【米国市場の展望】

米バンガードが最新の市場の見通し(Market perspectives)を公表したので紹介します。

https://advisors.vanguard.com/iwe/pdf/FAVEMOBF.pdf


【資産クラスのリターンの見通し】

2021年6月30日時点から向こう10年間の、

各資産の名目リターンとボラティリティの予測は以下の通りです。00.

ほぼ前回と変わりませんが、

米国株と米大型株のリターンが前回より0.1%~0.2%程低い数値となっています

(もしかしたら四捨五入など計算上の影響もあるかもしれません)

また、今回はいつも一括りにされていた「米国を除く地域」というカテゴリーが、

「先進国」と「新興国」に分けられて予想されていました。

こうしてみると、

米国を除く先進国株式は、リターン、リスクともに良い予想となっており、

新興国は米国株式市場よりもリターンはやや高い物の、リスクも大きい予想となっています。

なお、中国に関しては「中国の成長に対する見方を格下げし、より持続的な政策関連の供給ショックと不確実性を反映させました。」とのことです。


その他、大まかな内容は前回と重複しますので、

前回の記事も参考にしてみて下さい。

前回→「http://etfsp500.com/archives/28655588.html



【参考 前回】


00.




【まとめ・感想】

 「市場を予測できないことなんて、誰でも知っている」 と考える方もいるかもしれません。

もちろん、私もそう思います。

しかし、実際、現実には、将来の計画、資産形成のために、

長期的なリターンの期待値や目安となる数字を、何かしら組み込む必要があります。 


そういう時、米国株式市場のここ10年間のかなり良かった良すぎるリターンを用いるよりも、

ある程度、現実的な予想(数字)を、 参考・目安にしてみるといいのかなとも思います

以前も紹介しましたが、 バンガードの米国株式市場の今後10年間のリターン予想は、そこら辺の変な予測よりは、そこそこ参考になります。

00

図は、バンガードの予想リターンが、その後実際にどうなったかを検証したものですが、

1980年以降、ITバブルで株価が暴騰した時期と「今」を除くと、

ほとんどの期間で、概ね予測の範囲内に収まっています。

もちろん、バンガードの予想とはいえ将来のリターンを保証するものではありませんが、

こういう予想もあると、一つの参考にしながら、今後も投資を続けて頂ければ幸いです。

【最後に】

最後は以前、バンガードが発信していたメッセージで締めくくりたいと思います。

投資家の皆様は、これまでと同様自身の目標に応じた分散投資を行い、長期的な視点で投資を行うことをお勧めします。

市場が極端に変動しているときに市場のタイミングを計ろうとするのは魅力的ですが、利益になることはほとんどありません。


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