【10月19日 米国株式市場】
テクノロジー、ヘルスケア株が指数を牽引。
S&P500は5日続けての上昇となり、
過去最高値まであと0.5%以内まで迫りました。
ダウ 35,457 +0.56%
ナスダック 15,129 +0.71%
S&P500 4,519 +0.74%
小型株のラッセル2000は+0.36%と上昇。
VXUS(米除く全世界株式)は+0.80%上昇しました.
米10年債利回りは1.645%。前日比+0.061%上昇。
VIX指数は15.70。-0.61と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 114.39
NY原油 82.48 +0.97%
NY金 1,770 +0.3%
原油価格が上昇。世界的なエネルギー需給逼迫への警戒感から数年ぶりの高値に迫りました。
原油先物は過去2カ月にわたり上昇。9月初めからWTIは約21%上昇しています。
【ビットコイン先物ETFが取引開始(BITO)】
ビットコインは64,093ドル。+2.5%上昇しています。
ビットコイン先物を追跡する最初のETF
「ProShares Bitcoin Strategy E(BITO)」は、取引初日に4.7%上昇しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
ヘルスケア +1.3%
公益 +1.3%
エネルギー +1.1%
金融 +1.0%
情報技術 +1.0%
通信 +0.8%
資本財 +0.6%
素材 +0.5%
不動産 +0.4%
生活必需品 +0.1%
一般消費財 -0.3%
11セクター中、一般消費財を除く10セクターが上昇。
ヘルスケア、公益、エネルギー、情報技術は1%以上上昇しました。
【スタイルボックス】
大型株、およびグロ-ス株が上昇。
小型バリュー株が伸び悩みました。
【個別株】
〇ジョンソン・エンド・ジョンソンは決算を発表。
2021年の売上高・EPS予想を再度上方修正し、2.3%上昇しました。
〇保険会社のトラベラーズは、アナリストの予測を上回る決算を発表し、1.6%上昇しました。
〇P&Gも決算を発表。売上高・EPSの見通しは据え置き。
ガイダンスの上方修正が期待されていた事や、商品・運賃コストの上昇に直面しているため、価格を引き上げると発表したことも受け、1.2%下落しました。
【9月の米住宅着工、1.6%減】
9月の米住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比1.6%減の155.5万戸
市場の予想は162万戸へ増加。8月は158万戸(下方修正)でした。
9月は予想し反し減少し、4月以来の低水準となりました。
宅建設業者も、資材や人手不足等サプライチェーン問題に悩まされ続けているようです。
また、先行指数となる9月の許可件数は前月比7.7%減の158.9万件と低下しています。
https://jp.reuters.com/article/usa-economy-housingstarts-idJPKBN2H91TE
これを受けBeazer Homes-2.6%となど、住宅建設会社の株価は下げました。
【FRBのウォラー理事の発言】
ウォラー理事は大学での講演で、米経済は新型コロナウイルス感染による最悪期を脱したと指摘。
労働力不足など供給上の問題は時間の経過とともに緩和され、インフレ拡大は一過性のものになるだろう。需給が物価上昇を抑制するように作用し、インフレ率は2%に回帰する。
FRBによる利上げは「まだしばらく先だ」と発言しました。
また、インフレ率が年内高止まりすれば2022年にはテーパリングだけではなく、より積極的な政策対応が正当化されるかもしれないとも発言。
ただ、高インフレが想定以上に長引く可能性がある一方、労働市場は引き続き改善しており、1970年代のようなスタグフレーションに陥る可能性は低いと強調しました。
【まとめ・感想】
また、米国の投資家は堅調な第3・四半期決算に期待を寄せているもようです。
ファクトセット社の調査によると、S&P500構成企業の利益成長率は、6月の23%から30%に上昇すると予想されています。
今週、航空会社が決算を発表します。これは、夏に急増したCOVID-19の影響がどの程度だったかを投資家が判断する材料の一つとなります。ユナイテット航空の決算速報はこちら
さて、振り返ってみると、
9月は一時過去最高値から5%近く下げたS&P500指数でしたが、
一ヵ月もしないうちに、最高値まであと0.5%以内の所まで復活しました。
投資をしていれば、これからもいろいろあるでしょうが、
長期投資家は長期的な視点を失わない事が大切だと思います。
私は今後もいつもどおり、VOOを通じて、
米国株式市場に投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
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テクノロジー、ヘルスケア株が指数を牽引。
S&P500は5日続けての上昇となり、
過去最高値まであと0.5%以内まで迫りました。
ダウ 35,457 +0.56%
ナスダック 15,129 +0.71%
S&P500 4,519 +0.74%
小型株のラッセル2000は+0.36%と上昇。
VXUS(米除く全世界株式)は+0.80%上昇しました.
