【10月29日 米国株式市場】
米国主要株価指数は小幅高。
決算の悪かったアマゾンやアップルの下落を、
マイクロソフトやアルファベット、テスラ等の上昇が相殺しました。
ダウ 35,819 +0.25%
S&P500 4,605 +0.19%
ナスダック 15,498 +0.33%
小型株指数のラッセル2000は-0.03%と小幅安。
VXUS(米除く全世界株式)は-0.84%と下げました。
米10年債利回りは1.561%。-0.008と小幅に低下。
VIX指数は16.26。-0.27と下げています。
【為替・コモディティー】
ドル円 113.94
NY原油 83.57 +0.9%
NY金 1,783 -1.0%
原油価格は上昇。金は下げました。
ビットコインは62,401ドル。+2.37%と上昇しています。
【出来高】
米取引所の合算出来高は111.2億株。
直近20営業日の平均は103.5億株と決算シーズンということもあり出来高が増えています。
機関投資家の決算発表後の大きな売買は通常1日で完了しないので、上昇も下落も数日続くことがあります。
個別株投資家の方は各銘柄の出来高の推移にも注目してみるとよいでしょう。
【S&P500マップ】

【スタイルボックス】

グロース株が上昇。バリュー株は小幅に売られました。
特に中型バリュー株がやや大きく下げ、中型グロース株が上昇しています。
【個別株】
〇エクソンモービル(+0.25%)やシェブロン(+1.21%)が好決算を発表。
〇アッヴィが2021年の調整後利益の見通しを引き上げ4.6%上昇。今年3回目の上方修正となりました。
〇スターバックスは-6.3%。市場予想を下回る決算を発表後売られました。
〇USスチールは+12.87%。売上高・EPS共に予想を上回る良い決算でした。
【マイクロソフトが時価総額でアップルを抜く】
マイクロソフトは331.62ドルと最高値を更新。年初来で45%上昇しています。
一方、アップルは市場予想を下回る決算発表後3.6%下落したことを受け、
時価総額でマイクロソフト(2.49兆ドル)が、アップル(2.46兆ドル)を抜き1位となりました。
とはいえ、アップルも年初来で15%上昇しています。
しかし、2018年8月にアップルが初めて1兆ドルを超えてから、まだ3年ちょっとでもう2.5兆ドル。
ここ数年の米国企業の成長の速さを感じますね。
【9月の米個人消費支出】
前月比+0.6% 予想+0.5%。8月+1.0%(上方改定)
インフレが懸念される中、米国の個人消費は底堅く推移していることがわかりました。
FRBが物価の目安とする変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE指数は前月比0.2%上昇。
8月の0.3%上昇からやや鈍化しています。
【10月のS&P500マップ】

アルファベットとネットフリックスを除く通信サービスセクター、
およびVなどの消費者金融企業、航空会社、カーニバル(-11%)、モデルナ(-10%)、IBM(-9%)、インテル(-8%)などは大きく下げましたが、全体としてほとんどの銘柄がプラス。
S&P500は月初来で6.9%程上昇し。月間の上昇率は2020年11月以降で最大となりました。
【まとめと感想】
大手IT企業など決算をしくじる企業や元々予想が低めだったこともありますが、
週間では1.3%上昇。上昇は4週連続となりました。
もし、9月の下落に動揺して投資をやめてしまったり、
現金化した後、市場から出たままだった方はこの上昇の恩恵を十分に受け取る事ができなかったと思われます。
市場の予測やタイミングを見極めるのが難しいという事がわかりますね。
市場の風向きは、ニュース一つでコロコロ変わっていきます。
株価も毎日上がったり下がったりするのが普通です。
私はそれ等に一喜一憂することなく、
11月もいつもどおりの投資を続けていきたいと思います。
いつも本当にありがとうございます。
米国主要株価指数は小幅高。
決算の悪かったアマゾンやアップルの下落を、
マイクロソフトやアルファベット、テスラ等の上昇が相殺しました。
ダウ 35,819 +0.25%
S&P500 4,605 +0.19%
ナスダック 15,498 +0.33%
小型株指数のラッセル2000は-0.03%と小幅安。
VXUS(米除く全世界株式)は-0.84%と下げました。
米10年債利回りは1.561%。-0.008と小幅に低下。
VIX指数は16.26。-0.27と下げています。
【為替・コモディティー】
ドル円 113.94
NY原油 83.57 +0.9%
NY金 1,783 -1.0%
原油価格は上昇。金は下げました。
ビットコインは62,401ドル。+2.37%と上昇しています。
【出来高】
米取引所の合算出来高は111.2億株。
直近20営業日の平均は103.5億株と決算シーズンということもあり出来高が増えています。
機関投資家の決算発表後の大きな売買は通常1日で完了しないので、上昇も下落も数日続くことがあります。
個別株投資家の方は各銘柄の出来高の推移にも注目してみるとよいでしょう。
【S&P500マップ】

