【3月15日 米国株式市場】
ダウ 33,544 +1.82%
S&P500 4,262 +2.14%
ナスダック 12,948 +2.92%
米主要株価3指数は上昇。
ラッセル2000も+1.40%と反発
VXUS(全世界株式除く米)も+0.69%と上昇しました。
米10年債利回りは2.149%。+0.009と上昇。
VIX指数は29.83。‐6.11%と低下しています。
【為替・コモディティー】
ドル円 118.29 +0.09%
NY原油 94.86 -7.91%
NY金 1,929 -1.55%
ウクライナとロシアの停戦交渉への期待や、
中国のロックダウンによる燃料需要の減少が懸念され、昨日に続き原油価格が大きく下落しました。
今日は金も下げました。
ビットコインは39,524ドル。‐0.36%ドルと小幅に低下。
【S&P500マップ】
原油価格の下落やインフレ懸念の緩和を受け、
エネルギーを除く、ほとんどのS&P500企業が上昇しました。
【セクター】
情報技術 +3.43%
一般消費財 +3.39%
通信 +2.24%
生活必需品 +2.21%
ヘルスケア +1.93%
資本財 +1.55%
金融 +1.31%
公益 +1.26%
素材 +1.10%
不動産 +0.70%
エネルギー ‐3.73%
11セクター中、エネルギーを除く10セクターが上昇。
【スタイルボックス】
全てのスタイル、サイズが上昇。
特にグロース株が大きく反発しました。
【個別株】
〇ズーム・ビデオ(ZM)+4.79%
アナリストが投資判断を買いに引き上げ。目標株価を124ドルに
〇クーパ・ソフトウエア(COUP)‐19.18%
決算を発表。EPSの見通しが予想を大きく下回るなどガイダンスが悪く売らました。
〇ギットラボ(GTLB)
決算を発表。売上高が予想を上回り、ガイダンスも予想を上回る内容で株価は上昇しました。
【2月のPPI】
2月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)
前月比 +0.8% 予想 +0.9%
前年同期比 +10.0% 予想 +10%
ガソリン価格の高騰などによって指数は押し上げられました。
ロシアのウクライナ侵攻を背景に原油や他の商品価格が上昇する中、インフレは今後数カ月高止まりすると予想されています。
その一方で、前月比の伸びが1月の1.2%上昇から鈍化した点を指摘する声も聴かれます。
変動が大きい食品とエネルギー、貿易サービス部門を除いたコア指数は、前月比0.2%上昇。前年同月比は6.6%上昇。
1月は前月比+0.8%、前年同月比+6.8%でした。
数字自体はまだ非常に高いものですが、予想より悪い数字ではなく上昇も鈍化しています。
サービスの価格は前月比ほぼ横ばいと、2020年12月以来初めて上昇しませんでした。
米国経済の一部ではインフレの圧力が落ち着きつつある兆候が示されています。
【中国株が下落】
〇アリババ(BABA)‐1.29%
〇テンセント(TCEHY)‐3.29%
市場が反発する中、NY市場に上場している中国株は今日も売りが続きました。
中国でコロナウイルスの感染が拡大しているほか、中国人民銀が1年物MLFをロールオーバーしましたが、金利は予想外の据え置きにしたことなどが理由としてあげられます。
香港の株価は、隣接する深圳市が閉鎖を命じられたことを受けて、2日連続で5%以上下落。6年ぶりの安値となりました。
【まとめ・感想】
ウクライナとロシアの停戦交渉や、原油価格の下落、インフレ懸念の後退から、株価が反発した米国株式市場ですが、
ウォール街の興味はウクライナから今日のFOMCへと移っています。
何か予想外のことが起これば一時的に荒れる可能性はありますが、利上げは今回で決着するわけではなく、
今後数カ月~数年FOMCのたびに投資家が向き合っていかなくてはいけない問題となるので、あまり一喜一憂しないことが大切です。
(今回大丈夫でも次回+0.5%の利上げを急にして荒れるといった可能性もありますし)
FOMCや利上げとはそれぞれの投資戦略によって良い距離間で、気長に付き合っていくのが良いでしょう。個人的にはあまり心配していません。
FOMCや利上げ、ウクライナ情勢等に関わらず、いつも通りの投資を続けていきたいと思います。
一旦反発した米国株式市場ですが、
ウクライナの問題がこじれたり、インフレが潰せなかったり、予想を上回る利上げの幅やペースだったり、まだ未知の出来事だったりと、
市場を反転させる要素はいくらでもあるわけですから。
今日の株価の上昇に、油断したり、一喜一憂することなく、自身の許容できるリスクの範囲を守り投資を続けることが大切だと思います。
あと、くれぐれも寝不足にはご注意ください。
いつもありがとうございます。
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ダウ 33,544 +1.82%
S&P500 4,262 +2.14%
ナスダック 12,948 +2.92%
米主要株価3指数は上昇。
原油価格が続落。PPIも予想を下回ったことで、
インフレ懸念が後退し、株式市場は反発しました。
インフレ懸念が後退し、株式市場は反発しました。
ラッセル2000も+1.40%と反発
VXUS(全世界株式除く米)も+0.69%と上昇しました。
米10年債利回りは2.149%。+0.009と上昇。
VIX指数は29.83。‐6.11%と低下しています。
【為替・コモディティー】
