【4月28日 米国株式市場】
ダウ 33,916 +1.85%
S&P500 4,287 +2.47%
ナスダック 12,871 +3.06%
米主要株価3指数は大きく反発。
メタ(FB)+17%を始めとする、
決算の良かった大型グロース株を中心に株価が上昇しました。
ラッセル2000は+1.80%と米小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+1.48%と上昇しました。
米10年債利回りは2.830%。+0.012と小幅に上昇。
VIX指数は29.99。‐1.61とやや低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 130.92 +1.95%
NY原油 105.33 +3.24%
NY金 1,892 +0.37%
ドル円は130ドル台後半。
原油は+3%と上昇。EUによるロシア産原油輸入禁止の実現性が高まっていることが意識されました。
ビットコインは39,995ドル。+1.90%と上昇しました。
【S&P500マップ】
情報技術 +4.04%
通信 +3.89%
エネルギー +3.13%
一般消費財 +2.32%
不動産 +1.85%
素材 +1.56%
生活必需品 +1.43%
ヘルスケア +1.35%
金融 +1.30%
資本財 +1.15%
公益 ‐0.47%
11セクター中、公益を除く10セクターが1%以上上昇
特に、情報技術、通信、エネルギーは₊3%以上上昇しました。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが上昇。
特に大・中型グロース株が大きく反発しました。
【個別株】
〇キャタピラー ₋0.71%
決算を発表。売上高、EPSは予想を上回ったものの、ロックダウンの影響で2022年の中国の掘削機需要が2019年の水準を下回る可能性があると発表。株価は売られました。
ただ、全地域で売上が増加した他、追加値上げを見込んでおり、下半期は上半期に比べ利益率が改善するとしています。
〇メルク +4.93%
売上高、EPSともに良い決算を発表。株価は上昇しました。
〇アップルとAmazonの決算速報は別記事にまとめました
→【決算速報】アップルは決算良好。Amazon(AMZN)は増収減益、見通しイマイチ。
その他、多くの企業が決算を発表しています。
【米GDP、第1Qは予想外のマイナス】
1~3月の米GDPの速報値は前期比で、年率‐1.4%と予想に反しマイナスとなりました。
市場予想は+1%。昨年10~12月期は+6.9%でした。
前年同期比では3.6%拡大しており、内容を見ても、米経済の弱さや景気後退の兆候を示しているとは言えません。
主因は輸入急増と輸出減少、及び民間在庫の伸び鈍化で合わせて4ポイント押し下げられ、政府支出の減少も足を引っ張りました。
一方で、純輸出と在庫を除いた実質国内最終需要は前期比年率2.6%と、昨年10~12月の+1.7%から伸びが加速。
消費支出(個人消費+2.7%)や企業による投資(インフレ調整後の民間投資+9.2%)、雇用などは力強く伸びました。
バイデン大統領も経済縮小について「テクニカルな要因」によるもの。雇用や個人消費、投資は全て力強いままである。とコメントを発表しています。
【まとめ・感想】
ここ最近続いていた、GAFAMなどの大型テック株の決算前に株価が売られ、決算後に株価が戻るというような展開が今期も見られましたね。
(今回も大丈夫でしたが、今後悪い決算が続いたり、成長が鈍化すれば、ビックテックの株価の戻りは・・・)
リフィニティブによると、S&P500企業で、第1Qの決算を発表した237社のうち予想を上回ったのは81%になりました。
通常66%くらいですから、よい決算シーズンが続いていることがわかります。
ただ、「今後の見通し」やS&P500の予想EPS(12か月先)あたりがもう少し伸びてくれないと、割高な株価を正当化できなくなったり、
あるいは今後予想される「金利上昇」に対して、上値が重い展開が続く可能性があるとも思います。
ただ、個人的には気にせず、いつもどおり資産配分を維持しながら、規律ある投資を続けていきたいと思います。
【最後に】
昨日は6週ぶりの大幅安といわれたS&P500でしたが、今日は7週ぶりの大幅高となりました。
数日前は株価の下落で悲観的な空気が市場に流れ、株価が上昇すれば、楽観的になる。そしてまた、数日後や来月のFOMCで・・・・と株価の上下やイベントのたびに手のひらクルクルさせていては手首がねじ切れてしまいます。
感情のジェットコースターに飛び乗っても、毎日の高低差ひどくて耳がキーンとします。
まあ、それを楽しいと感じ、人生をエンジョイしているのなら全然いいのですが、毎朝の株価が、日々のモチベーションや日常生活に支障をきたすようでは本末転倒だとも思います。
まだ、本格的な利上げも景気後退も起きる前から、そんな感じでは、今後の長い投資人生なかなか大変なものになると思います。
ミスターマーケットや当たりも外れもする市場予想とは一定の距離を保ち、自分の人生にとってちょうどよい距離感で投資やマーケットに付き合っていくことが大切だと思います。
株式投資だけが人生の全てでも、金持ちになる手段でもありません。血反吐を吐きながらやるものでも、誰かに強制されてやるものでもありません。
(まあ、私は血反吐を吐きながらやるのも嫌いではないのですが)
過去のS&P500の年間ドローダウンを見ると、今年の年初からの下落局面で平均くらいなわけですから、
このくらいの市場環境を楽しめる範囲で、投資を続けていくことが大切だと思います。
株式投資は大きな間違いを避け、「全世界株式インデックスファンドを買う」などある程度正しく投資を始めることができれば、あとは続けてさえいれば「だいたい」儲かります。
投資は始めた後は「続ける事」が大切です。
難しい相場が続くかもしれませんが、各々が無理なく続けられる範囲で投資を続けていきましょう。
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ダウ 33,916 +1.85%
S&P500 4,287 +2.47%
