【4月27日 米国株式市場】

ダウ    33,302 +0.19%
S&P500     4,183 +0.21%
ナスダック 12,488 ₋0.01%

ダウとS&P500は小幅に反発。

Nasdaqはほぼ横ばいで終えました。

ラッセル2000は‐0.34%と小型株は小幅に下落。

VXUS(全世界株式除く米)は₊0.67%と上昇しました。

米10年債利回りは2.838%。₊0.066と長期債利回りが上昇。

VIX指数は31.47。‐2.02とやや低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  128.34 +0.88%
NY原油   102.03 +0.32%
NY金   1,882 ₋1.00%

ドル円は128円台に。

原油は小幅に上昇。金は下げました。

ビットコインは39,171ドル。+2.78%と上昇しました。 




【S&P500マップ】


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昨日良い決算を発表したマイクロソフト(MSFT)+4.81%と、

ビザ(V)+6.36%が、大きく上昇しました。

一方で、決算の悪かったGoogleは₋3.75%と売られました。

参考「マイクロソフト・アルファベットの決算【明暗分かれる】


【セクター】

エネルギー +1.48%
素材    +1.48%
情報技術  +1.36%
資本財   +0.35%
生活必需品 +0.27%
一般消費財 ‐0.07%
金融    ‐0.11%
ヘルスケア ‐0.12%
公益    ‐0.47%
不動産   ‐0.66%
通信    ‐2.62%

全11セクター中5セクターがプラス。

エネルギーと素材、影響力の大きいマイクロソフトやビザに牽引された情報技術が伸びました。

一方で、影響力の大きいGoogleとFBに引きずられ通信セクターが₋2.6%と大きく下げました。

ただ、FBが時間外で上昇しているため、明日はどうなるかもわかりません。


【スタイルボックス】

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長期債利回りの上昇を受け、グロース株や小型株がやや売られました。


【個別株】

〇ボーイング(BA)‐7.53%

EPS、売上高が予想を下回り、フリーキャッシュフローも悪化。

新型大型機777Xの生産を2023年まで停止するとの発表もありました。

〇ロビンフッド(HOOD) ‐4.90%

ネット証券のロビンフッドは社員の9%を削減すると発表しました。




【メタ(FB)決算発表。時間外で+15%】

メタ(FB)が決算発表。

決算の内容や感想はひとつ前の記事にまとめてありますので、

興味のある方は、是非そちらもご確認ください。

http://etfsp500.com/archives/30301724.html




【決算について】

これまでに決算を発表したS&P500企業134社のうち、80.6%が予想を上回る利益を計上しており、

ネットフリックスやボーイングなど、イマイチな決算を発表する企業があるものの、

全体としてはよい決算シーズンが続いています。

米長期債が3%を試そうとするなか、バリュエーションを正当化できるほどの業績を今後も継続できるか、今後も楽しみにしていきたいと思います。

今晩もアップル、Amazon、ツイッターなど100社以上の発表があります。くれぐれも寝不足には注意しましょう。

私は全部追いきれないので普通にインデックス投資を続けていきたいと思います。

【感想】

個人的には、決算が予想より悪かった企業が売られて、良かった企業が買われる。

この一見当たり前の市場が株価を形成する力が、健全に作用していることに一定の安心感を抱いています。

本当に悪い相場では、どう考えても良い決算発表した企業の株価が上がらなかったり、むしろ下がったりしますから。

【最後に・現状が不安な皆様へ】

マクロの話では、「中国政府がインフラ建設強化し、ロックダウンで打撃の経済を支援する」との報道があり、中国のロックダウンの影響への懸念がやや和らぎました。

ウクライナ情勢、中国、FRBの利上げ、インフレ、景気後退と毎日日替わりで、モグラたたきのように懸念が現れては消えていきます。

(ウクライナ情勢はまだ可能性は0ではありませんが)今、市場にある懸念のほとんどが今日明日解決するようなものではなく、

今後数カ月~数年に渡って投資家が付き合っていかなくてはいけない課題、リスクや不確実性となります。

メディアは理由をつけながらあっちこっちと騒ぎ立て、投資家の視線や感情を揺さぶってきますが、

いずれにしても、結局投資家自身に確実にコントロールすることは非常に限られているため、

それにいちいちつきあって、あまり感情を乱されたり、自身の戦略や目標、合理性や航路を見失わないように注意しましょう。

騒ぐことで得する人たちに、自分の人生の貴重な時間や感情、脳のリソースを割くのは勿体ありません。

長期的に分散されたPFで運用する場合、リスクとリターンの大部分を資産配分が決めます。

私は資産配分を維持しつつ、タイミングを計ることなく、いつも通りの投資を続けていきたいと思います。

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