【11月18日 米国株式市場】
ダウ 35,871 ー0.17%
S&P500 4,704 +0.34%
ナスダック 15,993 +0.45%
S&P500は66%の銘柄が下落するも、
大型ハイテク株等が市場を引っ張り、終値で最高値を更新。
ナスダックも最高値を更新しました。
小型株のラッセル2000はー0.56%と下落。
VXUS(全世界株式除く米)も-0.27%と下げています。
米10年債利回りは1.582%。ー0.022%と低下。
VIX指数は17.55。+0.44%と上昇しています。
【為替・コモディティー】
ドル円 114.21
NY原油 78.96 +0.8%
NY金 1,857 -0.5%
ビットコインは57,992ドル。ー2.7%と下落。
今月付けた最高値から約15%下落しています。
5月以来最長の5日続落で、5.7万ドルを割る場面もありました。
イーサやソラナに加え、ドージコインなどのミームコインも下落しています。
【S&P500マップ】
S&P500の約66%の銘柄が下落しましたが、大手テクノロジー企業が上昇し、他のセクターの損失を相殺しました。
【セクター】
一般消費財 +1.5%
情報技術 +1.0%
ヘルスケア +0.1%
不動産 +0.0%
通信 ー0.2%
資本財 ー0.3%
生活必需品 ー0.4%
素材 ー0.4%
金融 ー0.5%
公益 ー0.5%
エネルギー ー0.6%
11セクター中4セクターが上昇。
原油価格の下落を受けエネルギーセクターが、
債券利回りの低下を受け金融セクターがそれぞれ下げました。
【スタイルボックス】
昨日は大型ハイテク株などが市場を牽引。
バリュー株や中・小型株は下げました。
特に小型グロース株が大きく下げています。
【個別株】
〇エヌビディア(NVDA) +8.25%
EPS、売上高とも予想を上回る良い決算を発表。S&P500銘柄の中で最大の上昇率となりました。
「https://jp.reuters.com/article/nvidia-results-idJPKBN2I22LU」
エヌビディアの上昇に引っ張られ、他の半導体メーカーも堅調に推移しました。
〇メーシーズ(M) +21.21%
〇コールズ(KSS) +10.47%
手百貨店のメーシーズとコールズが決算を発表。ともに予想を上回る良い決算でした。
サプライチェーン問題が取り沙汰される中、粗利益率も予想を上回り安心感をもたらしました。
〇リビアン(RIVN)-15.53%
〇ルシード(LCID)-10.47%
このところ上昇していたスタートアップ電気自動車メーカーは昨日に引き続き利益確定売りが進みました。
また、米アップルが早ければ2025年に電気自動車(EV)をローンチする計画を進めているとブルームバーグが報道
アップルの株価は2.85%上昇し、過去最高値を更新しています。
【米新規失業保険】
米新規失業保険申請件数
結果 26.8万件 予想 26万件 前週 26.9万件
前週比1000件減。7週連続の減少となり、新型コロナウイルス感染拡大開始以降で最も少なくなり、20年3月半ばの25.6万件という水準付近まで改善してきました。
ただ、労働需要はあるものの、特に高いスキルを有する労働者がしているため、企業は人材の確保に苦労しています。
1週間の継続受給件数は208万人で、こちらも前週から12.9万人減と改善しています。
雇用統計については、良好な結果が得られました。
「https://jp.reuters.com/article/usa-economy-idJPKBN2I31JH」
【まとめ・感想】
S&P500は終値で今年66回目の最高値更新となりました。
先週のCPIの発表以降、不安定な市場が続いてたにもかかわらず、
S&P500ETF(VOO)は過去5日で0.98%。過去1ケ月で4.22%上昇をしています。
現在米国の多くの投資家の関心は、インフレに向けられています。
米国企業は原材料費の高騰やサプライチェーンの問題に直面しており、収益を圧迫する可能性があります。
消費者は今のところ物価上昇を吸収していますが、アナリストは、物価上昇が長引けば、消費者はいずれ支出を控えるようになるのではないかと懸念しています。
インフレは一過性との意見もあるものの、もし深刻化して早期利上げとなればまた市場は荒れると思われます。
でも、長期投資を続けていれば、結局いつかは荒れた相場や下落相場に出くわすと思いますし、いつかは調整や下落も起こると思います。
それらはプロでもタイミングよく避けることは困難です。
市場には大抵いつも何かしらの懸念があるもので、
むしろ、懸念があるのが普通の状態ですから、それを受け入れ、あまり慌てずに冷静に対応することが大切だと思います。
今後どうなるかはわかりませんが、私はインフレや利上げ等に惑わされることなく、
「長期」「分散」「低コスト」を貫き、いつも通りの規律ある投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
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ダウ 35,871 ー0.17%
