バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

2015年からバンガードS&P500ETF(VOO)に長期投資してます。毎日、米国株や海外ETFを中心に投資・資産形成に役立つ情報を発信中。NISAやiDeCOも継続中。・当サイトには広告が含まれます。


【米国株式市場は右肩あがり】

米国株式市場は過去右肩上がりで成長してきました。 米国株式市場のチャート(ドルベース・配当込み・インフレ調整後)

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1972年1月~2022年4月の間に最初に投じた資産は約22倍になりました。


【米国株式市場に下落はつきもの】

しかし、このリターンを投資家が得るためには、

途中ー50%の下落や数年に渡る停滞を耐える必要がありました。

※見づらい方は画像をクリックしていただけると拡大できます。
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ドローダウンチャートをみると、

米国株式市場と言えど、下落は頻繁に起きていることがわかります。

むしろ、下落しない時の方が珍しいくらいです。


理由や期間、幅はそれぞれ異なりますが、

いずれにしても、米国株投資はリターンが期待「だけ」ではなく、

このリスクを引き受けることになるということを忘れてはいけません。




【リスクとリターンの両方を考えよう】

株式投資はどちらか一方っではなくリスクとリターンの両輪で回っています。

また、リスクがあるから、預金より高いリターンが期待できるわけです。

株式市場からリターンを得たい方は、自身の資産をリスクに晒す必要があります。

最初のチャートのような、

米国株式市場への長期投資によって得られる魅力的なリターンを、

投資家が実際に手にするためには、

その途中で当たり前のように起こり得る下落を何度も乗り越えていく必要があります。


【途中の下落も過小評価しないように】

ですから、自身の許容できる範囲で投資をすることが大切なわけです。

初心者の方は最終的な元本割れの確率を気にする方が多いですが、

投資をしている「途中」で起こり得る、下落による元本割れや、含み益の喪失に、

自身が耐えられるかよく考えて投資をすることが大切です。


何事もそうですが、投資でもリスクとリターンのバランス、

自分にとってちょうどいい「だいたいの位置」を見つけることが大切だと思います。

長期的に分散されたPFで運用する場合、そのリスクとリターンの大部分を資産配分が決定します。

せっかく上昇相場と下落相場の両方を経験したわけですから、

それをヒントに、自分にとってちょうど良い資産配分を考え、

今後の投資に活かしていくことが大切だと思います。

リターンと違い、自分が負うリスクは投資家自身がコントロールすることができます。

リスクを敵にしたり、おびえたりするのではなく、

リスクと仲良くできる範囲で上手く、長く付き合っていきましょう。


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