であれば、VOOでいいのかなという気もします。

さて、現状明暗分かれている2020年人気IPO銘柄ですが、ここから巻き返したり、市場環境の変化により息を吹き返す可能性は十分にあると思います。

10バーガーの可能性も全然あると思います。

一方で、過去上場した米国企業の約半分が10年持たずに市場から消えています。

もちろん、スキルや運のある方だったり、リスクが許容できる方だったり、その銘柄に詳しかったり、あるいは好きで投資するという方であれば全然投資をしていいと思います。

UやRPRXを保有している投資家の友人もいます。

ただ、残念ながら、私には将来の市場環境や個別企業の未来を見通し、予想とのギャップを突いて、コストを正当化しつつ、市場を長期的にアウトパフォーマンスし続けるスキルや能力に乏しいため、

人気や流行に飛びついて、自らのスタイルを崩すことなく、いつもどおりの投資を続けていきたいと思います。

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