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【ウクライナ情勢について】

ロシアとウクライナの地政学的な緊張からか、今後の情勢についてや、戦争紛争などと株式市場のパフォーマンスの関係について、しばしば尋ねられることが多くなりました。

昨日もレ〇さんに聞かれました。

そこで今回は米国株式市場と地政学的リスクについて書いていきたいと思います。

結論からいうと、過去60年間の主な地政学的イベントを振り返ってみると、株式市場は最初のニュースに否定的な反応を示すことがよくありましたが、地政学的な下落は通常短命で終わり、

その後、6か月および12か月リターンは、長期的な市場の平均リターンとさほど変わらないものとなっています。


【長期投資家と情報】


本題に入る前に。

常日頃、私は、日々の株価やニュースに、感情を振り回され、一喜一憂しないこと。

特に長期的にパッシブ運用でしている方は、必要な情報(制度改正など)以外の情報は知ったうえで無視するのがよい。といつも書いてきました。

今回の私の記事もその例に漏れることなく、そんな感じで、知ったうえで無視していただければ幸いと思います。

過去はこんな感じでしたが、未来はどうなるかわかりません。


【過去のデータ(気休め)】

過去の主な紛争時の米国株式市場(1963年以前はダウ、その後はS&P500、ドルベース)に基づいています。

数字は売出し当初→ 半年後 → 一年後

〇1962年 キューバ危機 

₋6% →  +21% →  +26%

〇1974年  ニクソン大統領 土曜の夜の虐殺

₋4% → ‐11% →  ‐16%

〇1979年 イランアメリカ大使館人質事件

₋3% → +3% → +26%

〇2003年 イラク戦争

₋3% →+19% →+27%

〇2011年 アラブの春(エジプト)

₋3% → +3%→ +3%

〇2014年 ウクライナ危機

₋1% → +8% → +12%

などなど。リフィニティブのデータを参照。


【平均すると(気休め)】

上記の例に加えて、

その他、スエズ危機(1956)、ベルリンの壁建設(1961)、ケネディ大統領暗殺(1963)、ベトナム戦争承認(1964)第三次中東戦争(1967)第四次中東戦争(1973)イラン革命(1979)グレナダ侵攻(1983)リビア爆撃(1986)湾岸戦争(1991)クリントン大統領の弾劾裁判(1998)リビア(2011)シリアの反ISISに米国介入(2014)ブリグジット(2016)

これらの過去60年間に米国株式市場に下落をもたらした、地政学的なイベント(と大統領のスキャンダル)を振り返ると

事件後、6ヶ月後の米国株式市場トタールリターンは+5%。1年後のリターンは+9%となりました。

長期的な平均とそこまで変わりませんよね。

※過去のパフォーマンスは、将来のリターンを保証するものではありません。



【感想とまとめ】

地政学的リスクは、短期的に米国株式市場に混乱を与えることがありますが、大抵は短期間で回復してきました。

また、個人的には地政学的リスクの「以外」の要因も、その後、半年、一年の株式市場の動向に影響をもたらしているように感じます。

今回でいえば、ウクライナ情勢によって、やや複雑化したとはいえ、少し落ち着けば、

元々あったFRBの利上げやインフレの動向や米国の消費、企業業績などが地政学的リスク以上に、将来の株式市場に影響を与える可能性があると思います。

地政学的リスクは数ある要素の一つに過ぎないということを忘れないようにしましょう。

忘れてしまいがちですが、「常に」何らかのリスク(不確実性)を抱えているのが株式市場です。

その一方で、株式市場と人類はこれまでも様々なリスクに直面してきましたが、それ乗り越え、凄まじい回復力と進歩を私たちに示してきました。

将来はどうなるかわかりませんが、いずれは株式市場は今回の危機も乗り越え、新たな高みを目指し、また歩み始めると思います。

【個人的な方針】

私はウクライナの緊張が始まってから、一貫して、未来はどうなるかわからないが、ウクライナ情勢によって特段何も投資方針を変えるつもりはない。

あまり気にせず、資産配分や規律を維持しいつも通りの投資を続けると毎朝のブログに書いてきました。

元々「予測できない不確実性がある」と理解したうえで、適切な範囲で分散投資をしているので、それ以上、自分にできる効果的なことがあまりないからです。

普通の個人投資家に「できること」で「かつ確実なこと」は、資産配分を決める。(=リスクを決める)。コストを抑える。入金力を高める。この程度のことくらいしかありません。

いろいろな考え方があると思いますが、私は基本に忠実に。普通の方はまずはこの「確実にできること」を徹底的にやるのが良いと思います。

今回もコロナショック同様、多くの予想や情報発信者、アナリストや株式の専門家同様、半年や一年前の時点で、このウクライナ情勢を予期することができませんでした。

今物知り顔で解説や今後を予想している方はたくさんいますが、できれば事が起きてから(後付けではなく)、事前に教えてくれればいいのに。と思ったりもします。

いえ、もしかしたら予測できてた人はいたかもしれません。

でも、結局、誰が正しいか、本当のことを言っているか、事前に見分けることが私にはできないため。そういった話とは一定の距離を置いて投資をしていきたいと思います。

また、私自身も読者の方を無駄に混乱させるような、主観的な予測も控えていきたいと思います。

私は「予期できないということがある」「わからないことがある」ということを受け入れ、

そういった不確実性を踏まえたうえで、許容できる範囲で投資をするよう心がけてます。

ですので、今回もいつも通り、市場の混乱や下落に、自身の大切な感情や日常を乱されることなく、

ただ人生を楽しみながら投資を続けていきたいと思っています。


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