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【ペニーストックブームの終了】

昨年の年初は、ロビンフッター等によるペニーストック(投機的安物株)買いが話題となりました、

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しかし、今年は逆に年初から思いっきり売られました。

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【2021年、散っていったテーマたち】

2021年の年初話題だった、クリエネETFはバブルのように終了し

逆に、その時ズタボロに叩かれやり玉にあがっていた、石油株などは上昇。

エネルギーセクターは年間で+47.74%と、

S&P500で昨年最も上昇したセクターとなりました。

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その他、S&P500や全世界が二桁の上昇するなか、

このようなテーマ型ファンドがやられました。

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https://secrets2mysuccess.net/fund_performance2021/より引用。



【テーマ型ファンドは難しい】


流行に飛びつくのもいいのですが、

流行が終わる前に飛び降りるのはなかなか難しいものがあります。

もちろん、そういうトレンドを追うのが得意な投資家様もいます。

が、バンガードやモーニングスター研究によると、

過去の多くの投資家がタイミングに失敗し、

「高値神の安値売り」や売買コストをかけることで

長期的には自らリターンを押し下げてしまっています。


テーマ型ファンドや流行に乗って投資をするのは、

一見いいアイディアのように思いますが、

実際はなかなか難しい戦略の一つです。


何か余程特別な見通しでも持っているのではない限り、

リスクアセットを持ち続けて、リスクプレミアムを長い期間かけ実現しようとする。

多くの投資家にできることは基本的にそういうことだけです。


経済評論家の山崎元氏は、

“テーマファンドだと、そのテーマが有効な時には持ってて楽しいかもしれないけれども、せっかく小口でも分散投資ができて、分散投資してリスクの効率を良くしているから、長期で保有できるという理屈なのに、分散の範囲を狭めてしま”」

”そういう商品は長く持ちましょうというのに、あまり適さない”といいます。


【焦らなくてもいいことあるかも】

以前、初心者向け投資クイズで話した通り、

http://etfsp500.com/archives/29521237.html

例えば、

①1年目+30% 2年目 +30% 3年目-30%

②1年目+5.8% 2年目+5.8% 3年目 +5.8%

だと、②の方がリターンが高くなります。

リスクやコストを抑えつつ、市場の生み出すリターンを適切に、

複利を効かせながら長く持つという戦略は、

長期的には多くの戦略を上回り、投資家にまずまず良い結果をもたらすのはないかと私は考えます。

市場を何度も、もしくは大きく出し抜けるような腕がある方以外は、

予め幅広く分散投資をするなどして、

その時々の流行を追いかけ続けなくてもよい戦略を立てることが大切だと思います。


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