【4月20日 米国株式市場】

ダウ    34,911 +1.45%
S&P500     4,462 +1.61%
ナスダック 13,619 +2.15%

米国株式市場は上昇。

好業績を材料として買いが進み、

主要株価3指数は上昇しました。

ラッセル2000は+2.04%と小型株も上昇。

VXUS(全世界株式除く米)も+0.21%と小幅に上昇しました。

米10年債利回りは2.940%。+0.078%と上昇

VIX指数は21.37。-0.80と下落しました。


【為替・コモディティー】

ドル円  128.86 +1.49%
NY原油      102.54 -5.24%
NY金    1,945 -1.88%

ドル円は128円台後半に。原油と金は下落。

米天然ガス価格は8.2%下落しました。

ビットコインは41,218ドル。+1.00%と上昇しました。



【S&P500マップ】

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S&P500はエネルギーセクターを除き、ほとんどの銘柄が上昇。

マイクロソフト+1.7%、Amazon+3.5%など影響力の大きいビックテックの上昇が市場を牽引。

IT・ハイテク株も買い戻しを強め、ナスダックも+2%となりました。

【セクター】

一般消費財 +2.91%
不動産   +2.12%
通信    +2.08%
情報技術  +1.84%
資本財   +1.81%
生活必需品 +1.47%
金融    +1.32%
素材    +0.93%
ヘルスケア +0.93%
公益    +0.61%
エネルギー ‐0.97%

11セクター中、10セクターが上昇。

一般消費財、不動産、通信は2%以上上昇。

その他、情報技術、資本財など多くのセクターが上昇しました。

原油価格の下落を受け、エネルギーはマイナスとなりました。


【スタイルボックス】


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全てのサイズ、スタイルが上昇。

特にここ数日より下げていたグロース株や小型株が、

より大きく反発しました。

【個別株】

〇スーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)+21.96%

暫定決算を発表。EPSが予想0.79ドルに対し1.40~1.50ドルと大きく上回るなど良い決算で、株価は上昇しました。

〇IBM(IBM) +2.43%

決算を発表。EPSは予想範囲内だったものの、売上高は予想を上回り

株価は時間外で上昇しています。

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〇ロッキード・マーチン (LMT) ₋1.67%

決算を発表。EPSは予想を上回ったものの、売上高が予想を下回りました。F35戦闘機の製造コストの増加などが上昇。株価はやや下げました。


【ネットフリックス(NFLX) +3.18%】

売上高は78.7億ドル。対前年同期9.8%増も、予想の79.3億ドルを0.8%下回りました。

EPSは3.53ドル。前年同期から0.22ドル減少も、予想2.90ドルを上回りました。

第1Qのストリーミング・サービス会員数は20万人減。会員減少は2011年以来。

第2Qはさらに200万人減る見通しとのこと。

ネットフリックスは、今年既に40%ほど下落していましたが、決算後株価は時間外で下落しています。
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【ジョンソン&ジョンソン(JNJ)₊3.05%】

決算を発表。特別項目を除くEPSは2.67ドルと予想の2.56ドルを上回ったものの、売上高は234.3億ドルと予想236.2億予想を下回りました。

また、2022年通期の見通しを下方修正。

調整後EPSを10.40〜10.60ドルから10.15〜10.35ドルに引き下げ、売上高の見通しは959億〜969億ドルから948億〜958億ドルに修正しました。

世界的な過剰供給と需要の不確実性を考慮して、コロナワクチンの売上予想公表を一時中止を発表しました。以前は最大35億ドルの売上げを見込んでいました。

ジョセフ・ウォークCFOは「業績でわずかに達成できない分は新型コロナ用ワクチンの関連で、率直に言って業績は社内予想に沿ったものだ。アナリストが想定した通期見通しとは異なっていただけだ」としています。

また、6.6%の増配を発表。株価は上昇しました。

流石J&Jですね。



【まとめと感想】

今回の決算は、インフレの上昇が、企業や消費者などにどのような影響を及ぼしているのか注目される中スタートしました。

記事執筆時点で、S&P500企業の38社が決算を発表しましたが、うち78.9%が予想を上回る利益を発表するなど、まずまず良いスタートを切りました。

20日にはテスラ、22日にベライゾン。更に来週にはGAFAMやエクソン、ビザなど200社近い決算が控えています。

個別株投資家の方は面白くもあり、忙しくなる時期かと思います。体調や時間の管理にも気を配りつつ投資に取り組んでいただけばと思います。

私は一つ一つ丁寧に決算を追いつつける時間や体力がないため、いつもどおりVOO等へのインデックス投資を続けていきたいと思います。

CMEグループのFedWatchツールによると、現在、米国の投資家は利上げによって年末までにFF金利が2.5%から2.75%の範囲になると予想しています。

利上げの幅とスピード、そして最終地点がどこになるかが市場の不確実性を駆り立て、高いボラティリティを継続させる可能性があります。

金利が上昇している最中は、高PER銘柄は表面上は大幅増益となったとしても、業績が伸び悩めば、売りを浴びる可能性がありますので注意しましょう。

加えてウクライナ情勢や中国のコロナなど多くの不確実性が世界にはあります。

今日は株価が上昇し、「現時点」では堅調な企業決算や経済指標が続く米国ですが、今後どうなるかはわかりません。

楽観的にも、悲観的にもなりすぎることなく、現実的な視点を保ち、自身の許容できるリスクの範囲内で投資を続けることが大切だと思います。

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