【1月25日 米国株式市場】
ダウ 34,297 -0.19%
S&P500 4,356 -1.22%
ナスダック 13,539 -2.28%
米主要株価指数は続落。
ナスダックは先週から調整に入り、11月19日につけた高値から15%以上下げました。
S&P500も一時調整局面入りしましたが、現在は最高値から‐9.2%の位置にとどまっています。
ラッセル2000は₋1.45%と下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.37%と小幅に下げました。
米10年債利回りは1.776%。+0.041%上昇。
VIX指数は31.16。+1.26と上昇しました。
VIX指数は高水準となっています。
【為替・コモディティー】
ドル円 113.88 -0.04%
NY原油 85.20 +2.27%
NY金 1,843 +0.08%
ウクライナ情勢が緊迫化していることや、供給不足見通しが原油相場を押し上げました。
米原油価格は+2.3%上昇。エネルギー株の上昇につながりました。
オクシデンタル・ペトロリアムは8.2%急伸しています。
ビットコインは36,637ドル。‐0.18%と小幅に下げました。
【S&P500マップ】

金利上昇の懸念によりテクノロジー株が再び下落。指数の下げを主導しました。
金利が上昇すると、バリュエーションの高いハイテク企業や成長株の魅力が薄れる傾向があります。
小売業と通信業も下落。ホーム・デポは1.3%下落し、ネットフリックスは5.3%下落しました。
【セクター】
エネルギー +3.96%
金融 +0.47%
不動産 ‐0.26%
ヘルスケア ‐0.66%
素材 ‐0.86%
資本財 ‐0.93%
生活必需品 ‐1.13%
公益 ‐1.56%
一般消費財 ‐1.81%
通信 ‐2.24%
情報技術 ‐2.34%
11セクター中9セクターが下落。
情報技術や通信、一般消費財などが特に大きく下げました、
原油価格の上昇を受けエネルギーが上昇。
決算以降下げていた金融株も債券利回りの上昇を受け、上がりました。
【スタイルボックス】

大型バリュー株が上昇。その他は下落。
特に金利上昇に弱いグロース株や小型株が売られました。
【個別株】

決算の速報が見たい方や、米株を時間外で取引したい方は、
主要ネット証券で唯一時間外取引ができる「マネックス証券」 がお勧めです。
翌日の始値では戻す可能性もありますから、
こういう時が買い場と感じる方は是非一考してみると良いと思います。
【追記8:21分次点】
追記、この記事公開約一時間後、
マイクロソフトは翌日を待たず、時間外で反発しました。

〇アメリカン・エキスプレス +8.87%
第4四半期の収益が前年同期比20%増となるなど、良い決算を発表。
〇ネクステラ・エナジー ‐8.28%
決算を発表後、商いを伴って下落。売上高が予想を下回った。ロボCEOが退任するとのこと。
【IMF経済成長予測を下方修正】
IMFは25日、米国、中国、世界の経済成長予測を下方修正しました。
IMFは、今年の世界経済の成長予測を下方修正した理由として、オミクロン株を挙げています。
ロイター「IMF、米中・世界の経済成長予測を下方修正 コロナが重し」
これに対して、CFRAのチーフ投資ストラテジスト、サム・ストバル氏は、
「経済成長見通しが弱まったことで、FRBが過度に積極的になる必要はないだろうと、投資家は安堵のため息をついている」として
「FRBが、利上げに慎重な姿勢を示す可能性に賭けている投資家」の存在を指摘。
FRBや利上げに関しては、ストラテジストの間でも様々な意見や予測が飛び交っています。
【まとめ・感想】
ダウ 34,297 -0.19%
S&P500 4,356 -1.22%
ナスダック 13,539 -2.28%
米主要株価指数は続落。
ナスダックは先週から調整に入り、11月19日につけた高値から15%以上下げました。
S&P500も一時調整局面入りしましたが、現在は最高値から‐9.2%の位置にとどまっています。
ラッセル2000は₋1.45%と下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.37%と小幅に下げました。
米10年債利回りは1.776%。+0.041%上昇。
VIX指数は31.16。+1.26と上昇しました。
VIX指数は高水準となっています。
【為替・コモディティー】
ドル円 113.88 -0.04%
NY原油 85.20 +2.27%
NY金 1,843 +0.08%
ウクライナ情勢が緊迫化していることや、供給不足見通しが原油相場を押し上げました。
米原油価格は+2.3%上昇。エネルギー株の上昇につながりました。
オクシデンタル・ペトロリアムは8.2%急伸しています。
ビットコインは36,637ドル。‐0.18%と小幅に下げました。
【S&P500マップ】

金利上昇の懸念によりテクノロジー株が再び下落。指数の下げを主導しました。
金利が上昇すると、バリュエーションの高いハイテク企業や成長株の魅力が薄れる傾向があります。
小売業と通信業も下落。ホーム・デポは1.3%下落し、ネットフリックスは5.3%下落しました。
【セクター】
エネルギー +3.96%
金融 +0.47%
不動産 ‐0.26%
ヘルスケア ‐0.66%
素材 ‐0.86%
資本財 ‐0.93%
生活必需品 ‐1.13%
公益 ‐1.56%
一般消費財 ‐1.81%
通信 ‐2.24%
情報技術 ‐2.34%
11セクター中9セクターが下落。
情報技術や通信、一般消費財などが特に大きく下げました、
原油価格の上昇を受けエネルギーが上昇。
決算以降下げていた金融株も債券利回りの上昇を受け、上がりました。
【スタイルボックス】

