【ほったらかし投資術について】

本日トウシルにて、

「全面改訂 第3版 ほったらかし投資術(朝日新書857)』の

著者メッセージを山崎元氏が公開されていました。

10分程度の動画なのでサクッとご覧になれると思います。




【書籍はこちら】



Amazon「【全面改訂 第3版】ほったらかし投資術


【初心者の方からベテランまで】


これから投資を始める方に間違いなくお勧めの一冊です。

普通の投資にあまり時間も熱意も裂きたくない方であれば、これ一冊で十分だと思います。

また、既に投資を始められている方であっても、参考になる考え方は随所にありますし、

下落や市場の混乱に迷いそうな時に読み返して、

精神安定剤的やお守り的な感じで使うのもお勧めです(笑)。



【動画の内容について】

動画の内容について個人的な見どころを3つ紹介したいと思います。

①リスク資産について

「国内株式と外国株式・〇:〇で組み合わせる」を「全世界株式一本に変えた理由」

〇組み合わせることで、リスクリターンの改善できるかもしれないが、リバランスなどの手間がかかる。

〇日本株の株価形成が世界株と連動するようになった。→外国株と国内株に分散するメリットが縮小した。

〇総合的にみてシンプルにした方がよいのではないか。

〇前までの版を参考に買った国内株投信と外国株投信について→今まで持っている分に関しては売却する必要はない。差はあるが微差だ。

参考過去記事「http://etfsp500.com/archives/28753188.html


②無リスク資産について

余程大きな資金を持ってない限りは「個人向け国債変動10年+銀行預金」で変わりなし。

生活防衛費を「3カ月」に意見を集約した理由。

→積立NISAの誕生。積立NISAはお金を作ってから投資をしようというよりは、投資をしながらお金を作っていくというプロセス。


③その他 いろいろ

〇なぜインデックスファンドがいいのか。

〇低成長の国でもいいのか。
 
〇元バンガード・インベストメンツ・ジャパンの金野真弓さんとの対談

〇写真

ここ等は動画ではさらっと流して紹介されていましたので、是非書籍で確認いてみると面白いと思います。


【本も人も成長していく】

さて、この動画では過去の版との違いや、「全面改訂第3版」に込めた思いなどを紹介しているのですが、

山崎元氏は、まず最初に、過去の版との違いとして「プロフィール写真が過去の版と比べて歳を取った」という点を話題にされています。

実はこの写真の件は共著者の水瀬ケンイチさんから、個人的に裏話を少々聞かせていただいたのですが(笑)

個人的な感想ですが、山崎元氏の写真は今の版の写真が一番素敵だと思います。

人も本の内容も、株式市場や投資環境も、時間とともに変わっていく。

どうせ変わるなら、良い方向に変わっていくとよい。そんなことを思う今日この頃です。

そういう意味ではこの第三版は、間違いなく良い方向に進んだ一冊だと思います。

【時の試練に負けずにやっていきましょう】

私たち自身の体も含め、ほとんどのものが「時の試練」の中で劣化し、陳腐化し朽ちていきます。

ですが、この本に書かれてある戦略は「時の試練」に、長期間打ち勝つことのできる、

資本主義と株式市場が続く限りはずっと通用する戦略だと思います。

時とともに老いるのは生物であれば仕方ありませんが、

せめて自身のPFくらいは「時間の力」を逆に味方につけ、数十年後も元気に成長し続けてくれてればいいなあと思う今日この頃です。


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