「楽天レバレッジNasdaqー100」
「楽天レバレッジNasdaqー100」が新規設定されることが話題となっています。
これは、ナスダック100(米ドルベース)の概ね2倍となる事を目指して運用するレバレッジ型ファンドで、為替ヘッジ有。
競合する商品は「iFreeレバレッジNasdaq100」が挙げられます。
より詳しい内容等は一つ前の記事をご覧下さい。
http://etfsp500.com/archives/28785934.html
今回はこの商品に対して個人的な感想を述べていきたいと思います。
今回は個人的な感想や考え、どう付き合っていくかなどを、第一印象で書いてみました。
今後情報が更新されるにつれ、感想が変わるかもしれませんが、現状はこんな感じで捉えています。
【まずは様子見】
あくまで、個人的な感想なのですが、
新しく設定された投信はまずは様子見がいいと思います。
これは「楽天レバレッジNasdaqー100」に限らず他の投信にも言える事です。
例えば、楽天VTIの時も私は同じようなことを言いました。
新しく設定された投信は、人気や話題性、運用会社の広告等の誘いに「すぐ」に飛びつくよりも、
まずは1年ぐらい様子を見て、ちゃんと資金が集まっているか、期待通りの運用できているかなどを、じっくりと確認してから、自分のお金を投じた方が基本的に良いと思います。
まずは1年ぐらい様子を見て、ちゃんと資金が集まっているか、期待通りの運用できているかなどを、じっくりと確認してから、自分のお金を投じた方が基本的に良いと思います。
例えば、楽天VTIの時は、第1期は思ったより実質コストが高なったなんてことがありました。(その後落ち着きましたが)
幸いにも、今回は「iFreeレバレッジNasdaq100」(旧レバナス)という競合商品があります。
【乗り換えについて】
すでに「iFreeレバレッジNasdaq100」に投資をしている方の中には、
信託報酬の0.77%(iFreeレバレッジNasdaq100は0.99%)という差を見て、
乗り換えをお考えの方もいるかもしれません。
こちらも実質コストの差や資金入を見てからでも遅くはないと思います。
また、0.22%の差ですから、既に大きな資金を投じていて、大きな含み益がある方は慌てて乗り換える必要は無いとも思います。
【乗り換えについて】
すでに「iFreeレバレッジNasdaq100」に投資をしている方の中には、
信託報酬の0.77%(iFreeレバレッジNasdaq100は0.99%)という差を見て、
乗り換えをお考えの方もいるかもしれません。
こちらも実質コストの差や資金入を見てからでも遅くはないと思います。
また、0.22%の差ですから、既に大きな資金を投じていて、大きな含み益がある方は慌てて乗り換える必要は無いとも思います。
ここら辺も実質コストの差を見て、自分の状況に合わせて、それぞれが電卓を叩くのが一番良いと思うのですが、
あまり差がないようであれば、特に慌てて乗り換える必要もないと思いますので、
投信乗り換え時の基本、セオリーどおり、今後投資する分からそちらに切り替えていくくらいでいいと思います。
投信乗り換え時の基本、セオリーどおり、今後投資する分からそちらに切り替えていくくらいでいいと思います。
ここら辺はレバレッジだから云々関係なく、冷静かつ合理的にいつもどおり対応するのがいいと思いますが、
結局はまだ情報不足なので、興奮せず、落ち着いて行動するのが良いと思います。
【レバレッジが本当に必要なのか】
ここからは更に個人的な感想になります。
少し耳の痛い話や聞き飽きた話もあると思いますが、
ちょっとだけお付き合いして頂ければ幸いです。
先日、金融庁が、レバレッジ型、インバース型ETFへの注意喚起を促すレポートを発表したりもしていましたが、
「http://etfsp500.com/archives/27722550.html」
レバレッジ型のETFや投資信託に投資をする時は、
その商品の特性を良く理解することが大切だと思います。
値動きだけではなく、コストやカウンターパーティーリスクなどにも注意を払いましょう。
私はレバレッジが嫌いではありませんし、ギャンブルとわかって自分の許容できるリスクの範囲内で責任を持ってギャンブルをするのも良いと思います。
ただ、単純に資産形成をしていこうという方であれば、
そもそも本当にレバレッジが必要か。
なぜレバレッジをかけているのかを確認した方が良いと思います。
ただ、単純に資産形成をしていこうという方であれば、
そもそも本当にレバレッジが必要か。
なぜレバレッジをかけているのかを確認した方が良いと思います。
早くお金持ちになるんだったら、収入を増やしたり、副業したりという選択肢もありますし、
ナスダック「以外」にレバレッジをかけるという方法やだってありますから。
ナスダック「以外」にレバレッジをかけるという方法やだってありますから。
本当にナスダックで良いのかを良く考える事も大切です。
【新商品の過去のリターンは大抵良いという話】
過去のリターンやチャート、バックテストの結果が将来のリターンを保証するものではありません。
これで成功できたら、投資は超簡単で楽勝なのですが、残念ながらそうではありません。
そもそも、悪いバックテスト、過去のリターンの商品が新しく販売されることなんてまずありませんから。
ここら辺はかなり割り引いて考える必要があります。
ここら辺はかなり割り引いて考える必要があります。
当ブログでは何度も紹介してきたように、成長には「罠」がありまして、
イノベーションや、企業の成長が投資家の利益になるとは限りません。
またグロース企業の追い風となった低インフレ、低金利の環境は変わろうとしています。
イノベーションや、企業の成長が投資家の利益になるとは限りません。
またグロース企業の追い風となった低インフレ、低金利の環境は変わろうとしています。
ですから、本当にレバレッジを用いる必要はあるのか。
ナスダックで良いのか。もう一度よく確認して欲しいと思います。
それでいいというなら、よいと思います。
幸運と成功を願っています。
【私は投資しません】
ナスダックで良いのか。もう一度よく確認して欲しいと思います。
それでいいというなら、よいと思います。
幸運と成功を願っています。
【私は投資しません】
でも、あなたが投資したいのであればしていいと思います。
個人的には積立向きというよりは、短期投資向きだとは思います。
私なんかは逆に最初にレバレッジをかけてドンドン減らしていきたい派なので、
長期投資で積立という戦略は使わないかなとも思います。
私はNasdaqの企業群もレバレッジも嫌いではありませんが、
レバナスような投信を使ってナスダックにだけレバレッジをかけてまで集中投資をしたいとは思いません。(USA360や3倍3分はまた別)
追加のリスクやコスト無しで全世界株式や全米株式(S&P500等)に好きにレバレッジをかけて投資ができるというのであれば、話は違うのですが
現実はそう上手くはありませんから諦めています(笑)
【最後に】
さて、レバナスに既に投資をしている方や、本当にレバナス等に投資したいという方であれば、
周りのつまり今回の私のような小言を言う人の声を気にすることなく、投資をする強い意志が大切だと思います。
周囲の小言なんか気にしたら、株価の暴落時に冷静な判断ができませんし、耐えられません。
ただ、同時に知識を学ぶことや合理性も忘れないでください。
良い意見を盲信するのではなく、良い意見にも悪い意見にも、懐疑的な視点持つ事をを忘れずに、
できる限り正しい情報を集め、正しいと思われる判断をすることが大切だと思います。
レバナスに投資をする人も、否定的な人も、
それぞれの手法、戦略において、結果的に双方が投資で成功し、幸せな人生をおくれることを願っています。
いつもありがとうございます。
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