【12月6日 米国株式市場】
ダウ 35,227 +1.87%
S&P500 4,591 +1.17%
ナスダック 15,225 +0.93%
米国株式市場は反発。
債券利回りや原油も上昇しました。
小型株のラッセル2000は+2.05%と大きく上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.98%と上昇しました。
米10年債利回りは1.436%。+0.095 と上昇。
VIX指数は27.18。ー3.49と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 113.50
NY原油 69.98 +5.61%
NY金 1,777 ー0.26%
原油価格が上昇したことにより、エネルギー関連銘柄も上昇しました。
原油は先週まで、週間ベースでは6週連続下げていました。
ビットコインは49,224ドル。ー0.53%と小幅に下げました。
【S&P500マップ】

【セクター】
資本財 +1.8%
生活必需品 +1.6%
エネルギー +1.5%
公益 +1.5%
素材 +1.5%
通信 +1.5%
金融 +1.4%
不動産 +1.4%
一般消費財 +1.1%
情報技術 +1.0%
ヘルスケア +0.5%
全11セクターが上昇。
一部利確売りなどの見られたテクノロジー株など、通常、金利上昇の影響を受けるセクターがやや遅れました。
【スタイルボックス】

昨日はそれまでより大きく下げていた、小型株がより大きく反発。
スタイル別ではバリュー株が買われました。
【個別株】
〇カーニバル(CCL) +8.14%
〇ノルウェージャンクルーズライン(NCLH) +9.51%
〇ロイヤル・カリビアン(RCL) +8.24%
〇デルタ航空(DAL) +6.00%
〇ユナイテッド航空(UAL) +8.32%
航空会社やクルーズ会社など、旅行関連企業が幅広く反発しました。
〇テスラ(TSLA)は4日続落(過去5日でー11.9%)
再生可能エネルギー事業のソーラーパネルに関して、米証券取引委員会が調査を開始したと報道されています。
〇デルタコ(TACO) +66.20%
メキシコ料理のデルタコはJack in the Boxに買収されるとの報道を受け株価が上昇しました。
【今週の予定】
15日にFOMCを控える中、今週も経済指標の発表が続きます。
8日 (水)10月雇用動態調査
9日 (木)新規失業保険申請件数 予想22.8万件
10日(金)消費者物価指数 消費者信頼感指数
オミクロン株とパウエル議長の証言以降、不安定な動きを見せている米国株式市場ですが、
FRBや米国の投資家は、現在の経済状況をより明確に把握するため、
雇用やインフレ等に関する最新の情報に注目しています。
私は特に気にしていません。
【まとめ・感想】
オミクロン株についてのファウチ博士の発言に勇気づけられた市場ですが、
市場の一部からは、心配すべきはオミクロン株よりもFRBの早期引き締めだ。という声も聞かれます。
また、ここ最近の市場の上下は、今正にそれを織り込んでいる最中だ。とする意見もあります。
FRBの引き締めや金利正常化は、株式のバリュエーション低下につながりますが、
いつまでもズルズルと緩和政策を続けたり、インフレを放置したり、0金利を維持するとそれはそれで問題が起きますし、回復局面の過程で普通に見られることでもありますから、
予めリスクの許容度の範囲内で、良く分散し、長期投資をしている方であれば、あまり心配せず、資産配分を維持しつつ投資を継続することが大切だと思います。
【最近投資を始めた方へ】
S&P500は2週連続でマイナスとなり今週を迎えました。
ただ、S&P500指数は年間で22.25%上昇しています。
ただ、S&P500指数は年間で22.25%上昇しています。
もちろん、未来はどうなるかわかりませんが、
トランプショックや前回の利上げ局面やコロナショックが既に過去のものとなっているように、
今市場にある問題の多くが、数年後には忘れ去られてしまったり、遠い過去の出来事となっていることと思います。
「価値のある優良企業を保有する」とか「リスクプレミアムを集める」といった投資の本質を思い出し、
あまり短期的な株価の動きや、目先の問題を過大視し過ぎないよう気をつけつつ今後も投資を続けていきましょう。
いつもありがとうございます。
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