ドル円 118.29 +0.09%
NY原油 94.86 -7.91%
NY金 1,929 -1.55%
ウクライナとロシアの停戦交渉への期待や、
中国のロックダウンによる燃料需要の減少が懸念され、昨日に続き原油価格が大きく下落しました。
今日は金も下げました。
ビットコインは39,524ドル。‐0.36%ドルと小幅に低下。
【S&P500マップ】
原油価格の下落やインフレ懸念の緩和を受け、
エネルギーを除く、ほとんどのS&P500企業が上昇しました。
【セクター】
情報技術 +3.43%
一般消費財 +3.39%
通信 +2.24%
生活必需品 +2.21%
ヘルスケア +1.93%
資本財 +1.55%
金融 +1.31%
公益 +1.26%
素材 +1.10%
不動産 +0.70%
エネルギー ‐3.73%
11セクター中、エネルギーを除く10セクターが上昇。
特に情報技術、一般消費財、通信、生活必需品は2%以上上昇しました。
【航空株が反発】
【航空株が反発】
〇デルタ航空(DAL)+8.70%。
〇アメリカン航空(AAL)+9.09%
〇ユナイテッド航空(UAL)+9.19%
〇ユナイテッド航空(UAL)+9.19%
業種別では、航空株が大きく反発。大手航空が1~3月期の見通しを上方修正。
また、デルタ航空とヴァージン・アトランティック航空のCEOは会見にて、
ウクライナ情勢によって、大西洋航路の予約やキャンセルはほとんど影響を受ない見込みと発言しています。
また、デルタ航空とヴァージン・アトランティック航空のCEOは会見にて、
ウクライナ情勢によって、大西洋航路の予約やキャンセルはほとんど影響を受ない見込みと発言しています。
【スタイルボックス】
全てのスタイル、サイズが上昇。
特にグロース株が大きく反発しました。
【個別株】
〇ズーム・ビデオ(ZM)+4.79%
アナリストが投資判断を買いに引き上げ。目標株価を124ドルに
〇クーパ・ソフトウエア(COUP)‐19.18%
決算を発表。EPSの見通しが予想を大きく下回るなどガイダンスが悪く売らました。
〇ギットラボ(GTLB)
決算を発表。売上高が予想を上回り、ガイダンスも予想を上回る内容で株価は上昇しました。
【2月のPPI】
2月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)
前月比 +0.8% 予想 +0.9%
前年同期比 +10.0% 予想 +10%
ガソリン価格の高騰などによって指数は押し上げられました。
ロシアのウクライナ侵攻を背景に原油や他の商品価格が上昇する中、インフレは今後数カ月高止まりすると予想されています。
その一方で、前月比の伸びが1月の1.2%上昇から鈍化した点を指摘する声も聴かれます。
変動が大きい食品とエネルギー、貿易サービス部門を除いたコア指数は、前月比0.2%上昇。前年同月比は6.6%上昇。
1月は前月比+0.8%、前年同月比+6.8%でした。
数字自体はまだ非常に高いものですが、予想より悪い数字ではなく上昇も鈍化しています。
サービスの価格は前月比ほぼ横ばいと、2020年12月以来初めて上昇しませんでした。
米国経済の一部ではインフレの圧力が落ち着きつつある兆候が示されています。
【中国株が下落】
〇アリババ(BABA)‐1.29%
〇テンセント(TCEHY)‐3.29%
市場が反発する中、NY市場に上場している中国株は今日も売りが続きました。
中国でコロナウイルスの感染が拡大しているほか、中国人民銀が1年物MLFをロールオーバーしましたが、金利は予想外の据え置きにしたことなどが理由としてあげられます。
香港の株価は、隣接する深圳市が閉鎖を命じられたことを受けて、2日連続で5%以上下落。6年ぶりの安値となりました。
【まとめ・感想】
ウクライナとロシアの停戦交渉や、原油価格の下落、インフレ懸念の後退から、株価が反発した米国株式市場ですが、
ウォール街の興味はウクライナから今日のFOMCへと移っています。
今回のFOMCでは、FF金利を0.25ポイント引き上げるとの見方が広がっています。
また、この後、FRBがどの程度積極的に金融引き締めを継続するのか、市場はそのヒントを求めています。
また、この後、FRBがどの程度積極的に金融引き締めを継続するのか、市場はそのヒントを求めています。
何か予想外のことが起これば一時的に荒れる可能性はありますが、利上げは今回で決着するわけではなく、
今後数カ月~数年FOMCのたびに投資家が向き合っていかなくてはいけない問題となるので、あまり一喜一憂しないことが大切です。
(今回大丈夫でも次回+0.5%の利上げを急にして荒れるといった可能性もありますし)
FOMCや利上げとはそれぞれの投資戦略によって良い距離間で、気長に付き合っていくのが良いでしょう。個人的にはあまり心配していません。
FOMCや利上げ、ウクライナ情勢等に関わらず、いつも通りの投資を続けていきたいと思います。
一旦反発した米国株式市場ですが、
ウクライナの問題がこじれたり、インフレが潰せなかったり、予想を上回る利上げの幅やペースだったり、まだ未知の出来事だったりと、
市場を反転させる要素はいくらでもあるわけですから。
今日の株価の上昇に、油断したり、一喜一憂することなく、自身の許容できるリスクの範囲を守り投資を続けることが大切だと思います。
あと、くれぐれも寝不足にはご注意ください。
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