【バンガードの投資哲学】
先日行われた、バンガードCEOティム・バックリー氏等の対談の切り抜き動画が、
バンガードのHPにアップされていたので紹介します。
特にこの「バンガードの投資哲学」という動画で語られている内容は、
日本の個人投資家にとって、とても役立つものだと思います。
拙い英訳ですが、内容はだいたいこんな感じです。
【バンガードCEO・ティム・バックリー氏のメッセージ】
質問「バンガードの株主(バンガードの商品で投資をする投資家)は、過去のやり方で安心させることができるしょうか?」
以下、ティム・バックリー氏の回答
「投資とは不確実性を受け入れることである。と考えるべきでしょう」
「投資とは不確実性を受け入れることである。と考えるべきでしょう」
「不確実性はそこに存在することを認識しなければなりません。私たちは常にリスクに直面しています」
「その中にはおなじみのものもあります。株式の高いバリュエーションについて考えてみてください。私はそれについて何度も話をしてきました」
「また、不確かなものもあります」
「また、不確かなものもあります」
「ですから、私たちは常にアセットアロケーションから始めます」
「アセットアロケーションを維持してください」
「アセットアロケーションを維持してください」
「債券で損をするのではないかという質問が多く寄せられます。金利が上がったからと言って、債券を見捨てるようなことはしないでください」
「債券はあなたのエアバッグです。株式市場が暴落したときのためのエアバッグなのです」
「しかし、全ての市場をみると、将来のリターンへの期待値に対して非常に正確(効率的)です」
※補足)この切り抜き動画の前に市場の効率的ではない期間についても話しています。(明日紹介予定)
「ですから、これらの市場をすべて保有してください」
【大切な2つのこと】
「その一方で、投資にはもう一つの側面があります」
「投資には非常に稀ですが、確実性があります」
「私が思いつくのは2つくらいです」
「私が思いつくのは2つくらいです」
「一つは、コストが高ければその分リターンが減るということです」
「コストを低く抑えることです。これは、自分でコントロールできる要素のひとつです」
「コストを低く抑えることです。これは、自分でコントロールできる要素のひとつです」
「もう一つは『もっと節約すればよかった』と後悔しないようにすることです」
「クライアントにも言っていますが、とにかくもっと貯めましょう」
「将来が心配なら、少し多めに貯金して、少し少なめに使えばいいのです」
「もし弱気市場になったら、やってよかったと思うでしょうし、強気市場になったら、かなりハッピーになれるはずです」
「クライアントにも言っていますが、とにかくもっと貯めましょう」
「将来が心配なら、少し多めに貯金して、少し少なめに使えばいいのです」
「もし弱気市場になったら、やってよかったと思うでしょうし、強気市場になったら、かなりハッピーになれるはずです」
【バンガードの投資の原則】
未来は不確実性に満ちていますが、
バンガードは投資家が自分たちがコントロールできることに集中することをお勧めします。
私たちの長年の投資哲学は、以下に焦点を当てています。
〇バランス
〇コスト
〇規律
〇目標
これらの原則は、40年以上にわたり、市場の暴落、金融危機、パンデミック乗り切超えて、お客様を導いてきたものであり、創業以来、創業以来、私たちバンガードの本質となっています。
この原則(航路)を守り、長期的な視点にたつことで、バンガードの顧客は、分散されたバランスの取れたポートフォリオで、投資を成功させる最高のチャンスを得ることができるのです。
この原則(航路)を守り、長期的な視点にたつことで、バンガードの顧客は、分散されたバランスの取れたポートフォリオで、投資を成功させる最高のチャンスを得ることができるのです。
【感想】
本編の内容はだいたいこんな感じになります。
①アセットアロケーションをよく考え、それを維持すること。そしてよく分散すること。
②そして、「コスト」や「収入と支出」など「自身のコントロールできることに注力すること」の大切さを訴える内容となっていました。
不安な方は特に自分に合う「資産配分」をよく考え、それを維持することと「収入」を高め「支出」を抑えるなど自分にできることに注力することが大切だと思いますし、
なんだかんだで、それが自分の資産を守ることに繋がりますし、小手先でどうこうするよりも、確実に将来の結果に繋がると思います。
私は、ここ7年程このバンガードの原則をできるだけ忠実に、かつ徹底的に行うことで、ある程度の資産を築くことができました。
短期的にはもっと上手くいく方法もあるかもしれませんし、ずば抜けたスキルや運のある方にとってはもっと良い方法があるかもしれませんが、
普通の投資家、少なくとも私にとってはこの戦略が最良であり、その他の世の中にたくさんある「よりイマイチな戦略」よりは少しマシに思います。
私自身は、株式投資においては今後数十年、といいますか資産運用を続ける限り、この原則を忘れることなく、気長に楽しく続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
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