【12月27日 米国株式市場】

ダウ    36,302 +0.98%
S&P500        4,791 +1.38%
ナスダック 15,871 +1.39%

米国市場は4日続伸。

S&P500は終値ベースで過去最高値を更新。

今年69回目の最高値更新となりました。


ラッセル2000も+0.89%と上昇。

VXUS(全世界株式除く米)は+0.73%と上昇しました。

米10年債利回りは1.479%。-0.014と低下。

VIX指数は17.56。‐0.28と小幅に下落しました。


【為替・コモディティー】

ドル円  114.89 円
NY原油  75.91 +2.87%
NY金   1,812 +0.03%

原油価格が上昇。それに伴いエネルギーセクターが上昇しました。

デュポンエナジーは6.09%、

ダイヤモンドエナジーは4.91%上昇しています。

ビットコインは51,260。+0.90%

金とビットコインも小幅に上昇しています。




【S&P500マップ】


タイトルなし


【セクター】

エネルギー +2.24%
情報技術  +2.18%
不動産   +2.05%
素材    +1.48%
資本財   +1.05%
ヘルスケア +1.05%
生活必需品 +1.03%
金融    +0.96%
通信    +0.91%
一般消費財 +0.83%
公益    +0.50%

全11セクターが上昇。

特にエネルギー、情報技術、不動産は2%上昇しました。


【スタイルボックス】



タイトルなし


スタイル、サイズ別にみると、

小型株グロース株は0.59%に止まりましたが、

全体的に1%近く上昇しています。




【クリスマス商戦は好調か?】

マスターカードが発表した11月1日~12月24日の利用状況によると、

今年の米年末商戦の小売売上高は前年比8.5%増加しました。

特に電子商取引(EC)の急増がけん引したようです。

これを受けて、小売業の一部の株は上昇しました。


【オミクロン株が航空業界にダメージ】

感染拡大への懸念は根強いものの、

重症化へのリスクは低いとの研究レポートもあり、

株式市場では楽観的な雰囲気も広がってきているオミクロン株ですが、

引き続き、航空会社にダメージを与えています。

https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-travel-stocks-idJPL4N2TC1RF


米航空会社は先週末のクリスマス休暇に続き、27日も約800便を欠航にした。

一部の地域では、悪天候による欠航もありましたが、

市場全体が上昇するなか、航空株は1%前後下げました。

また、これに引きずられて、クルーズ船のカーニバルなども下げました。




【まとめ・感想】


S&P500は4日続伸。ここ4日で4.8%上昇しました。

年間で約27.6%上昇。

円安の影響もあり、円換算では年初から約42%上昇しています。

11月末から12月のFOMCにかけての警戒感や

その後の下げや悲壮感はなんだったのか。

と言いたくなるレベルですね。


今年は特に大きく下げることもなく(せいぜい5%程度)、

ほぼ右肩上がりでS&P500指数は上昇してきました。

2021 S&P500

また、今年はS&P500は69回最高値更新しました。

これは1929年以降、歴代2位の記録で、

これを超えるのは1995年の77回のみとなります。


ともに過去の数字と比べると、

できすぎなくらい良い数字でしたね。

S&P500や米国株式市場がいつもこうならいいのですが、

残念ながら、そうではありません。


複利を活かしつつ、資産を増やしていくには、

やはり長く市場に居続けることが大切です。

リスクを取りすぎて退場しては元も子もありません。

未来はどうなるかわかりませんから、

今年がよかったからと調子に乗ることなく、

自身の取れるリスクの範囲内で投資を継続していきましょう。


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