【11月3日 米国株式市場】
米主要株価3指数は揃って過去最高値を更新。
小型株指数のラッセル2000も史上最高値を更新しました。
FOMCは、予想通りテーパリングを月内に開始すると決定しました。
ダウ 36,157 +0.29%
S&P500 4,660 +0.65%
ナスダック 15,811 +1.04%
小型株のラッセル2000は+1.80%と大きく上昇。
VXUS(米除く全世界の株式)も+0.66%と上昇しています。
米10年債利回りは1.603%。前日比+0.056と上昇。
VIX指数は15.10。-0.93と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 113.98
NY原油 80.86 ー3.6%
NY金 1763 ー1.4%
米原油在庫が予想以上に増加したことを受け、原油先物は下落。
約4週間ぶりの安値となりました。
ビットコインは62,933ドル -0.12%と小幅に下げました。
【S&P500マップ】

【セクター】
一般消費財 +1.8%
素材 +1.1%
生活必需品 +0.9%
ヘルスケア +0.6%
通信 +0.6%
不動産 +0.6%
情報時術 +0.6%
金融 +0.4%
資本財 ー0.2%
公益 ー0.3%
エネルギー ー0.9%
11セクター中8セクターが上昇。
Amazonやテスラに牽引された一般消費財セクターが伸び増した。
原油価格の低下を受け、エネルギー株が下げました。
【スタイルボックス】

全体的に上昇する中、昨日は特に小型株が好調でした。
大型グロース株や中バリュー株も健闘しています。
【FOMCについて】
FRBはFOMCにて11月にテーパリングを開始し、2022年に完了させると決定しました。
毎月国債100億ドル、MBS50億ドルのペースで減額。
参考『FOMCの声明全文』
発表前後で、株価と長期金利はやや上昇しています。
ロイターの「識者はこうみる」でもわかるとおり、
市場の関心は次のFRBの動き「利上げのタイミング」や「インフレ」に移っています。
FRBは、インフレ高進は「一過性」のものとの判断を維持し、
速いペースでの利上げは必要ない公算が大きいとの考えを示しています。
【パウエル議長の発言のポイント】
[米財務省も緩やかな引き締め開始】
【米ISM非製造業指数】
10月のISM非製造業景気指数
結果 66.7 予想 62.0 9月 61.9
1997年以降の調査で過去最高の数値となりました。
コロナウイルス感染者数の減少による需要拡大が要因と思われます。
外食や旅行などの消費が促進する一方で、
サプライチェーンの問題や価格高騰に企業は悩まされています。
指数は50が景気拡大・縮小の節目。サービス業は米経済の3分の2超を占めています。
【まとめ・感想】
S&P500指数は今年62回目の最高値を更新しました。
一時期は、あれだけ騒がれていた「テーパリング開始」ですが、
いざFRBが決定しても、市場の動きは結果的にこんなものとなりました。
ニュースや予想に振り回されて、あまり時間を無駄にしたり、
一喜一憂しないことが大切だということがわかりますね。
これまでに報告されたS&P500企業のうち81%が予想を上回る純利益を報告しており、好調な決算シーズンが続いています。
サプライチェーン、インフレ、労働市場、中国経済の減速懸念など、マクロ環境は不安が多いものの、好調な企業の業績が株式市場をサポートしています。
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米主要株価3指数は揃って過去最高値を更新。
小型株指数のラッセル2000も史上最高値を更新しました。
FOMCは、予想通りテーパリングを月内に開始すると決定しました。
ダウ 36,157 +0.29%
S&P500 4,660 +0.65%
ナスダック 15,811 +1.04%
小型株のラッセル2000は+1.80%と大きく上昇。
VXUS(米除く全世界の株式)も+0.66%と上昇しています。
米10年債利回りは1.603%。前日比+0.056と上昇。
VIX指数は15.10。-0.93と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 113.98
NY原油 80.86 ー3.6%
NY金 1763 ー1.4%
米原油在庫が予想以上に増加したことを受け、原油先物は下落。
約4週間ぶりの安値となりました。
ビットコインは62,933ドル -0.12%と小幅に下げました。
【S&P500マップ】