【スタイルボックス】

グロース株が上昇。バリュー株は小幅に売られました。
特に中型バリュー株がやや大きく下げ、中型グロース株が上昇しています。
【個別株】
〇エクソンモービル(+0.25%)やシェブロン(+1.21%)が好決算を発表。
〇アッヴィが2021年の調整後利益の見通しを引き上げ4.6%上昇。今年3回目の上方修正となりました。
〇スターバックスは-6.3%。市場予想を下回る決算を発表後売られました。
〇USスチールは+12.87%。売上高・EPS共に予想を上回る良い決算でした。
【マイクロソフトが時価総額でアップルを抜く】
マイクロソフトは331.62ドルと最高値を更新。年初来で45%上昇しています。
一方、アップルは市場予想を下回る決算発表後3.6%下落したことを受け、
時価総額でマイクロソフト(2.49兆ドル)が、アップル(2.46兆ドル)を抜き1位となりました。
とはいえ、アップルも年初来で15%上昇しています。
しかし、2018年8月にアップルが初めて1兆ドルを超えてから、まだ3年ちょっとでもう2.5兆ドル。
ここ数年の米国企業の成長の速さを感じますね。
【9月の米個人消費支出】
前月比+0.6% 予想+0.5%。8月+1.0%(上方改定)
インフレが懸念される中、米国の個人消費は底堅く推移していることがわかりました。
FRBが物価の目安とする変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE指数は前月比0.2%上昇。
8月の0.3%上昇からやや鈍化しています。
【10月のS&P500マップ】

アルファベットとネットフリックスを除く通信サービスセクター、
およびVなどの消費者金融企業、航空会社、カーニバル(-11%)、モデルナ(-10%)、IBM(-9%)、インテル(-8%)などは大きく下げましたが、全体としてほとんどの銘柄がプラス。
S&P500は月初来で6.9%程上昇し。月間の上昇率は2020年11月以降で最大となりました。
【まとめと感想】
大手IT企業など決算をしくじる企業や元々予想が低めだったこともありますが、
リフィニティブのデータによると、
29日午前時点でS&P500構成銘柄のうち279社が決算を発表し、
82.1%が市場予想を上回るというとても良い決算シーズンが続いています。
好調な企業の業績を受け、S&P500は終値で今年59回目の最高値の更新となりました。
29日午前時点でS&P500構成銘柄のうち279社が決算を発表し、
82.1%が市場予想を上回るというとても良い決算シーズンが続いています。
好調な企業の業績を受け、S&P500は終値で今年59回目の最高値の更新となりました。
週間では1.3%上昇。上昇は4週連続となりました。
もし、9月の下落に動揺して投資をやめてしまったり、
現金化した後、市場から出たままだった方はこの上昇の恩恵を十分に受け取る事ができなかったと思われます。
市場の予測やタイミングを見極めるのが難しいという事がわかりますね。
市場の風向きは、ニュース一つでコロコロ変わっていきます。
株価も毎日上がったり下がったりするのが普通です。
私はそれ等に一喜一憂することなく、
11月もいつもどおりの投資を続けていきたいと思います。
いつも本当にありがとうございます。
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