ナスダック 12,871 +3.06%
米主要株価3指数は大きく反発。
メタ(FB)+17%を始めとする、
決算の良かった大型グロース株を中心に株価が上昇しました。
ラッセル2000は+1.80%と米小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+1.48%と上昇しました。
米10年債利回りは2.830%。+0.012と小幅に上昇。
VIX指数は29.99。‐1.61とやや低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 130.92 +1.95%
NY原油 105.33 +3.24%
NY金 1,892 +0.37%
ドル円は130ドル台後半。
原油は+3%と上昇。EUによるロシア産原油輸入禁止の実現性が高まっていることが意識されました。
ビットコインは39,995ドル。+1.90%と上昇しました。
【S&P500マップ】
ハイテク株やグロース株を中心に幅広い銘柄が買われました。
決算の良かった半導体大手クアルコムは9.7%高。また、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は5.6%高となり。1年超ぶりの大幅な上昇を記録しました。
【セクター】情報技術 +4.04%
通信 +3.89%
エネルギー +3.13%
一般消費財 +2.32%
不動産 +1.85%
素材 +1.56%
生活必需品 +1.43%
ヘルスケア +1.35%
金融 +1.30%
資本財 +1.15%
公益 ‐0.47%
11セクター中、公益を除く10セクターが1%以上上昇
特に、情報技術、通信、エネルギーは₊3%以上上昇しました。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが上昇。
特に大・中型グロース株が大きく反発しました。
【個別株】
〇キャタピラー ₋0.71%
決算を発表。売上高、EPSは予想を上回ったものの、ロックダウンの影響で2022年の中国の掘削機需要が2019年の水準を下回る可能性があると発表。株価は売られました。
ただ、全地域で売上が増加した他、追加値上げを見込んでおり、下半期は上半期に比べ利益率が改善するとしています。
〇メルク +4.93%
売上高、EPSともに良い決算を発表。株価は上昇しました。
〇アップルとAmazonの決算速報は別記事にまとめました
→【決算速報】アップルは決算良好。Amazon(AMZN)は増収減益、見通しイマイチ。
その他、多くの企業が決算を発表しています。
【米GDP、第1Qは予想外のマイナス】
1~3月の米GDPの速報値は前期比で、年率‐1.4%と予想に反しマイナスとなりました。
市場予想は+1%。昨年10~12月期は+6.9%でした。
前年同期比では3.6%拡大しており、内容を見ても、米経済の弱さや景気後退の兆候を示しているとは言えません。
主因は輸入急増と輸出減少、及び民間在庫の伸び鈍化で合わせて4ポイント押し下げられ、政府支出の減少も足を引っ張りました。
一方で、純輸出と在庫を除いた実質国内最終需要は前期比年率2.6%と、昨年10~12月の+1.7%から伸びが加速。
消費支出(個人消費+2.7%)や企業による投資(インフレ調整後の民間投資+9.2%)、雇用などは力強く伸びました。
バイデン大統領も経済縮小について「テクニカルな要因」によるもの。雇用や個人消費、投資は全て力強いままである。とコメントを発表しています。
一部のエコノミストの間では、GDPの縮小を受け「FRBが積極的な利上げを躊躇うのでは?」という意見も報じ荒れていまいたが、個人的には今回はその意見には賛成できかねます。
ただ、前回の利上げ局面では悪い経済指標が発表されるたびに、FRBが利上げを渋るのではとの憶測から、株価が上昇するという一幕もありました。
ただ、前回の利上げ局面では悪い経済指標が発表されるたびに、FRBが利上げを渋るのではとの憶測から、株価が上昇するという一幕もありました。
【まとめ・感想】
ここ最近続いていた、GAFAMなどの大型テック株の決算前に株価が売られ、決算後に株価が戻るというような展開が今期も見られましたね。
(今回も大丈夫でしたが、今後悪い決算が続いたり、成長が鈍化すれば、ビックテックの株価の戻りは・・・)
リフィニティブによると、S&P500企業で、第1Qの決算を発表した237社のうち予想を上回ったのは81%になりました。
通常66%くらいですから、よい決算シーズンが続いていることがわかります。
ただ、「今後の見通し」やS&P500の予想EPS(12か月先)あたりがもう少し伸びてくれないと、割高な株価を正当化できなくなったり、
あるいは今後予想される「金利上昇」に対して、上値が重い展開が続く可能性があるとも思います。
ただ、個人的には気にせず、いつもどおり資産配分を維持しながら、規律ある投資を続けていきたいと思います。
【最後に】
昨日は6週ぶりの大幅安といわれたS&P500でしたが、今日は7週ぶりの大幅高となりました。
数日前は株価の下落で悲観的な空気が市場に流れ、株価が上昇すれば、楽観的になる。そしてまた、数日後や来月のFOMCで・・・・と株価の上下やイベントのたびに手のひらクルクルさせていては手首がねじ切れてしまいます。
感情のジェットコースターに飛び乗っても、毎日の高低差ひどくて耳がキーンとします。
まあ、それを楽しいと感じ、人生をエンジョイしているのなら全然いいのですが、毎朝の株価が、日々のモチベーションや日常生活に支障をきたすようでは本末転倒だとも思います。
まだ、本格的な利上げも景気後退も起きる前から、そんな感じでは、今後の長い投資人生なかなか大変なものになると思います。
ミスターマーケットや当たりも外れもする市場予想とは一定の距離を保ち、自分の人生にとってちょうどよい距離感で投資やマーケットに付き合っていくことが大切だと思います。
株式投資だけが人生の全てでも、金持ちになる手段でもありません。血反吐を吐きながらやるものでも、誰かに強制されてやるものでもありません。
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