大型バリュー株が上昇。その他は下落。
特に金利上昇に弱いグロース株や小型株が売られました。
【個別株】
〇マイクロソフト(MSFT)が決算を発表。
売上高 前年同期20.1%増の517億ドル。予想507億ドルを2%上回る
純利益 対前年同期21.4%増の188億ドル。予想175億ドルを7.5%上回る。
1株当り利益2.48ドル。前年同期の水準から0.45ドル増加。予想の水準を0.17ドル上回る。
株価は時間外で約5%下落。

決算の速報が見たい方や、米株を時間外で取引したい方は、
主要ネット証券で唯一時間外取引ができる「マネックス証券」 がお勧めです。
翌日の始値では戻す可能性もありますから、
こういう時が買い場と感じる方は是非一考してみると良いと思います。
【追記8:21分次点】
追記、この記事公開約一時間後、
マイクロソフトは翌日を待たず、時間外で反発しました。

〇アメリカン・エキスプレス +8.87%
第4四半期の収益が前年同期比20%増となるなど、良い決算を発表。
〇ネクステラ・エナジー ‐8.28%
決算を発表後、商いを伴って下落。売上高が予想を下回った。ロボCEOが退任するとのこと。
【IMF経済成長予測を下方修正】
IMFは25日、米国、中国、世界の経済成長予測を下方修正しました。
IMFは、今年の世界経済の成長予測を下方修正した理由として、オミクロン株を挙げています。
ロイター「IMF、米中・世界の経済成長予測を下方修正 コロナが重し」
これに対して、CFRAのチーフ投資ストラテジスト、サム・ストバル氏は、
「経済成長見通しが弱まったことで、FRBが過度に積極的になる必要はないだろうと、投資家は安堵のため息をついている」として
「FRBが、利上げに慎重な姿勢を示す可能性に賭けている投資家」の存在を指摘。
逆に、スティフェルのチーフ株式ストラテジスト、バリー・バニスター氏は、
「反発は「ヘッドフェイク」に過ぎなかったかもしれない、この先さらに下落する可能性が高い」
「財政と金融の引き締めは、景気刺激策で盛り上がった後の金融資産にとって、共に厳しいものだ」と述べていました。
「反発は「ヘッドフェイク」に過ぎなかったかもしれない、この先さらに下落する可能性が高い」
「財政と金融の引き締めは、景気刺激策で盛り上がった後の金融資産にとって、共に厳しいものだ」と述べていました。
FRBや利上げに関しては、ストラテジストの間でも様々な意見や予測が飛び交っています。
【まとめ・感想】
ウォール街の投資家達が、いくつかの不確定要素を見極めようとしているため、
市場が急落したり上昇したりと、不安定な取引が続いています。
いつになるかはわかりませんが、今市場にあるいくつかの懸念が晴れれば、上昇する可能性もあると思います。
【自身のできることに注力を】
とはいえ、不確実な未来に対し、個人投資家が自身がコントロールできることは限られています。
私は、昨日もいつもどおりタイミングを計ることなく、今月の給料でVXUSを購入しました。
今後も予測やニュース、株価の動きに左右されることなく、資産配分を維持しながら、自分のできることに注力し、いつもどおりの投資を継続していきたいともいます。
もし、今、年初からの下落で苦しいと感じる方も、
できればここは踏ん張って、資産配分や積立等を維持し、
市場が平常に近い状態まで戻ってから、自身のリスク許容度などについて、ゆっくり振り返り反省するのが良いと個人的には思います。
いつもありがとうございます。
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市場が急落したり上昇したりと、不安定な取引が続いています。
インフレ率の上昇が、企業や消費者を圧迫しつつあります。
FRBは2022年に利上げを実施し、インフレに対処するとみられています。
投資家は、FRBの動きが遅すぎるか、あるいは積極的すぎるのではないかと懸念しています。
FRBは明日声明を発表しますが、結局はその結果待ちというところでしょう。
FRBは2022年に利上げを実施し、インフレに対処するとみられています。
投資家は、FRBの動きが遅すぎるか、あるいは積極的すぎるのではないかと懸念しています。
FRBは明日声明を発表しますが、結局はその結果待ちというところでしょう。
ロシアとウクライナの紛争の可能性は、エネルギー価格をさらに上昇させ、よりインフレを加速させる可能性があります。
コロナより世界や市場の関心がそちらに向く可能性もあります。個人的には、あまり気にしていません。
【決算は悪くない】
一方で、米国企業の決算発表は全体としては良い内容が続いています。
コロナより世界や市場の関心がそちらに向く可能性もあります。個人的には、あまり気にしていません。
【決算は悪くない】
一方で、米国企業の決算発表は全体としては良い内容が続いています。
これまでにS&P500企業のうち79社が業績を発表。リフィニティブのデータによると、このうち81%が市場予想を上回っています。
いつになるかはわかりませんが、今市場にあるいくつかの懸念が晴れれば、上昇する可能性もあると思います。
【自身のできることに注力を】
とはいえ、不確実な未来に対し、個人投資家が自身がコントロールできることは限られています。
私は、昨日もいつもどおりタイミングを計ることなく、今月の給料でVXUSを購入しました。
今後も予測やニュース、株価の動きに左右されることなく、資産配分を維持しながら、自分のできることに注力し、いつもどおりの投資を継続していきたいともいます。
もし、今、年初からの下落で苦しいと感じる方も、
できればここは踏ん張って、資産配分や積立等を維持し、
市場が平常に近い状態まで戻ってから、自身のリスク許容度などについて、ゆっくり振り返り反省するのが良いと個人的には思います。
いつもありがとうございます。
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