米10年債利回りは1.645%。前日比+0.061%上昇。
VIX指数は15.70。-0.61と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 114.39
NY原油 82.48 +0.97%
NY金 1,770 +0.3%
原油価格が上昇。世界的なエネルギー需給逼迫への警戒感から数年ぶりの高値に迫りました。
原油先物は過去2カ月にわたり上昇。9月初めからWTIは約21%上昇しています。
【ビットコイン先物ETFが取引開始(BITO)】
ビットコインは64,093ドル。+2.5%上昇しています。
ビットコイン先物を追跡する最初のETF
「ProShares Bitcoin Strategy E(BITO)」は、取引初日に4.7%上昇しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
ヘルスケア +1.3%
公益 +1.3%
エネルギー +1.1%
金融 +1.0%
情報技術 +1.0%
通信 +0.8%
資本財 +0.6%
素材 +0.5%
不動産 +0.4%
生活必需品 +0.1%
一般消費財 -0.3%
11セクター中、一般消費財を除く10セクターが上昇。
ヘルスケア、公益、エネルギー、情報技術は1%以上上昇しました。
原油価格が上昇したことで、エネルギー株が上昇。エクソンモービルは1.5%上昇しています。
【スタイルボックス】
大型株、およびグロ-ス株が上昇。
小型バリュー株が伸び悩みました。
【個別株】
〇ジョンソン・エンド・ジョンソンは決算を発表。
2021年の売上高・EPS予想を再度上方修正し、2.3%上昇しました。
〇保険会社のトラベラーズは、アナリストの予測を上回る決算を発表し、1.6%上昇しました。
〇P&Gも決算を発表。売上高・EPSの見通しは据え置き。
ガイダンスの上方修正が期待されていた事や、商品・運賃コストの上昇に直面しているため、価格を引き上げると発表したことも受け、1.2%下落しました。
【9月の米住宅着工、1.6%減】
9月の米住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比1.6%減の155.5万戸
市場の予想は162万戸へ増加。8月は158万戸(下方修正)でした。
9月は予想し反し減少し、4月以来の低水準となりました。
宅建設業者も、資材や人手不足等サプライチェーン問題に悩まされ続けているようです。
また、先行指数となる9月の許可件数は前月比7.7%減の158.9万件と低下しています。
https://jp.reuters.com/article/usa-economy-housingstarts-idJPKBN2H91TE
これを受けBeazer Homes-2.6%となど、住宅建設会社の株価は下げました。
【FRBのウォラー理事の発言】
ウォラー理事は大学での講演で、米経済は新型コロナウイルス感染による最悪期を脱したと指摘。
労働力不足など供給上の問題は時間の経過とともに緩和され、インフレ拡大は一過性のものになるだろう。需給が物価上昇を抑制するように作用し、インフレ率は2%に回帰する。
FRBによる利上げは「まだしばらく先だ」と発言しました。
また、インフレ率が年内高止まりすれば2022年にはテーパリングだけではなく、より積極的な政策対応が正当化されるかもしれないとも発言。
ただ、高インフレが想定以上に長引く可能性がある一方、労働市場は引き続き改善しており、1970年代のようなスタグフレーションに陥る可能性は低いと強調しました。
【まとめ・感想】
米国の原油価格は年間で73%上昇しており、天然ガス価格は約80%上昇しています
世界的な景気回復により需要が高まり、世界的なエネルギー危機への懸念が高まっていることから、価格が急上昇しています。
また、米国の投資家は堅調な第3・四半期決算に期待を寄せているもようです。
ファクトセット社の調査によると、S&P500構成企業の利益成長率は、6月の23%から30%に上昇すると予想されています。
今週、航空会社が決算を発表します。これは、夏に急増したCOVID-19の影響がどの程度だったかを投資家が判断する材料の一つとなります。ユナイテット航空の決算速報はこちら
さて、振り返ってみると、
9月は一時過去最高値から5%近く下げたS&P500指数でしたが、
一ヵ月もしないうちに、最高値まであと0.5%以内の所まで復活しました。
投資をしていれば、これからもいろいろあるでしょうが、
長期投資家は長期的な視点を失わない事が大切だと思います。
私は今後もいつもどおり、VOOを通じて、
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いつもありがとうございます。
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