S&P500 4,704 +0.34%
ナスダック 15,993 +0.45%
S&P500は66%の銘柄が下落するも、
大型ハイテク株等が市場を引っ張り、終値で最高値を更新。
ナスダックも最高値を更新しました。
小型株のラッセル2000はー0.56%と下落。
VXUS(全世界株式除く米)も-0.27%と下げています。
米10年債利回りは1.582%。ー0.022%と低下。
VIX指数は17.55。+0.44%と上昇しています。
【為替・コモディティー】
ドル円 114.21
NY原油 78.96 +0.8%
NY金 1,857 -0.5%
ビットコインは57,992ドル。ー2.7%と下落。
今月付けた最高値から約15%下落しています。
5月以来最長の5日続落で、5.7万ドルを割る場面もありました。
イーサやソラナに加え、ドージコインなどのミームコインも下落しています。
【S&P500マップ】
NY連銀のウィリアムス総裁が「米国ではより広範囲にわたってインフレが発生しており、将来の物価上昇に対する期待が高まっている」と発言。株価は序盤下落。
S&P500の約66%の銘柄が下落しましたが、大手テクノロジー企業が上昇し、他のセクターの損失を相殺しました。
【セクター】
一般消費財 +1.5%
情報技術 +1.0%
ヘルスケア +0.1%
不動産 +0.0%
通信 ー0.2%
資本財 ー0.3%
生活必需品 ー0.4%
素材 ー0.4%
金融 ー0.5%
公益 ー0.5%
エネルギー ー0.6%
11セクター中4セクターが上昇。
原油価格の下落を受けエネルギーセクターが、
債券利回りの低下を受け金融セクターがそれぞれ下げました。
【スタイルボックス】
昨日は大型ハイテク株などが市場を牽引。
バリュー株や中・小型株は下げました。
特に小型グロース株が大きく下げています。
【個別株】
〇エヌビディア(NVDA) +8.25%
EPS、売上高とも予想を上回る良い決算を発表。S&P500銘柄の中で最大の上昇率となりました。
「https://jp.reuters.com/article/nvidia-results-idJPKBN2I22LU」
エヌビディアの上昇に引っ張られ、他の半導体メーカーも堅調に推移しました。
〇メーシーズ(M) +21.21%
〇コールズ(KSS) +10.47%
手百貨店のメーシーズとコールズが決算を発表。ともに予想を上回る良い決算でした。
サプライチェーン問題が取り沙汰される中、粗利益率も予想を上回り安心感をもたらしました。
〇リビアン(RIVN)-15.53%
〇ルシード(LCID)-10.47%
このところ上昇していたスタートアップ電気自動車メーカーは昨日に引き続き利益確定売りが進みました。
また、米アップルが早ければ2025年に電気自動車(EV)をローンチする計画を進めているとブルームバーグが報道
アップルの株価は2.85%上昇し、過去最高値を更新しています。
【米新規失業保険】
米新規失業保険申請件数
結果 26.8万件 予想 26万件 前週 26.9万件
前週比1000件減。7週連続の減少となり、新型コロナウイルス感染拡大開始以降で最も少なくなり、20年3月半ばの25.6万件という水準付近まで改善してきました。
ただ、労働需要はあるものの、特に高いスキルを有する労働者がしているため、企業は人材の確保に苦労しています。
1週間の継続受給件数は208万人で、こちらも前週から12.9万人減と改善しています。
雇用統計については、良好な結果が得られました。
「https://jp.reuters.com/article/usa-economy-idJPKBN2I31JH」
【まとめ・感想】
S&P500は終値で今年66回目の最高値更新となりました。
先週のCPIの発表以降、不安定な市場が続いてたにもかかわらず、
S&P500ETF(VOO)は過去5日で0.98%。過去1ケ月で4.22%上昇をしています。
現在米国の多くの投資家の関心は、インフレに向けられています。
米国企業は原材料費の高騰やサプライチェーンの問題に直面しており、収益を圧迫する可能性があります。
消費者は今のところ物価上昇を吸収していますが、アナリストは、物価上昇が長引けば、消費者はいずれ支出を控えるようになるのではないかと懸念しています。
インフレは一過性との意見もあるものの、もし深刻化して早期利上げとなればまた市場は荒れると思われます。
でも、長期投資を続けていれば、結局いつかは荒れた相場や下落相場に出くわすと思いますし、いつかは調整や下落も起こると思います。
それらはプロでもタイミングよく避けることは困難です。
市場には大抵いつも何かしらの懸念があるもので、
むしろ、懸念があるのが普通の状態ですから、それを受け入れ、あまり慌てずに冷静に対応することが大切だと思います。
今後どうなるかはわかりませんが、私はインフレや利上げ等に惑わされることなく、
「長期」「分散」「低コスト」を貫き、いつも通りの規律ある投資を続けていきたいと思います。
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