【セクター】
一般消費財 +1.8%
素材 +1.1%
生活必需品 +0.9%
ヘルスケア +0.6%
通信 +0.6%
不動産 +0.6%
情報時術 +0.6%
金融 +0.4%
資本財 ー0.2%
公益 ー0.3%
エネルギー ー0.9%
11セクター中8セクターが上昇。
Amazonやテスラに牽引された一般消費財セクターが伸び増した。
原油価格の低下を受け、エネルギー株が下げました。
【スタイルボックス】

全体的に上昇する中、昨日は特に小型株が好調でした。
大型グロース株や中バリュー株も健闘しています。
【FOMCについて】
FRBはFOMCにて11月にテーパリングを開始し、2022年に完了させると決定しました。
毎月国債100億ドル、MBS50億ドルのペースで減額。
ペースは経済次第で調整。順調なら2022年半ばに購入減額が完了とのことです。
参考『FOMCの声明全文』
発表前後で、株価と長期金利はやや上昇しています。
ロイターの「識者はこうみる」でもわかるとおり、
市場の関心は次のFRBの動き「利上げのタイミング」や「インフレ」に移っています。
FRBは、インフレ高進は「一過性」のものとの判断を維持し、
速いペースでの利上げは必要ない公算が大きいとの考えを示しています。
【パウエル議長の発言のポイント】
「パンデミックが収束するに従い、供給網の混乱は解消し、雇用の伸びも上向く」
「こうした動きに伴い、インフレ率も現在の高水準から低下していく」
「ただ、そのタイミングの不確実性は高い」
「労働市場の状況については、来年半ばには十分な改善が見られ、最大雇用が達成されたと見なせる可能性がある」
「インフレ率が2%になり、ある程度の期間にわたり緩やかに2%を超える軌道に乗るまで政策金利をゼロ%近辺に維持する」
「経済が予想通りに展開すればテーパリングは来年の年央には完了する可能性がある」
「情勢次第で縮小ペースを速めることも遅くすることもできる」(柔軟に対応する姿勢)
[米財務省も緩やかな引き締め開始】
米財務省も次の四半期の国債入札規模を縮小を発表
2年・3年・5年債の入札規模を毎月20億ドルずつ削減し、7年債の入札規模は月30億ドル削減する予定。
10年債と30年債の新規とリオープンの入札も20億ドル削減し、20年債入札は40億ドル削減の予定です。
7年債と20年債の入札が相対的に大きな削減となり、
財務省は国債の構造的な需要と供給のバランスをより良くしたい意向だと説明しています。
7年債と20年債の入札が相対的に大きな削減となり、
財務省は国債の構造的な需要と供給のバランスをより良くしたい意向だと説明しています。
【米ISM非製造業指数】
10月のISM非製造業景気指数
結果 66.7 予想 62.0 9月 61.9
1997年以降の調査で過去最高の数値となりました。
コロナウイルス感染者数の減少による需要拡大が要因と思われます。
外食や旅行などの消費が促進する一方で、
サプライチェーンの問題や価格高騰に企業は悩まされています。
指数は50が景気拡大・縮小の節目。サービス業は米経済の3分の2超を占めています。
【まとめ・感想】
S&P500指数は今年62回目の最高値を更新しました。
一時期は、あれだけ騒がれていた「テーパリング開始」ですが、
いざFRBが決定しても、市場の動きは結果的にこんなものとなりました。
ニュースや予想に振り回されて、あまり時間を無駄にしたり、
一喜一憂しないことが大切だということがわかりますね。
これまでに報告されたS&P500企業のうち81%が予想を上回る純利益を報告しており、好調な決算シーズンが続いています。
サプライチェーン、インフレ、労働市場、中国経済の減速懸念など、マクロ環境は不安が多いものの、好調な企業の業績が株式市場をサポートしています。
明日11月5日の21時半頃には10月の雇用統計が発表されます。
10月の非農業部門の雇用者数は前月より45万人増と予想されています。9月は19.4万増でした。
結果次第ではまた市場が動く可能性もあると思いますが、
私は結果や市場の動きがどうであれ、
今まで通りインデックスファンドのバイ&ホールド戦略を続けていきたいと思います。
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私は結果や市場の動きがどうであれ、
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いつもありがとうございます。
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アクティブ投資家の方は注意深く見守りましょう。
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